今回は「0・1歳児の命を守る」
〜アレルギーから子どもの健康と命を守ろう〜
と題して、食物アレルギーの事故予防についてどのように
保育園や子育て支援施設が対応すべきなのかを具体的にお話して
いただきました。
食事は毎日のことなので、どこの保育園や施設でも“誤食”による
食物アレルギー事故が起こる可能性があります。
でも、その“誤食”をふせぐためには?
もし、アレルギー児が“誤食”をしてしまった時は
どのように対応すれば良いのか?
等を、全国の事例や、大内すこやか保育園での実践等を交えて
分かりやすく説明してくださいました。
野瀬先生のお話を聞いて、
職員全員で認識を共有し対策を行うことの重要さや、
様々な場面で起こりうることを認識し体制を整えることの必要等も
大切ですが、子どもの心身の健やかな成長にために、保護者と園とが
しっかりコミュニケーションをとり信頼関係のもと、共にアレルギー対応を
していくことがとても大事なんだということが良く分かりました。
今回も参加者の皆さんで、意見を交換していただくグループワークの
時間も持ち、
「こんな時どんな対応されていますか?」
「うちの保育園の事例なんですが・・・」
等、皆さんで情報交換をされていました。
最後にエピペンの使用についてのDVDをみせていただき、
使用の際の注意点についての説明がありました。
毎年、野瀬先生にお話していただいてますが、はじめて参加された方は
もちろんのこと、2回目、3回目の方も、気づきや日々の保育の参考に
なることがたくさんあったのではないかと思います。
<参加者アンケートより>
・アレルギーの種類やタイプもたくさん増えてきているので、新しい情報や
エピペンの使用法について教えていただき、大変勉強になりました。
明日からの保育に役立てたいです。
・アレルギーの対応を職員同士で共通認識を持って対応しないといけないと
思いました。また、保護者の気持ちに寄り添って、アレルギー対応を
進めていく大切さも知りました。
野瀬橘子先生 実績報告.pdf
【令和元年度専門研修の最新記事】