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「自分のまんなかを確かめる」講座の案内 [2016年11月26日(Sat)]
第12回 12月3日(土)13:30〜16:30 宇治市
「自分のまんなかを確かめる」
  〜ミニ・ワークショップとつながる話〜
  島田礼子さん 臨床心理士

講師紹介
 臨床心理士として、幼稚園、学校、相談機関などで
 子どもの心と育ちにかかわる仕事をしている。
 自分のまんなかにふれるワークショップを展開する
 「ツナギーズ」としても活動中。
 「宇治に冒険遊び場をつくろう会」代表
 「子どもたちへ宇治の平和を紡ぐ会」所属。
 小学生二人と保育園児3人姉妹の母。
 
講師から
「忙しい日常の中で後回しにされがちな『自分』。
頭で考えることをちょっと一休み。
小さなワークショップを通して
自分の真ん中に少し触れてみませんか。
支援者としての自分をみつめ、
つながりを感じる機会にもなればと思います。」
 
当日はワークショップを行いますので
各自クレヨンをご持参ください。
 
第13回 12月10日(土)13:30〜16:30舞鶴 
 「自分のまんなかを確かめる」
  〜ミニ・ワークショップとつながる話〜
  島田礼子さん 臨床心理士
  
  同じ内容で舞鶴でも開催されます。
 
 単発参加 2千円もOKです。
 お問い合せはinfo@kosodate-bunka.jp まで
 
  12月には、冊子AKAGO@のほうもできている
 予定ですので、 参加いただいた方はおもち帰り
 いただけます。
 
11月6日 15のまなび [2016年11月13日(Sun)]
15のまなび 第10回
11月6日(日)宇治会場
13:30〜16:40

「育児用品の変換から子育てを考えてみよう」
講師:迫きよみさん(NPO法人 子育てを楽しむ会 つどいの広場 りぼん)

今年度も残すところあと5回を切った15のまなび第10回目は「育児用品の変換から子育てを考えてみよう」というテーマで、子育ての文化研究所メンバーである迫きよみさんを講師としてお話を頂きました。ご存知の方も多いかと思いますが、迫さんはおんぶ、抱っこをキーワードに今まで子育てを考えてこられ様々な活動、取り組みをされています。今回、お話をするにあたり、迫さんは東京の立川の図書館に数日通い詰め、昔の育児雑誌、文献からだっことおんぶに関する資料を集めてこられました。またその研究は、この日に発刊された『AKGOA』を編集するにあたり参考にされました。

時代は遡る事1982年。育児雑誌で「ねんねこばんてん」という言葉が載りました。掲載ページも実際見せてもらいましたが、おんぶの位置が高く、且つ、おしゃれな印象でした。しかし、その後すぐにメッシュ記事のおんぶひもや横抱きのだっこ紐が載り、実はこの時代からそのような育児グッズが手に渡っていました。
2年後の1984年には「3点サポート」という機能を表しただっこ紐が登場しました。これは3点で体幹を支えてからカバーを被せるタイプのものです。ここまで横抱きでも3点サポートでも「だっこ紐」と表してきましたが、実はこの時代、「だっこ紐」という言葉ではありませんでした。「前おんぶ」「後ろおんぶ」という言葉が主流でした。「だっこ紐」という言葉は山口百恵がだっこ紐を使いブームになったからだそうです。当時のスナップ写真もいくつか見せて頂きましたが、そこには「前おんぶ」「後ろおんぶ」をするパパが載っており、「イクメン」という言葉もこの時代から使われていました。そして何より、皆さん紐を使わなくてもしっかりした位置と抱き方で「前おんぶ」「後ろおんぶ」をされていました。

時代は少し流れ1994年。首がすわる前からでも使えるだっこ紐が登場。お出かけのサポートや簡易なものが主流となり、「母親として生きる」事を支えるものとしてだっこ紐が使われるようになりました。10年前に使われていただっこ紐とは、目的、概念が変化してきたようです。それでも1997年ぐらいまではだっこ紐を使っても子どもはしっかりパパ、ママの手におしりが包まれ、足もMの字に開いていました。
しかし、1998年から2005年ごろまでをピークにたくさんのメーカーからだっこ紐が大量に登場しました。抱っこベルトやポーチタイプ、多機能多素材など様々な形の抱っこひもは外国人モデルを起用して掲載されました。一見、おしゃれに見えますが実際付けるのは日本人であるためモデルと同じように付けてもぴったりした位置がわからず、“とりあえず付けている”という流れになりました。その流れのまま2009年以降、それまで包まれていた子どものお尻から手が外れた状態が多くなりました。更には長時間使用しても疲れないベルトや「抱っこであやす」という謳い文句の抱っこ紐も登場。この流れに対し迫さんは、子どもを包む手が外れたことへの問題意識、長時間使用することが前提という概念に変わってきたことや、あやし方もわからなくなってきた変化を述べられました。

現代の利便性を求めた抱っこやおんぶですが、もともとの抱っこやおんぶの概念を探るため迫さんは宮古島と新潟に出向き、昔の抱っこやおんぶはどうだったのか、昔の子育てのお話を聞いてこられました。昔は家族全員で農作業をし、子どもも多かったため手が足りず、おんぶは生きていくために必要な手段だったようです。生活=農作業が基本だったためおんぶをするにしても“いかに体を楽にするか”という考えから自然と“上の方におんぶする”(重心を上にする)ようになりました。そうすると、自然と子どもは肩の後ろから親と一緒に同じ物を見る事が出来ます。地域によって紐に使われている素材、巻き方に違いはありました。また、大人は忙しかったため、きょうだい間で抱っこやおんぶをするのが当たり前でした。だからこそ、誰もが抱っこやおんぶを身近に感じ、自然と自分の子どもにも、自分でしてもらった抱っこやおんぶをし、受け継がれてきました。

子育ては受け継がれれば出来ることも、今はそれが途切れているため、出来ない事、知らない事が多いのです。また、伝える方も無意識のうちに身に着けていたため教え方がわからないのです。そのため子育ての伝承を今の子育て家庭、子育て支援者に繋ぐため、15の学びを通して学んだエッセンスを盛り込んだ冊子『AKAGO』を発刊する運びになりました。今回紹介された『KAKGOA』は、抱っことおんぶをメインにして迫さんが代表編集者として作りました。(『KAKGO@』は11月中に発刊予定です。)これを読むことで傷つかないよう言葉一つ一つに配慮し、「私にもできるかな」と思ってもらえるようにしたとのこと。今までの学びと迫さんが研究されたものを合わせ、何が正解かとは書かず、「こんな方法もあるよ」と新しい子育てのポケットをそっとプレゼントできるようにと思いを込められました。今まで明確な回答が無かった「いつからおんぶして良いのか」という質問に、どこかで伝えなければという思いから掲載しています。参加者の皆さんには『AKAGOA』を配布させていただき、内容を確認しました。最後には「おんぶにチャレンジ」というページを参考にみんなで一本紐のおんぶ講座をして締めくくられました。
「育児用品の変遷から子育てを考えてみよう」講座から [2016年11月10日(Thu)]
テーマ:子育て文化研究所開催講座
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」の第10回
11月6日 13:30〜16:30 宇治にて
「育児用品の変遷から子育てを考えてみよう」
講師 迫 きよみさん
P1060660mini.jpg

今回は、育児雑誌など雑誌専門を蔵書している立川市の
図書館に5日間通い、膨大な育児雑誌の中から
おんぶ、抱っこだけでなく、いろいろな面からの育児に
関する記事をカラーコピーしてきた資料から抜粋して
紹介していただきました。

P1060656mini.jpg

前半は、おもに抱っこやおんぶ用品の変遷を
資料提示しながらのお話し、後半は
完成した冊子AKGOAを見ながら
〜伝えたい、赤ちゃんとの暮らし〜
 これを見ればわかる!
 だっことおんぶの基礎レッスン
一本ひもでのおんぶ体験を、皆さんでしました。

前半の資料からのお話し
1984年頃だと、だっこという言葉もまだなくて
「後ろおんぶ、前おんぶ」と言われてたよう。
 読者アンケートから見ると、
 後ろおんぶと前おんぶの比率は、3:1だとか。 
 海外からスナグリは入ってきたものの、
 まだ普及はしてなかった。
 山口百恵さんが、出産して抱っこひもを使ってる
 写真が雑誌に掲載されたあたりから、
 徐々に抱っこひもも使われてきたらしい。
1994年 抱っこ&おんぶと言われだして、
 これ以降 いろいろな形の抱っこベルトが販売。
 この頃は、ポーチタイプの抱っこひもが流行っていた。
 お出かけ中の親子のスナップ写真を見ても、
 抱っこひもを使わずに素手で抱いていたり、
 親の腰に赤ちゃんが足をからみつけて
 しがみついた状態での抱っこも見られている。
2000年あたりから、
 いろんな形に使える抱っこひもがでてきたり、
 ママが抱っこひもを手作りしたりもでてきて、
 抱っこひも選びのポイント紹介の記事や、
 素手での抱っこのしかたの記事も、だんだん詳しく
 なってきているのだそう。
2005年は 抱っこひも&スリングが特集されてる。
 スリングを使ってるママが増えたものの、
 うまく使えてないママがいるのに気づいて、
 楽しむ会でもスリングの使い方教室を初めて年だとか。 
2009年には、小児科医から
 横抱きのスリングは、股関節脱臼をおこすことが
 あるということで、スリングが下火になった。
2010年にエルゴが入ってきた。このあたりから、
 手を添えて抱っこひもを使用していたのが、
 手を離せる抱っこひもが主流になってきた。
 といったような大まかな流れがあるようです。
 
後半は輪になって、お話し聞きながら実習。

P1060669mini.jpg

AKGOの冊子の文章を考えるにあたっては
これが正解という伝え方をしてしまうと、
他の意見や考えが入らなくなるので
こんな方法もあるよという提示に留めたり、
読んだママが傷つかないような表現になるよう
配慮したりという思いを語られました。

P1060666mini.jpg

その後は、参加者の方同志で
用意してもらった布とお人形を使って、
冊子のページを見ながら、実地練習。
P1060673mini.jpg

おんぶするにあたっては、ちょっとしたコツがいるような。
 
同じ内容で、11月27日13:30〜16:30
舞鶴市西市民プラザ 
最寄駅 JR西舞鶴 駅から徒歩7分 
市営南田辺駐車場などもあります。
単発参加 2000円もOKです。
申し込みは info@kosodate-bunka.jp

こちらでも、AKGOの冊子は配布されます。

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