CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«北陸線の歴史資料調査 | Main | 小浜地区文化遺産調査の準備»
北陸線の歴史資料調査 その2 [2017年01月20日(Fri)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。

先週末は全国的に厳しい寒さとなり、大阪でも雪が降りました。この季節、文化財の現地調査を行う際に最も危惧しているのが現地の天候です。冬は草木が少なく、調査を行うには適してはいるのですが、地域によっては雪などで十分な調査ができない場合も。
来週、福井県小浜市での調査を予定していますが、天候が少し心配です。

さて、前回は北陸線の歴史資料調査について、金沢での資料調査の様子をご紹介しましたが、今回は大阪に戻ってからの作業の様子をご紹介します。

この度の調査で撮影した写真は約1500点。まずは、こちらのデータ整理を行います。
写真を一点一点確認し、ミスショット等で不要なデータを外していき、残ったデータを各事物ごとに分けて整理します。

次に現地で採取した資料調査調書のデータと写真データを使用してリストを作成します。現地では、限られた時間での作業でしたので、退色して判読できない文字などは空欄としていましたが、写真データを活用しできる限り空欄を埋めていきます。また同時に資料調査調書に記載ミスがないかも確認します。

調査リスト小.jpg



リスト化が完了した事物から順に資料調査調書の清書を行います。現地での記載事項をデジタルのフォーマットに転記し、写真データを貼り付けます。こちらの調書が最終的に保存されますので、慎重に確認しながら作業を行います。

調査纏め小.jpg


併せて調査全体の概略を記載した調査票を作成し、資料調査調書とともに保存します。

調書小.jpg

作業途中ですが左が調査票、右が資料調査調書です。調書は143点分作成します



このようにご紹介すると、スムーズな作業のようですが、実際は細かい確認をしながら行いますので、意外と時間がかかり、根気と集中力が必要な作業です。1月中には完了できるよう鋭意作業を進めています。
Posted by 交通文化振興財団事務局 at 09:26 | 文化遺産調査 | この記事のURL