7月3日 小学生部会 前期講座3回目[2017年07月10日(Mon)]
--> --> 【講座】 7月3日(月) 「学童期の成長を知ろう、パートA」 講師:楠見卓司先生 (中央小学校アクティブスクール担当教諭) 場所:公民館 和室 日時:10時〜12時 まずは楠見先生の紹介から。 先生は中央小でアクティブスクール担当として、 ・学校の学力を上げていこう。 ・次の学年に子どもたちが上がった時に困らないように最低限のラインをそろえよう。 ということで様々な取り組みをされているそうです。 次に学習指導要領について説明があり、これは子どもたちが成人する今から10年後の世界を想定して考えられているそうです。 今、低学年の子どもたちが成人するのは2030年頃。2030年では現在の半数近くの仕事が自動化になっていたり、子どもたちの65%以上が今は存在していない職業に就くなど。 正直考えてもなかった未来で、驚きました。そういえば、昔は携帯ショップなんて無かったですよね。 学校教育も少しずつ変化し、いろんな取り組みがされていて、その1つが自主学習だそうです。 私が小学校のころはなかったので、初めて聞いたときは、むずかしく感じました。 自主学習の目的は、 ・子どもが自ら学ぶ力を養う。 ・学ぶことの楽しさを感じる。 ・自分で課題を設定する能力をつける。 ・スケジュールを設定する能力をつける。 ・仲間とともに向上しようとする意識を育てる。 だそうです。 家庭での学習時間の目安は、学年×10分で、毎日このタイミングだったらできるという時間を見つけ継続習慣づけていくことが大切。 環境も大切で、それぞれ子どもによって感覚が違うので、子どもの集中しやすい空間を作ってあげることが大事だそうです。 子どもとのコミュニケーションについてもお話があり、なにより目を見て話すことが大切。 例えば子どもが話かけてきた時、手が離せなくて「今はムリだから」と伝えるのにも、何かをしながら言うのではなく、手を止め目を見て言う、それだけで子どもも受け取り方がちがう。 親は子どもたちの存在を認めることが大切で、肯定のない押し付け的なコミュニケーションをしていると、子どもに「得意なことはなに?今やりたいことは?」と聞いても「別に」と言う返事が多くなっていくようです。 私の長男は小学校1年生でまだ自主学習が始まっていないため知らないことばかりでしたが、今回自主学習の例なども見せていただいたり、時間や環境の大切さなどとても分かりやすくお話くださり、家庭で子どもとどう学習を進めていけばよいか自信になりました。 子どもとのコミュニケーションも、肯定的な声かけで寄り添うことができるように、と考えなおすきっかけになりました。 ありがとうございました。 (記:T) ⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 【保育の様子】 小学生部会 連続講座3回目の保育。保育者7名で9人の子どもを保育しました。 ずっと泣いている子、全く泣かずあそんでいる子、最初は泣いていたけどすぐに泣き止みあそびだす子ども、とさまざまでした。 今日は暑かったので、大きなタライに少し水をいれて遊びました。 2歳児さんたちはコップに水をいれて溜めたり、かけあったりして、少しダイナミックにあそび、とても楽しそうで気持ち良さげでした。 1歳児さんたちは、部屋の中でまったりのんびりとボーリングしたり、滑り台したり、車で遊んだりと、いろんなおもちゃで遊びました。 (記:A) |
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