第3回 ことこと村づくり学校2010(7月10日実施) [2010年07月22日(Thu)]
暑さも増してきた7月。
梅雨の合間の晴天を狙ったかのように開催された第3回ことこと村づくり学校。 今回は東京工業大学から大勢の参加者が訪れ、古民家改修に携わってくれました。 その様子を報告します。 今回のことこと村づくり学校に訪れた東京工業大学の一同。 みなさんゼミのため新潟県に来ていましたが、ことこと村づくり学校の事を知り、東京へ帰る前にここ桑取谷へ寄ってくださったそうです。 それでは、新しい参加者を交えての毎回恒例のことこと村づくり計画! 今回の作業は ・南側壁下見板 ・焼き杉 ・草刈り に決まりました。 ベテランはずっと関わっている作業を、東工大の学生さんは興味のある作業をと、それぞれ分かれました。 ■東工大の学生さんには、今日改修する古民家の概要についても、地元講師からのレクチャーがありました。 ただ改修するだけでなく、桑取谷の古民家の歴史、住む人の思いを聞いた上で改修に携わってもらう事で、改修技術以外の広い視点で白川邸を見てもらえたのではないでしょうか。 ■下見板張り(写真左)は大変な作業ですが、大勢で取り掛かって、半分以上を張ることができました!次回には全面張り終わる事ができるのでは!? ■今年度の第一回から行っていた、屋根の隙間塞ぎ(写真右)も、きれいに完成しました!見えない所にもこんな丁寧な仕事をしてもらえるとは…。 白川邸が参加者の方々に愛されている事が分かります。 ■そして毎回、作業後に実施している参加者交流会ですが、 今日は参加者の方が生きたアイガモを連れてきてくれました! 噂を聞きつけた棚田学校(http://kamiechigo.blog58.fc2.com/)の参加者さんもかけつけ、5羽の命に感謝し、ありがたく、おいしく頂きました(写真下)。 大工仕事だけでなく、鳥もさばける地元講師に、アイガモの解体を教えてもらう参加者も。(写真中) 古民家改修を通して、大工以外の技も教わり、人と人が繋がる場もできる。 それが白川邸を舞台にしたことこと村づくり学校の真髄であり、醍醐味です。 ■あくる朝早く、玄関前でかまどを取り囲む一団。 ぬか釜と呼ばれる、米ぬかで炊く昔ながらの全自動炊飯器です! これでみなさん朝ごはんを頂きました。 ■最後に、白川邸の屋号(家についているあだ名)が、今年度初公開! 屋号の刻まれた石像の周りを草刈りして、 「平左衛門」という看板がお目見え! 我らが白川邸、またの名を「へいざえもん」を、今年度もよろしくお願い致します! 以上、きゃしーがレポート致しました! |