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第4回 ことこと村づくり学校2009 [2009年10月02日(Fri)]


 小学生の夏休みも終わりに近づいた8月29日、
セミの声の響き渡るくわどりで、
第4回ことこと村づくり学校が開催されました!

今回は参加者に加え、
当団体のインターンシップ生として研修中の学生たちも参加し、
さらに大勢での開催になりました。

まずは、いつもどおりに本日の作業内容を全体で確認し、
作業分担をしてから作業にかかります。
すると、それぞれの分担場所に移ってからも、
あちこちで何やら話しこんでいる様子。。。
新しい作業を始めるにあたっての段取りのようです。
何ができるのでしょうか。



さて、ここで今回の作業の確認です。
前回までの引き続きの作業として
・ガスの囲い(下見板を取り付ける)
・掛下見(蝶番を付ける、押さえ縁を調節する)
・外壁(塗料を塗る)
・玄関ポーチ(下見板を取り付ける)

があります。

みなさん分担した場所で、
じっくり作業に向かい合っていました。
第1回目から同じ場所についている参加者もいます。
ひとつのことを着実に終わりまでこなす。
そして何度もやってみる。
これが上達への近道なんですね。
皆さん、だんだんと職人の顔つきに近づいてきました。


さらに、今回は新しい作業として、
・玄関上の屋根材張り
・火棚(ひだか)づくり

が加わりました。

・玄関上の屋根材張り
参加者の方が材料を買ってきました!
アスファルトを使わず、
ガルバリウムという丈夫な素材に
天然の小石を敷き詰めた、
エコロジーで見た目も素敵な屋根材です。

この材料を、玄関の上の部分に張ります。
まず材料を寸法に合わせて切り出します。
その後、糸を引き、まっすぐになるよう、
材料を合わせてビスで留めていきます。
最後一列を残して、
完成は次回のことことへ持ち越しになりました。



・火棚(ひだか)づくり
火棚とは、囲炉裏の上にぶら下げる棚で、
昔はこの上でぬれたワラ細工を乾かしたり、
味噌玉(煮た大豆をつぶしたもので、
味噌を樽で発酵させる前の状態)を
いぶしたりするのに使いました。
火棚自身も、長い間囲炉裏の煙に燻されると、
だんだん炭のような色に変わり、
いい風情を醸し出してくれます。
今回からこれを、作っていきます。

下の図はその、火棚の設計図です。
ことこと常連の参加者の方が作ってきたものです。
デザインして、計算して、
この日のために考えてきたものです。
材料を丁寧に鉋がけして、
ノミでほぞを作っていきます。
作業する表情も、真剣そのもの!
次回以降もこの作業の続きが行われます。



これらの作業は、
いずれも参加者の方々が、
講師のアドバイスを受けながら
主体的に進めています。
そういった中で、講師が直接教えるだけでなく、
参加者の間で相談しあったり、
道具の扱いに慣れた参加者が、
初めての参加者にアドバイスしながら
一緒に作業する場面も見られました。

今回の作業中も、
「雪が降ったら屋根はどうなるか」
「十手金具が必要だ」など、
雪を意識した声が多く聞かれました。
これから秋だというのに、
もう冬の話!?と驚きましたが、そこは雪国。
いかに冬を快適に過ごせるかは、
これからの備えにかかっているんですね。

次のことことでは、秋の風も吹き始めていることでしょう。
作業するにも、心地よい季節になります。
そんな新しい季節を楽しみに、次回も「ことこと」しましょう!

Posted by かみえちご at 18:53 | 成果物 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第2回 ことこと村づくり学校2009 [2009年07月04日(Sat)]


天気予報は晴れ…のはずが、朝から小雨が降ってしまいました。
ちょっとお天気を心配しつつ、ことこと村づくり学校第二回目開催です!
今回は、講師2名に参加者11名が集いました。

まず、今回の作業内容の確認をして、各作業の担当者を決めました。
その内容も、盛りだくさん!

前回からの引き続きの作業として
・かけ下見(縁の下のカバー)作り
・縁台作り

今回新しく行った作業として
・カウンター塗装
・ガスボンベの囲いづくり
・水車小屋の掃除、修繕

などがありました。

こうした作業の間、講師の方により体験講座が開かれました。
「コテ」と「コテ板」を使って、壁塗り体験!
セメントを使った事ならまだしも、壁を塗ったことのある方、、、そう多くいないのではないでしょうか。
今回は、講師の計らいで、左官の技術を習う、貴重な機会を得ることができました。

壁材を「コテ板」の上にのせ、「コテ」でひっくり返しながら混ぜます。
そして口の字を書くように、塗りたい壁の隅から埋めていきます。

講師の方のお手本を見て、いざ実践!
私も、参加者の方に混じって少しだけ体験させてもらいました。
しかし、簡単そうに見えて、これがなかなかうまくいきません…。
何が難しいかというと、まず、「コテ」に壁材が乗らない。なんとかコテに乗せても、壁材が壁に付かない。いろいろこねくり回すうちに、壁材を床に落とす。
これは体験だからいいものの、もしも自分が左官屋さんで、これを床や畳の上でやっていたら、とても商売にはなりません…。

それに比べて、講師の技といったら!
私たちの使っている道具や材料と、同じものを使っているとは思えません。
そのくらいに、動きにリズムがあり、あっという間に塗り終わってしまいます。そして、仕事も美しい。

講師の方のお話を聞くと、左官になりたての頃、親方さんの下で5年間も丁稚奉公をしたそうです。
技術は長い時間と、大変な思いをして、体に染み付けます。
だから、昔の職人さんは技術を盗まれないよう、人の前では仕事をやめるほどだそうです。

「大工に角なし、左官に平らなし」ということばを教えてもらい、改めて、技術を身につける難しさを感じました。それでも、こうして四苦八苦して一面塗り終われば、自然と笑みがこぼれます。



もう一つ、大きな仕事は前回に引き続き外壁の修繕です。
今回は、「押さえ縁」の作成・取り付けを中心に行いました。
「押さえ縁」とは、下見板を固定するために垂直に立てる材料のことです。

まず、横に並んだ「下見板」の幅に合わせて印をつけた場所に鋸で木目に対して垂直に切り込みを入れ、ノミとゲンノウでおさまる形にかき込んでいきます。
できたものから、釘を使って打ち付けます。



次回は、これらの材料を使って縁の下のふたになる「かけ下見」を作る予定です。



いよいよ夏に入ります。
だんだんと外は暑くなってきますが、茅葺きの家の中には風がふきこみます。
日本の家屋は、夏、過ごしやすくできているそうです。
白川邸でこの夏快適に過ごせるように、次回もがんばりましょう!
Posted by かみえちご at 19:03 | 成果物 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
ことこと村づくり学校 [2008年06月05日(Thu)]

ことこと村づくり学校の会場となるのは、

桑取谷(くわどりだに)の終点「横畑(よこばたけ)地区」にある古民家「白川邸」
参加者の方々は、古い家の造りと間取りに興味津々なご様子です。



第一回目の今回は、
地元の大工さん・左官職人さんお二人に道具の名称と使い方の説明を、主に教わりました。


一通り道具の説明を受けた後、

露天風呂組み立て班と、

冬囲い用材整備班に分かれ作業を開始。




目前に田んぼ、背景に生い茂る木々が見渡せる絶好の場所に設置されていく薪風呂。

「早く入りたいな〜」と楽しみに作業が進んでいきました。






冬囲い用材を整備するときには、電気カンナの体験もできました。

まずは持ち方から教わり、今後使われる板の表面を削って、つるつるに仕上げていきました。






大工さん直々に、大工道具のひとつ「のみ」の研ぎ方を

じっくり教わった参加者もいました。






 
一日の作業の後、薪露天風呂で汗を流し、

「ゆったりの家」で囲炉裏を囲んで、地元の山菜料理やお酒、

おしゃべりを楽しみ交流を深めました。






Posted by かみえちご at 20:05 | 成果物 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)