最終回 ことこと村づくり学校 [2009年03月26日(Thu)]
「ことこと村づくり学校」もいよいよ、今年度の最終回を迎えました。 いざ迎えてみると、あっという間の一年間だったように思えます。 さて、今回の作業は、羽目板外しと庭木の植栽などの外作業を行ないました。 今回は常連さんに、インターン生の男性1人を新しく加えたメンバーでの作業でした。 今日は生憎の雨だったので、作業中に手を滑らせて板を足に落としたり、 足を滑らせて転んだりしないよう慎重な作業が求められました。 最近暖かくなり、春の兆しも見えてきましたが、 まだまだ雨も冷たく、風邪をひかないよう休憩を入れながら作業を行いました。 ↑羽目板を外す作業 長い羽目板を外す作業は見た目よりも大変なものです。 声を掛け合い、互いに手助けし合いながら1枚1枚外していきました。 羽目板の作業が終ると、今度は白川邸の敷地内に 梅の木とナナカマドを植栽しました。 ↑ナナカマド植栽 梅はまだ50センチ位の背丈しかなく、 ナナカマドもまだ冬芽の状態でしたが、 時期が来ればすばらしい庭木となることでしょう。 ナナカマドは紅葉が美しいですし、梅も花と実が楽しみです。 まだまだ、白川邸の敷地内には植栽を考えているので、 四季を感じさせる良い景観が作り出せるかと思います。 白川邸の将来が楽しみです。 午後は、講師さんのご提案とお宅に掛け合って下さったお陰もあり、 2軒の古民家を巡る「古民家見学ツアー」を行ないました。 1件目のお宅は、最初に目に飛び込んできたものは、 ・・・です。 左は「龍」、右は「愛」と彫られています。 「愛」は、今話題の大河ドラマである「直江兼続」にちなんで彫ったそうです。 もはや、趣味の範囲では済まされない位の芸術品で、本当に感動しました! この他にも、まだまだたくさん木彫りの作品がありました。 (写真で載せきれないのが残念です。) どれもこれも丁寧なつくりで、ずっと見ていても飽きませんでした。 もう1件目は高台にある、窓から見える棚田の景色が素晴らしいお宅でした。 家にも個人差があるので当然なのですが、白川邸とはまた違った造りで、 建材などもやはり、多少は違うように感じました。 今年度最後の交流会は、かみえちごスタッフで腕を揮いました。 おでん、囲炉裏で焼くイカの丸焼き、 キャベツのお浸しと塩揉み・・・が主なメニューで、 他にも参加者さんが持ち寄って下さったイサキを囲炉裏で焼いたり、 初物の山菜を天ぷらで食べたりなど、今回もごちそうが並びました。 そして、今回のメインは↓ 特製カキ飯です! カキの風味とゴボウの香りが食欲をそそり、 参加者さんも大喜びで食べて下さいました。 ことことも気付けば8回(臨時を入れれば10回)になり、 講師の方、ことことの常連さん、今年度初めて加わった参加者さん、 そしてかみえちごスタッフの交流もかなり深いものとなりました。 振り返れば、思い浮かぶのはことことの作業よりも交流会ですね。 みんなで囲炉裏を囲み、美味しいものを食べ、お酒を酌み交わし、語り合う・・・。 そんな光景が印象深く頭に残っています。 ことことに参加してくださった参加者の皆様、講師の方々、お疲れまでした!! また来年度も是非、よろしくお願いいたします。 新たな参加者さんも随時募集しておりますので、 一緒に、ことこと古民家を改修しましょう!! |