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旧別府鉄道の保存車両(その1) [2019年02月01日(Fri)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。

2019年も1月が終わり早や2月にはいりました。今週末は節分ですね。

さて、1月20日に、兵庫県加古川市の別府港と国鉄高砂線(廃線)の野口駅、山陽本線の土山駅を結んでいた別府鉄道の保存車両の調査・視察を実施しました。今回の調査は加古川市の円長寺ポケットパークに保存されているキハ2号機が主対象でしたが、併せて播磨町郷土資料館に保存されている別府鉄道のディーゼル機関車と客車の視察も行いました。
午前中は、JR土山駅から播磨町郷土資料館へ向かいました。郷土資料館の学芸員の方にご案内頂き、館内の展示と、屋外に展示されているディーゼル機関車と客車を視察しました。こちらの資料館に保存されている車両は、別府鉄道のDC302ディーゼル機関車とハフ5客車。DC302は1953年に製造の川崎車輛製の機関車で、1966年に倉敷市交通局から別府鉄道に譲渡されています。ハフ5は、元々は1930年に日本車輌で製造されたガソリンカーで、神中鉄道に納入された車両です。後に客車として使用され、三岐鉄道へと移ったのち、1959年に別府鉄道が購入しハフ5となりました。両車両とも屋外ではありますが、屋根の下で保存展示されており、保存状況は良好でした。また、館内展示では別府鉄道で使用されていた用具類や車両銘板類などの資料や、別府鉄道に関する解説パネルが展示されており、屋外展示の車両とともに別府鉄道の歴史を今に伝えていました。

別府調査2.jpg
DC302ディーゼル機関車(左)とハフ5客車(右)


別府調査6.jpg
機関車の運転席


別府調査4.jpg
ハフ5客車

別府調査.jpg
客車内 懐かしい雰囲気の車内です

郷土館の前にはJR土山駅付近から続く遊歩道「であいのみち」があり、こちらは別府鉄道土山線の線路跡を利用して整備された遊歩道。かつてこの道の上を鉄道が走っていたかと思うと感慨深いものです。
別府調査5.jpg


午後からは、加古川市の円長寺ポケットパークへと移動し、今回の主目的であるキハ2号の調査。その様子は次回にご紹介します。
Posted by 交通文化振興財団事務局 at 16:43 | 文化遺産調査 | この記事のURL