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第8回ことこと村づくり学校2011(2/11) [2012年05月07日(Mon)]

今年の冬は桑取谷でも奥の集落では積雪が3mを超え、ここ10年程の中では一番の降雪量なのではないか、と当団体でも各施設の除雪、除雪でてんやわんやでした。
そんな中、2月11日に実施した第8回ことこと村づくり学校についてレポートします。
第8回の作業内容は「雪掘り」。今年は特に、参加者さん自身のご自宅の雪掘りも忙しいであろう時期にも関わらず、4名の参加者さんが集まってくださいました。ありがとうございました!

120211_1.JPG
小勢での作業でしたので、複数個所に分かれることはせず、皆で一斉にまずは母屋正面の雪掘りをしました。
と申しますか、あまりもの雪の多さに、一日かけて正面しか作業が終わりませんでした。
屋根の端の高さよりも、地面の積雪の方が明らかに高いのです!
玄関口までは冬に入ってから何度か除雪機で掘り、小さな道ができていましたので、その道(というより、溝と言った方がいいかもしれません)と、東屋の建っている池に掘った雪を捨て、なんとか母屋の屋根の端が見えるまでに掘り下げました。

120211_2.JPG
最初はまだ水面が見えていた池(写真下左)も、母屋の屋根雪を捨てるうちにすっかり埋まってしまいました(写真下右)。東屋の屋根下の間際まで雪がぎっしり詰まっています。
上の冬前の写真と見比べてみると、捨てた雪の多さがよく分かります!

120211_3.JPG
母屋の屋根の雪下ろしの際は、屋根上で、2名程が雪をどんどん落し(写真左)、
屋根下チームが玄関前の道や池の方へ、屋根上チームが落とした雪を捨てます(写真右)。
昨年も思ったことなのですが、雪掘りにこそ、チームプレイが大切なのですね!

120211 第8回ことこと 012(圧縮).JPG
屋根の雪を掘るうちに、気づけば白川邸の玄関口が埋まっている!という状況にも何度か陥りました。
元々雪が拭き込んだり、雪崩込んだりして玄関口にかなり雪が入ってしまっていたのですが、これでは中に入れない!ということで、玄関口に限っては雪を「堀り上げる」という作業も…。皆様、腰痛にはお気をつけ下さい。

120211_4.JPG
母屋正面にある水車小屋も、今年の豪雪で写真のとおりの有様です。
水車小屋は屋根下が高いので気を抜いていたのですが、とうとう埋まってきてしまいました。
こちらは今回のことこと村づくり学校では間に合いませんでしたので、当団体で腕を振るって掘りたいと思います!

作業の合間の昼食と、作業後の恒例の「囲炉裏端交流会」では、地元講師の方が料理を用意して下さいました!ありがとうございました。
皆で一日同じ釜の飯を食べ、同じ活動をしました。学校は学校でも、合宿?のような雰囲気でした。(もちろん会場はいつもと同じですが。)
世間では豪雪、災害と騒がれていますが、雪をみるとどうもワクワクしてしまうのは、こういった場の力も影響しているのかもしれません。

きゃしー
Posted by かみえちご at 02:27 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第7回ことこと村づくり学校2011(11/12) [2011年12月11日(Sun)]

曇り空ながらも、時折秋の日差しが見られる絶好の作業日和となった第7回ことこと村づくり学校。
いつもは桑取谷横畑地区内にある古民家「白川邸」に集合していますが、今回は上越市中ノ俣地区にある、廃校を利用した環境学習施設「上越市地球環境学校」を集合場所にし、そこから中ノ俣牧場へ向かいます。

中ノ俣牧場のススキを、地元講師の紹介で特別に刈り取らせて頂けることになりましたので、毎年恒例のかやぶきのための「茅刈り」をここで実施しました。
いつものようにKY活動を実施して、作業は2時間程で終了。軽トラ2台分の茅を集めることができました。その後、講師より牧場を一望できる高台へ案内して頂きました。ちょうど雲間から漏れた日差しが牧場にあたり、ススキが白くきらきらと輝いている、という幻想的な光景を見る事ができました!


牧場を後にして、今度は同じく中ノ俣地区にある棚田「角間」へ移動しました。
茅を乾燥させるために、今年稲を干していたハサに、今回刈り取った茅を縛りつけます(写真上左端)。
縛り方も参加者の皆さんで知恵を出し合いながら、簡単でしっかり縛れる方法を試みました(写真上中)。
その後、中ノ俣地区に移住を計画していることこと参加者さんの新居の建設予定地を見学させて頂きました(写真下段)。
「ことことで学んだ技術をもとに、自分で建てたい!」という心意気に皆さん感心していました。来年のことことはここでやるか!?という意見も?!


白川邸で少し遅い昼食を済ませ、午後からは白川邸の作業へ移ります。
午後からの作業は
●白川邸土間の石設置
●月見東屋グシ仕上げ
●冬支度
●ガスボンベ屋根設置
の4チームに分かれます。

●白川邸土間の石設置
 現在の白川邸は、今年作業予定分の内装があらかた終わり、土間の工事へ移行してきています。この土間も今年中に一面打ち直すということで、土間の縁に石材を並べる作業を行いました。
 四角い石を並べて、その隙間にコンクリートを入れ(写真下左)、水で濡らした刷毛で表面をなめらかに整えていきます(写真下右)。


●ガスボンベ屋根設置
●月見東屋化粧棟木仕上げ
●冬支度
前回より引き続き、ガスボンベ屋根の設置も行ないます。こちらは午前中から別作業で始めてもらっていました。午後からはトタンを張り完成です。
また、同じく前回に引き続き化粧棟木の最終仕上げも行ないました(写真上右端)。
もう1グループは、白川邸の冬支度を行ないます。11月半ばとはいえ、例年ならいつ雪が降り始めてもおかしくない時期です。ことことの今年最後の会ということもあり、囲い板の設置(写真下左)、野天風呂の片付け(写真下右)など、あらかたの冬支度を済ませました。


本日の作業が終了した後は、恒例の囲炉裏端交流会。ですが、今回は白川邸のお披露目会もかねて、かみえちごの理事の皆さんにも声がけをして、盛大な会となりました。白川邸で飲み交わしながら、みんなで白川邸をどんな事に活用していけるか考え、ことこと参加者さん達はこれまで手塩にかけてきた白川邸についてひとりずつ思いを語って頂きました。


「ことこと村づくり学校」は今年も地元の講師と、参加者さんとの両方の手で作り上げて頂き「大工仕事を学ぶ事を通じて、地域の文化に触れ、地元の方と参加者同士が交流する場」として実現することができました。大変感謝申し上げます。
12月には参加者さん主体の「忘年会」の計画もありますが、今年の「ことこと村づくり学校」としての会は今回でひとまず終了となります。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。皆さん、よいお年を!
Posted by かみえちご at 10:09 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第6回ことこと村づくり学校2011(10/8) [2011年12月11日(Sun)]

10月8日に第6回ことこと村づくり学校が開催されました。遅くなりましたが、当日の様子についてレポートします。

この日も全員が揃ってから作業内容について話し合う「ことこと計画」からスタートし、作業内容と分担を以下のように決めました。
●池周り花壇造作
●月見東屋化粧棟木仕上げ
●白川邸内装/塗装
●ガスボンベ屋根設置
●作業小屋解体
今年度の実施も残すところ2回のみということで冬に向けての小屋解体や、ガスボンベ屋根設置・池周り花壇造作などの作業を新たに始めました。

●池周り花壇作成
これまで、池の母屋側には花壇がありましたが、
「せっかく東屋も建つことだし、池の周りに山野草を植えて、ふちのコンクリートが見えないようにしたらかっこいいのでは!」ということで、池の周りに花壇を作ることになりました。

まず、これまで花壇がなかった2面について、左官屋さんの地元講師に習って花壇を作りました。
花壇にしたいところに、地元講師に木枠を付けて頂き(写真左上)、木枠に沿ってコンクリートを流し(写真左下)、そこに川原で拾ってきた石をのせ、石と木枠の隙間がコンクリートできれいにうまるように、水をつけた刷毛できれいに仕上げます。
ある程度コンクリートが乾いたところで土を敷いて、花壇が完成しました!(写真右)


そして、母屋側にすでにある花壇ですが、雑草を取り除き新たに土を敷き直しました。
こうして池の周り3面の花壇が完成したところで、斑入りのササなどを植える記念植樹を行いました(写真下段)。今年皆で取り掛かった東屋を一層引き立ててくれるものになる事でしょう。


●白川邸内装/塗装
白川邸内装の方も着々と進んでいます。
今回は玄関上の小部屋へ続く階段室の壁目地塗りと、床板のオイル仕上げを実施しました。

階段室では、壁に下地となる材を打ちつけた後(写真上左端)、石膏ボードを張り、その石膏ボードと柱・梁の隙間を埋めるための目地塗りをしました。
目地塗りの方法としては、コークボンドを隙間に少し多いくらい注入し、多い分を指できれいに拭き取り表面を整えるのですが、これがなかなかコツがいる作業。参加者さんも真剣なまなざしで作業してくださいました(写真上中)。
これと同時並行で、石膏ボードをとめるためにネジを打ち込んだところに開いた穴を、パテで埋める作業もしました。(このボードの上に直接塗料を塗って仕上げとなるので、ビス穴の凹みがきれいに埋まっていないと仕上がりに影響するのです。)
こちらの壁の作業が終了したら、次は床材のオイル仕上げです(写真下)。
今回は「OSMO(オスモ)」というオイル(植物由来の塗料で、赤ちゃんの玩具などにも使われるそうです!)を使います。まわりの柱などと同じ色(エボニー)に仕上げました。


■ガスボンベ屋根
上記作業に加えて、今回は白川邸脇のガスボンベ小屋の屋根設置も行ないます。
屋根からの雨だれが、ガスボンベ小屋天井のコンクリートではねて、すぐ後ろの下見板が塗れてしまうのを防ぐためです。
今回は下地を組む程度で終了。続きは次回へ持ち越しです。


●小屋解体
●化粧棟木仕上げ
また、ずっとかやぶき作業の際の折り茅や、部材加工で使っていた仮設小屋も、雪の降る前に撤去しなければ雪で壊れてしまいます。そのため今回で取り外す事になりました。
月見東屋の屋根の一番てっぺんにのせる「化粧棟木」も、本日組み立てられました!月見東屋の茅屋根もあとは刈り込みを残すのみ。東屋の完成ももう間近!?


これらの作業を同時並行で実施し、今回もことこと村づくり学校は無事終了です。
毎回これだけの作業を同時に実施し、ひとつひとつ片付けていくことこと参加者さん達の作業の早さには感心させられます。
作業後は毎度恒例の「放課後囲炉裏端交流会」が実施されました。こちらも毎回参加者さん主体で実施して頂いています!
「白川邸」と「ことこと村づくり学校」は、ことこと参加者さん達に支えられているなぁと、改めて実感しました。
Posted by かみえちご at 09:20 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
第5回ことこと村づくり学校2011 [2011年11月14日(Mon)]

前回のことこと村づくり学校から、今回は少し間隔が短く2週間後の開催となります。
今年度第5回目を迎えることこと村づくり学校が9月10日に開催されました。
前回、放課後囲炉裏端交流会にきてくれたインターンシップの学生が朝から参加し、またまた大賑わいの会となりました。

参加者さんが集まったところで、挨拶と前回までで終了した作業も確認しながらの「ことこと計画」。
今回は、
●左官組(北側犬走り基礎仕上げ)
● 屋根組(地棟木乗せ→締め)
● 内装組(柱、壁の煤落し、天井塗装)
● 大工組(東屋くさび打ち、屋根の地棟木作り、厨房の階段付け)

以上の4組に分かれて、それぞれの箇所の作業を並行して行ないました(今回も、もちろん全箇所にひとりずつ講師がつきます!)。
その様子をレポートします。


● 左官組
左官組は、前回に引き続き北側壁周辺の仕上げを行ないました。今回は、前回使用しなかった「ささら」という道具(写真上段左)を使っての本格的な仕事に挑戦!板の上に乗せた生コンを、ささらを使って壁に叩きつけてゆきます(写真上段右)。これがなかなか難しい。
力(というより、勢いでしょうか?)が弱すぎるとくっつかずにベトッと落ちてしまいますし、そうやって何度も同じ場所にやればやるほど、コンクリートが壁にくっつきにくくなってきます…。
それでも、地元講師の指導のおかげで犬走りの壁仕上げが無事完了しました!(写真下)


● 内装組
 今回内装作業に取り組んだのは、ことこと参加者に加えて、桑取谷へインターンシップに来ている大学生8名です。梁や柱に塗装をするために、まず今回は屋根裏の煤落しから丹念に行ないました。(写真上段)
煤落としがある程度済んだら、ブラウン系のオイルを保護とつや出しのため梁や柱に塗ります。(写真下段)
200年分のホコリが舞う中作業されていたのが写真でも分かります…。みなさん、お疲れ様でした!


● 屋根組
前回参加者の作った三角の部材は、茅葺き屋根の「グシ」と呼ばれるてっぺんの部分の両端にそれぞれ取り付けられました。(写真上段左)この後、この上に地棟木が乗り、さらに化粧棟木が乗れば屋根は完成!です。
このグシの部材取り付けに加え、作業中の足場となる木材の取り付けも行ないうのですが、まずこの材を取り付けるために行なうために「ビシブキ」をします。「ビシブキ」とは、2人1組になって、茅の上に取り付けた材と茅の隙間がなくなるようにエッサ、ヨイサなどという特有の掛け声に合わせて踏みしめていく作業です(写真下段)。
 この掛け声は、皆さん師匠から教わったものなので、職人さんそれぞれで唄の歌詞などが違うそうです。
この作業を体験した学生からは、「昔の作業の様子を垣間見れて楽しかった」という感想を頂きました。一昔前は、大抵の仕事には決まった掛け声や作業歌などがありました(この「ことこと村づくり学校」の放課後囲炉裏端交流会でも、地元講師よりたびたび披露されます!)。技術と共に、そのような作業にまつわる文化も体感できるのもことこと村づくり学校の特徴です。


●大工組
こちらの主な作業は以下の3つです。ベテラン参加者が中心となって作業を進行させ、@とAは今回で無事完成しました!

@厨房のぼり口の階段設置(写真上段)
 厨房が茶の間などよりもかなり低い位置にあり、これまで上り口にステップを置いていましたが、晴れて階段を設置できることとなりました!
 上のひっかかる部分を加工したら、全体を塗装して完成です。

A東屋柱のホゾ穴の隙間埋め(くさび打ち)(写真下左)

B東屋屋根用化粧棟木作り(写真下右)
 屋根の化粧棟木は、一本ものの材を船形に切り出して作ることもあるようですが、今回は簡易版の角材や平材を組み合わせた化粧棟木の作り方を地元講師より教わりました。


東屋の茅ぶき屋根も、あとは棟木をのせるだけとなり、大工さんにバトンタッチとなりました。それに加え、茅の端を切りそろえれば完成です。
これまでに、ほんとうにたくさんの方たちが関ってきて、改修が進められてきた白川邸。今年度も残すところあと2回程度の開催となりますが、東屋を筆頭に新生・白川邸を皆さんにお披露目できる日もそう遠くはない…はずです!
Posted by かみえちご at 12:33 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第4回ことこと村づくり学校2011 [2011年11月14日(Mon)]

更新がしばらく滞っており申し訳ありませんでした。
8月27日に実施した第四回ことこと村づくり学校2011について、レポートします。
この回は今年度に入り力を入れて実施している東屋の屋根作業、母屋の外回りの左官、内装作業などを実施しました。

今回は先生が内装屋さん1人、左官屋さん2人、大工さん1人、屋根屋さん3人の合計7名もいらっしゃいました!
それに12名の参加者があり、総勢20名程度での賑やかな現場となりました。
まずは全員揃っての「ことこと計画」。
今日の作業は
● 左官(母屋外回り)
● 母屋南側外壁の犬走り
● 東屋屋根作業
● 内装作業
●西側ウッドデッキの修理
の4つを行なうことになりました。先生が多いので作業もどんどん進みます!

● まずは、左官作業です。
コンクリートミキサーと呼ばれる機械セメント、砂利、砂をそれぞれ1:3:1の混合比で混ぜ、水を加えてコンクリートを作ります。
それをとても薄い包丁のようなコテできれいに塗り、コンクリートで母屋北側の外回りを仕上げました(写真下段左)。
また、北側の壁の一部にコンクリートを投げて付着させ、岩のような質感を出す作業も行ないました(写真下段右)。プロの左官作業では、“ささら”という竹道具を使いますが、技術がいりますので今回は手で仕上げています。


● 作業の合間に、南側壁の犬走りをふさぐ作業を行いました。
トタンを挟むことによって水はけもよくします。(写真下段)
昨年から継続して行なっていた南側壁、ようやく完了です!



● 続いて、今年から始まった東屋の屋根作業。
屋根用に、△の部材を2つ作りました。(写真上段)さて、これは屋根のどの部分につく部材なのでしょうか…?次回以降の作業をこうご期待です。
茅葺きの作業に加え、茅ふきに欠かせない「折茅(おりかや)」の作業も、講師が2人いるので同時並行で行ないます。(写真下段)
普通の大きい民家なら、茅を長いまま使う部分がほとんどなので、この折茅の作業はさほどありませんが、今回の東屋は普通の民家に比べてとっても小さいので、全ての茅を折って短くしてから使います。
どんどん茅ぶきも進むので、この折茅作業もどんどん必要になってきます。


● 一方で、屋根の上では、茅がどんどんふかれていきます。
茅屋根の修繕はあっても、一から作るというのはなかなか経験できるものではありません!
参加者のみなさんも、熱心に講師から作業を習っていました(写真上段)
ある程度茅ふかれてくると必要になってくる作業が「ハリトリ」です。(写真下段)
「ハリトリ」では、屋根の上に乗って作業をする人(職人さん)と、屋根裏に入って内側で作業する人の2名が必要です。この作業では、「カナバリ」という大きな針(写真下段右端)を使って、縄を屋根の上と下とでやりとりし、茅を屋根に縫い付けていきます。そのくくりつける柱ギリギリのところにカナバリを通してもらわないといけないので、2回目に針を通すときは、「あと南に5cm」など、内側の助手が屋根の上でカナバリを刺してくる職人さんに上手に伝えなければならず、両者の息を合わせることが重要なポイントになる作業です。
どちらかが雑だったり、上手くいかないことにお互いイライラすると、「うまくねぇ(いい仕事ができない)」ので、お互いに気持ちよく声を掛け合ってやることで、いい仕事ができるそうです。


● その他、母屋の内装やウッドデッキの修繕も行ないます。
内装も着々と進んでいます。壁に張ったボードの隙間や、ねじ穴を目地材で埋める作業は、2階は大方終わり、1階の作業へ移ることができました。(写真上段)
そして、この春からずっと手がつけられないでいたウッドデッキの脚の雪折れを修理する事ができました。次回からこのデッキ部分も作業の合間のお昼寝などに活躍すること間違いなしです。
Posted by かみえちご at 12:25 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
第3回ことこと村づくり学校2011(7/9実施) [2011年08月17日(Wed)]

7月9日に本年度第3回目となることこと村づくり学校が開催されました。
いつもはことこと(のんびり、ゆっくり)と学びながら作業してることこと村づくり学校ですが、この日はいつもとは打って変わって、どこも急ピッチで作業が進められています。
前回のブログでもお伝えしましたが、この日は夕方から「池の上の東屋」の上棟式が控えているのです!
そんな慌しい一日を、レポートします。

この日は上棟式、ということで、ことこと計画にも力がこもります!
今回は、大工組(東屋加工)と内装組に別れ、
大工組は午前に材の加工、午後に組み立て、
内装組は午前に梁や柱の煤落し、午後に竹切りをすることになりました。
作業内容が決まったら、KY(危険予知活動)です。
今回は、どちらの組も屋外作業があるということで、安全目標は「水分補給!」みなさん、安全第一でお願い致します!

棟上のためには、夕方までに梁を上げ、屋根の下組みまで完成させなくてはなりません。


そのために、どこも慌しく作業、作業、作業…。
大工組は材の加工(写真上)から、屋根の下組みにする丸太の加工(写真中)、梁の地組み(写真下)などなど…。朝から夕方まで、屋外での作業が続きました。


その一方で、前回に引き続き内装作業も同時進行。梁や柱の煤落しです。(写真のオーブのように見えるものは、みんな煤やホコリです!)(写真左上)
この作業が一段落すると、午後からは内装組は車で20分程のところにある岩殿山の竹林へ。(写真左下)
ここは、なんと謙信公のお墓がある(らしい)!ということで有名なお寺です(写真右上)。住職の方に許可を頂いて、ここで屋根の下組みにするのための竹をたくさん頂いてきました。(写真右下)


夕方になってくると、みなさん作業もないのにソワソワ…。待ちに待った上棟式です。東屋の四隅を御神酒で清めて、(写真右上)、講師のご尽力で、お供え物やふるまい用のするめ、昆布などの用意も万端です。(ありがとうございました!)(写真左上)御神酒用のコップに使ったのはこの日内装組が採取してきた竹です!ちょっとした心遣いが、なんとも粋です(写真左下)。
さて、こうして始まった上棟式ですが、この上棟式、昔はどの地域でも新しく家が建つ度に行なわれていた行事でした。最近ではあまり見かけなくなりましたが、この「昔ながらの上棟式」を再現しようと、屋根に神棚を組んで祝詞をあげるところから行ないます。
その昔ながらの上棟式を見ようと、たくさんの人が集まって下さいました(写真右下)。


一通りの神事が済み(写真左上)、最後をしめくくるのは、昔なつかし「もちまき」です!お餅に加え、お菓子や五円玉などが用意され、上棟式に集まったみなさんにふるまわれました。(写真左下、右上)
もちまきの後は、御神酒なども集まった方々にふるまわれ、上棟式は無事終了。
その後の恒例の交流会では、上棟式のなおらいで歌われる「棟梁送り」も披露され、いつにも増して賑やかな夜となりました。(写真右下)


朝から作業されていた皆さん、上棟式に集まってくださった皆さん、長い一日、お疲れ様でした!
上棟式は終わりましたが、まだまだ作業は続きます。
東屋の茅葺き、白川邸の内装、左官、などなど…。

次回のことこと村づくり学校は8月27日(土)です。
多くの方のご参加、お待ちしております!
Posted by かみえちご at 23:03 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第2回ことこと村づくり学校2011(6/11実施)A [2011年07月10日(Sun)]

前回より引き続き、6月11日に実施した第2回ことこと村づくり学校の様子をレポートします。

■大工組
東屋組は、前回にも少し触れましたが一部の希望者が集まり一週間前から部材加工の作業を続けています。
今回は部材加工に使った道具について少し紹介します。

名付けて、かっこいい大工道具シリーズ!
@ 墨指(すみさし)

この墨さし、普段使っている方はお分かりかと思いますが、竹でできています。これを手作りする大工さんも多くいます。
墨さしを作るときにはコツがあって、墨をつける先の部分は、割った竹の皮側(硬い側)から内側(柔らかい側)に向かって斜めに切り落としてあるんだそうです。つまり、硬い側の方が突き出しています。この切り落とす方向が逆(柔らかい側が突き出している)だと、すぐにボロボロになってしまいます。他にも作るときのコツはいろいろあるようです。よく考えれば「そりゃそうだ〜」と思うかもしれませんが、竹の性質を理解していなければ思いつかない作り方。先人がいかに山のものを上手に使って生活していたのかを垣間見ることができます。
墨指作り、是非習ってみたいものです!


A 鉋(かんな)

製材の仕上げに主に使う道具です。
今回ことことで使っているのは平鉋(ひらがんな)と面取り鉋(めんとりがんな)。(写真上左)
平鉋の方は表面を平らにするために、角鉋の方は角を落すために使います。
ことことでは、電気ガンナで削った後、さらに鉋で仕上げています(写真上右)。やはり鉋が一番きれいに仕上がるんですね。
「鉋の刃先の出方を調整するには…」と地元講師から鉋の使い方を教わることこと参加者。(写真下)
作業の合間にふとこんな話しを始めると、自然と人が寄って来て、気づけば鉋の使い方講座になっていた、という風景もしばしば見られます。勉強も「ことこと」やるのがことこと村づくり学校流です。


B 電動ドリル

ただの電動ドリルとて、あなどるなかれです。木の棒を縛り付ければ、削る穴の深さを調整することができます(これも地元講師の発想です!)。わざわざストッパーのついているドリルを買わなくても、少し知恵を絞ったり、工夫すればよいのです。こうやって柱のホゾ掘りを少しだけ楽しました。


などなど…他にもサシガネ、ノコギリ、ノミはもちろん、丸ノコ、押し切りといったいろいろな道具が使われます。ことこと村づくり学校にくる参加者のみなさんは、ほとんどが大工初心者。道具の使い方も一から地元講師より教わります。

そして迎えたことこと当日。
まずは力持ちが集まって、土台を組みます。
予め地組みされた土台を、東屋の基礎の上に乗せてつなげます。(写真上)
その間、同時進行で桁のホゾ掘りをしたり…。(写真中下)
左官職人の地元講師いわく、「スペースシャトルにも使われている!」目地材を、土台のホゾに塗ったり…。(写真下)


これらの作業を経て、この日は柱を建てるところまで実施することができました!

次回7月9日のことことではいよいよ上棟式を開催する予定です!
お餅まきもして、昔ながらの棟上を再現する予定です。お近くの方は是非見学にお越しください!

Posted by かみえちご at 09:50 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第2回ことこと村づくり学校2011(6/11実施)@ [2011年07月10日(Sun)]

新しい参加者2名を迎えての今年度第2回目のことこと村づくり学校。この開催前日までには一週間の「課外授業」として希望者が集まり池の上の東屋のための部材加工も着々と進めてきました。この日はその加工した部材を使って、東屋の柱を建てる作業までを行いました。
 この一日の様子をレポートします。

 総勢16名の参加者・講師が集まった白川邸。加工中の部材もあるので所狭しですが、いつものように本日の作業と人員配置を話し合う「ことこと村づくり計画」と危険予知活動(参加者のみなさん自らに作業に伴う危険を考えてもらい、それを防ぐための行動を意識付けるための活動です)を実施。作業に移ります。


今日の作業は、以下の3組に分かれて実施することとなりました。
・ 中2階壁面の下地塗り(内装組)
・ 土壁解体(左官組)
・ 東屋部材加工、柱たて(大工組)

■まずは内装組。
前回柱をきれいにする方法を学んだ内装組は、今回は壁面に取り掛かります。
壁面は塗装して仕上げるのですが、ただボードを張った上から塗っただけではボードとボードの境目や釘のところがへこんでしまいます。
塗装した時平らになるように、へこんだ部分に下地剤を塗る作業を行いました。


■続きまして、左官組です。
白川邸には土壁の部屋があるのですが、最近剥がれてきてしまっているのと、近々職人さんが作業に入るということもあり、先に土壁を解体しておくことになりました。
土壁をはがしていくと、編み上げられたヨシが出てきます。これは木舞(こまい)と呼ばれるもので、これに材料になる土を塗り重ねて土壁が作られます。


ヨシの木舞                        奥の壁がヨシ、左の壁がネット


〜〜第2回ことこと村づくり学校は、盛りだくさんだったため一日分では書ききれません!続きはまた改めて投稿させていただきます〜〜
Posted by かみえちご at 07:55 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第1回ことこと村づくり学校2011(5月14日開催) [2011年06月05日(Sun)]

こんなに積もって、本当に解けるのか!と心配されていた雪もすっかりなくなり、桑取谷にも春がやってきました!
雪解けとともに、今年度もことこと村づくり学校がスタートします。
「ことこと村づくり学校」とは、新潟県上越市桑取谷の横畑地区にある古民家「白川邸」の改修作業を通して、地域の講師に建築の技術を学び、地域の文化に触れ、集まったみなさんで交流しよう!という年間を通してのイベントで、今年で8年目を迎えます。昨年はこの「ことこと」を通して、のべ77名の方が桑取谷を訪れ、たくさんの事を学んでいきました。


新規参加者を迎えての開校式の後は、いよいよ完成間近?!の白川邸を体験交流施設、レストランとしてどう使っていきたいかのお話。まずは今年度内オープンに向けて、残っている作業について確認しあう「ことこと村づくり計画」を行いました。
この話し合いで、今日の作業は以下の3つに決まりました。
■こあがりの梁のすす落とし、塗装
■屋外作業場の設置
■野天風呂の設置

まずは、「こあがりの梁のすす落とし」です。
もともとは一階建ての古民家でしたが、タカ(屋根裏のこと。昔は茅などを保管していた場所)と一階の間のスペースを中2階にし、こあがりにしました。休憩したり、喫茶を楽しめるコーナーにする予定です。
 ここの梁が、なんともかっこいい!ので、休憩するみなさんに是非見て頂きたいのですが、長年の囲炉裏のすすとほこりで真っ黒、おまけに釘が飛び出ているところもあって危なそうです。

 まずは、タワシでひたすらすすを落とします。(写真上)難儀するかと思いきや、意外と簡単に落ちましたので、スムーズにすす落としが終了。(写真中上)
 ぞうきんである程度磨き上げれば、一気に塗装へ!(写真中下)
 なんとたった一日で梁のお手入れは終了です!(写真下)みなさん顔を真っ黒にしながらの作業、おつかれさまでした!


 続いては、「屋外作業場の設置」。
 いつもは囲炉裏の間で「池ノ上の東屋」のための柱や梁のホゾ彫りなどの加工をしていましたが、内装工事が本格化してくるにあたり、東屋部材加工のための作業場所を別につくる事にしました。
 まずは、昨年トタン小屋があった場所に、足場を組みます。(写真中上)
 足場の補強に、さらに柱をたてていき、(写真中下)
 ブルーシートをかぶせれば、完成!これで雨の日でも心置きなく加工作業ができる場所が完成しました。

作業の合間に…水車の水路解体も行ないました。
水車小屋裏にある水車を回すため、用水から水をひっぱってきていましたが、その水路が今年の大雪で壊滅状態に…。
こちらは一度解体することとなりました。



最後に、毎年恒例の「野天風呂設置」。
雪深い桑取谷では、冬の間外に出しっぱなしにされたモノたちは、大概雪の重みで壊れてしまいます…。今ではめったに見られない立派な木桶の風呂ですので、毎年大事に屋内に避難させています。
  まずはお風呂場の屋根と囲い(田んぼの真ん中ですが、一応目隠しとして囲います)を手際よく取り付け。(写真上)
 水車小屋の窓を取り払って、中に収納していた風呂を運び出します。(写真上右)
 あとは雪折れの木などをきれいに切りそろえて、(写真中左)
 風呂焚きです!(写真中右)目の前の田んぼには、子どもが走り回っていました。(写真下左)


以上の3つの作業をほぼ同時進行で行い、今年度第一回のことこと村づくり学校は終了。野天風呂や、近くの温泉施設「くわどり湯ったり村」で汗を流したら、お楽しみ&恒例の交流会へ!


こうして今年度も、月に一度のことこと村づくり学校(と、ことこと衆による宴会)は無事始まりを迎えました。

ことこと村づくり学校では、通年はもちろん、一回のみ参加の方も随時受け付けしております。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

きゃし〜
Posted by かみえちご at 13:22 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
顔合わせ会をしました!! [2011年04月09日(土)] [2011年04月29日(Fri)]

来るべき5月14日実施予定の
「第一回 ことこと村づくり学校2011」にむけ、
顔合わせを含めて準備をしよう!という
講師からの一言で、4月9日に参加者、地元講師、スタッフが
古民家「白川邸」に集まりました。

まずはお茶をすすりながら、今年もことこと(のんびり)
やろうと囲炉裏を囲んでまったり。


今回は、

◆はめ板外し
◆雪堀り
◆囲炉裏を囲んでの交流会

を行いました。

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◆はめ板外しの様子
桑取では、なんと屋根の高さまで雪が積もります!
ですので・・・ガラス戸に板をはめないと、
雪の重みで割れてしまうのです!


はめ板は、上から順に外していきます。
はめ板を外す人、それを運ぶ人、
運んだ板を屋根裏にキレイにしまう人。
誰が誰に指示を出すわけでもなく
自然に連携プレーになっていきます。

おや??真ん中の写真の方が
何か曲げていますね!?
これは、はめ板の受けにあたる十手金具です。

「うおりゃー!!」

・・・って筋力で曲がるようなものではありません!
なんと、雪の重みで曲がってしまったのです!!
恐るべし、積雪パワー!!
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◆雪掘り
はめ板はずしが終わって、白川邸近くにある、かみえちごの
管理するもう一つの施設への道を除雪することになりました。


4月に入り、雪が大分解けてきましたが、
場所によっては、雪上を歩いていると
膝まで埋まることもあります!

下が空洞になっていることもあり、注意を怠ると
・・・埋まります!!!
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作業が一通り終了し、交流会が始まりました!


囲炉裏を囲み、地元講師が作る美味しい料理とお酒を頂きながら、
「作業後のこれも、ことことの魅力だよね!」と
話に華が咲きました。
そして、ことことに長年参加し、その腕を磨いた方が、
「ことことマイスター」に認定されました!!
おめでとうございます!!!

また、参加者のみなさんから講師の方にも感謝状が送られました。

今回の作業で無事、今年度の第1回目を迎えられそうです。
皆さん今年もよろしくお願いします!

以上、研修生のアキがお送りしました。
Posted by かみえちご at 18:39 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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