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「ヒトらしい心が成り立つ道すじをたどる」講座案内 [2015年08月24日(Mon)]
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」第7回は

8月29日(土)10:15〜12:15
        12:30〜14:00
   (食事をともにしながら、講師を囲んでの語り合い)

「ヒトらしい心が成り立つ道すじをたどる」

 明和政子先生 
  京都大学大学院教育学研究科 教授

1kosodatenomanabimini.jpg

ご専門は、発達科学・比較認知科学で、

ヒトの心の本質を理解するために、
それがいつ、どのように、
なぜ芽生えてくるのか、

ヒトの心を育むために必要な環境とは
どのようなものかを実証的に明らかに
しようと研究されています。

明和政子研究室HP
http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/myowa/

2014年の11月22日にも講演いただきました。

  まねが育むヒトの心 
  ヒトらしい環境を育む環境の役割
 
 ご参照ください。

皆様のご参加をお待ちしています。

赤ちゃんの発達に合わせた セルフケア 幼児期編実践 [2015年08月12日(Wed)]
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」の第5回

8月2日 (日) 10:15〜12:15 講座
高橋由紀 先生
(株)ベビーヨガアソシエイト 代表

「学ぼう!赤ちゃんの発達に合わせた
   セルフケア 幼児期編」でした。

乳幼児期に、あまりハイハイせずに歩きだしたお子さん、
すこやかな体をつくるためには、
もう一度、ハイハイの動きを練習するといいのだとか。
ということで、大人も実際にやってみましょうと、

パンサーウォークの実践、
頭は前をむき、ひざは床すれすれで、
体の軸を保ちながら、 左右のバランスを意識して
まっすぐ進む。

やってみると、けっこう難しい。
順番にやっていくと、人によっていろいろな動き方に
なってるのを、高橋先生は、再現して見せてくれたり。

立って歩く頃のワークとして、
背中の緊張をほぐすための膝をよせる動きも
二人一組になって、お互いやりあって
どんな感じか体験してみたりもしました。

この時も、はちがとぶとか、かえるの歌とか
歌を歌いながら、体にふれるようにしました。

高橋先生の赤ちゃんの柔らか抱き方講座でも、
いろいろな抱き方をしながら、
童謡などの歌を歌うという風に
歌が取り入れられ、歌を大事にされています。

どうして歌を歌いながらのほうがいいのか?

大人の忙しいリズムで、子どもに刺激を与えると、
早くなったり、強くなったりしがちなもの。
声をだして歌を歌うことで、
私たちのリズムを整えることにもなり、
そのリズム感が子どもにも伝わり、
子どもは、歌に意識がいくことで、
呼吸がゆったりし、緊張が抜けやすくなるのだとか。
そのことが、子どもへのボディワークの効果を
高めることにつながるそうです。

歌がコミュニケーションの方法となる例として、
早く動いてほしい時には、早く、早くと言うのではなく、
急ぎたくなる歌やメロディーを使ってみるといいのだか。
歌でつなぐリレーとして、参加者が
急ぎたくなる歌と、
眠くなる歌を交互に歌ってみました。

確かに、リズミカルに一緒に動きたくなる歌って
あるもんですねえ。

赤ちゃんは、言葉をまず音としてとらえているので、
リズムや音階のある音に耳をすましているようです。
だからこそ、子育て中のママは、声をかけ、
知ってる歌でいいからじかに歌いかけてほしいのだとか。

さらに、体幹や体のコアをきたえる運動として、
大人の方にも有効なのが、おしり歩きだとか。

手を交互に動かさないとおしりが進まない場合も
あるそうですが、
両手は前で合わせたポーズのほうがより効果的。

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おしりや腕、肩回りの緊張をほぐす動きも、
二人一組でやってみたりと、盛沢山の内容でした。

ランチ後の午後は、お話中心

幼児期は、足の裏側が堅いとかがあった場合、
ぐーチョキ、パーを手と足を使って
遊びの中でやっていくといった工夫が大切。

その時期、その時期に必要な運動を
その子が十分にできたいたかを細かく観察していくこと、

動きができて喜んでいる子には、
周りが喜ぶと、子どもの意識は そっちにいってしまうので、
子ども自身の喜びに意識が向くよう、
周りの大人は、じっと見守ることが大切。

といったお話が印象に残りました。
楽しい学びの時間を、ありがとうございました。

(ママむけのブログに紹介した文を転載しています。)
産前産後の子育ての現状と展望 実践されてのお話  [2015年08月12日(Wed)]
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」の第6回

8月9日(日)10:15〜12:15 講座
       12:30〜14:00
(食事をともにしながら、講師を囲んでの語り合い)

竹本久美子先生
足立病院子育て支援事業部 部長

「産前産後の子育ての現状と展望」
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足立病院のマミーズスクエア マミスクの開設時から
関わってこられた実践、体験の中から
具体的なお話をお聞きしました。

初めて抱く子がわが子といった子育て状況の中で、
子育てママが世間から孤立しないよう、
お母さんの井戸端会議できるところとして
マミスクができ今年で10周年になるのだとか。

足立病院では、
30代のママ(40才未満)の出産が一番多いそうで、
家族でお産を迎えてもらおうと、不妊治療や
妊婦健診のさいにもご夫婦で来られることが多く、
帝王切開のさいも、夫が立ち合うなど
立ち合い出産がほとんどなのだそう。
ファミリーで入院ができるお部屋もあり、
上のお子さんも泊まることが可能だとか。

ただ、男性の場合、子育てのモデルもなく
相談相手も少ないうえ、
子どもの成長、発達を知らない、
子どもへの接し方がわからないといった方も多い。
そのため、パパ対象のパパ塾やら、
2006年からはパパスク(ママは立ち入り禁止)も開設され、
パパとお子さんだけで参加されると、
おむつがえしたり、ご飯食べさせたりと
お世話されるそうです。

竹本さんが工夫されてることとして、
妊婦さんむけのの講座で、
赤ちゃんの発達、成長のイメージをつかんでもらうため
ご自分が3姉妹の子育てをされたさいにとっていた、
同じマットに寝かせた赤ちゃんの
1か月ごとの12枚の写真を見せるのだそう。
ハイハイ、寝返り、ずりばい、この時期にはこんな感じと、
3キロから9キロと体も大きくなるのが一目瞭然ですね。

妊婦さんむけにはおむつ替え編と抱っこの講座もつくり
新たに布製の柔らかい人形を用意してされてるそうですが、
説明するさいに、
他の方に見えやすいよう赤ちゃんの向きを変えると、
参加者も見たとおりに赤ちゃんの向きを変えると
いうことがおこるなど、
かなりいろいろ注釈をいれつつ説明されてるのだそうです。

不妊治療などの診察補助として
一時保育もされてるそうで、初めて預けるさいには、
おむつだけでなく着替えの服や、
ハンカチ、飲み物の用意を説明し、
ママは、お子さんをだますようなやり方で
お部屋をでてしまわずに、
お子さんをぎゅっと抱きしめて、
お別れしてお部屋をでていってくださいねと、
お伝えしているのだとか。

お預かりしたお子さんには、
順番に一人ずつ目を見て、
声をかけてあいさつをされているそうです。

登録制の一時預かり保育には年齢別のさまざまなクラスが
あるようですが、継続して通ってこられると、
この時間にはこれをしてといった保育のリズムに慣れてきて、
お子さんが一段ずつ階段を上がるように
これができるようになったと成長していくお子さんもいて、
保育スタッフさんにとっても
それが喜びになっているのだとか。

今後の展望としては、
外来に来られた赤ちゃんつれの方に、
待ち時間などを利用して、抱っこのしかたについての
声かけなどができればと考えている。

不妊治療も増えていているので、
産前産後のケアについて、
さらに助産師さんや看護師さんとすりあわせ、
充実させていきたい。
といったことをお話いただきました。

妊婦さんの講座に、ハグモミをとりいれて
体がほぐれる気持ちよさや、ぬくもりを感じてもらったりと
ご自分が学ばれたことを、
どんどん取りいれて、実践されてる姿勢には
ほんと頭が下がります。

午後も、参加者の方からの体験談や
同様に感じていることのシェアもあったりと
まだまだお話はつきない感じでした。

  (ママむけのブログに書いた内容を転載しています。)
15のまなび 竹本久美子さん「産前産後の子育ての現状と展望」 [2015年08月11日(Tue)]
第6回  8月9日(日)「産前産後の子育ての現状と展望」
     10:15〜12:00 講座
      「産前産後の子育ての現状と展望」
     13:00〜14:30 講師を囲んでの語り合い

講師:竹本久美子さん(足立病院子育て支援部 部長)

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 6回目の講座になる今回は足立病院の子育て支援部部長を担っておられる竹本久美子さんを講師としてお招きししました。今回は、足立病院で行われているマミーズスクエア(通称マミスク)を通して産前産後の子育ての現状と病院だからこそ出来る今後の展望についてお話をお聞きしました。

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 竹本さんは幼稚園教諭・保育士を経て結婚、専業主婦で3人のお子さんを育てられ、色々な縁の中2005年に足立病院に入職され子育て支援に携わっておられますが、子育て中のお母さんが元気であってほしい、悩める母親をどう支援するか、という思いを持ちながら日々病院内でたくさんのお母さん方と接しておられます。
 その中で感じられる問題点は、子育てが伝承されにくい核家族化、子育てモデルが無いと言う事。自分の子どもが初めて抱く、というお母さんも少なくないと言います。だからこそ、産まれてきた赤ちゃんにどう接して良いかわからない、赤ちゃんに何かしなければと追い込まれて自分に対し罪悪感を持つお母さんも居られるそうです。思い通りにいかないからこそ親など身近な人に相談して欲しいですが、「今と昔は違う」という思いから親からの助言も入りにくかったりします。また、親の側からも「子育てに口を出しては・・・」という思いがあり子育てを伝承しなくなっている状況もあるようです。逆に子育て支援者のような第三者や、ネットや友人、テレビなどの情報を積極的に捉えている姿が多いとのことです。しかし、ネットやテレビなどは流行や商売に振り回されやすく、なぜそれが良いのか自分で考えることをしなくなると仰いました。

 もともと「井戸端会議が出来るところを作りたい」という思いが発端だったマミスクですが、立ちあがり10年を経過、その歴史の中で本当に多くの取り組みをされていました。今日はその一端をわかりやすい写真を見せて頂きながらお話をして下さいました。月齢別の親子教室、つどいの広場事業、パパ向けの子育て教室(パパスク)、子どもが居るって幸せと思えるイベント、食育講座、助産師相談会、市内児童館へ出張マミスク、一時保育や託児保育・・・。
 パパスクはお母さん立ち入り禁止なので、間接的にお母さんの時間を作る支援にも繋がっています。食育講座は何を食べさせるかではなく、食べさせ方を教えたり、病院だからこそできる助産師と連携を取った相談会など、病院ならではの取り組みです。また、一時保育は、例えば妊婦検診や不妊治療中、下のお子さんの検診や診察の際、上のお子さんを預かるなど診察補助として行われています。そこで竹本さんが大切にされていることは、預ける時には子どもに「帰ってくるから、待っててね」ときちんとお別れをしてもらうことです。色々な状況から必ずしもそれが出来るわけではないようですが、子どもが安心して待てるような声かけは必要ではないでしょうか。
 そのような現場の中で色々なお母さん達が居られました。
子どもが思い通りにならず子育てがしんどくなり産まなければ良かったと言っていたのにマミスクに来て変わり3人目まで出産されたお母さん、子育ては未知でわからないことばかりなのにうまく人に相談できないお母さん、相談する前に自分の答えが決まっているお母さん、子どもの思いを感じることが難しいお母さん・・・。色々なお母さんが居られる中で、時には苦情を受ける時や関わりの難しさを感じられる時もあるそうですが、それでも竹本さんは色々な母親の色々な思いを受け止めたい、という熱い思いを持っておられました。少しでも1人1人を丁寧に関われるように、講座やクラスが始まる前には1人1人に声を掛け、変化や成長を返しておられるそうです。
 10年間のマミスクの歩みを、事例を織り交ぜながら今の子育て中のお母さんの姿をお話し下さいました。そして、竹本さんはご自身が持っておられる抱っこマイスターの資格から外来待ちの患者に抱っこの仕方のお手伝いをしたいこと(竹本さんはご自身で「おせっかいおばちゃん」と表現されていました)、助産師と連携し産前産後のケアを考えたいと今後の展望を語って下さいました。

 講演内容は分かりやすい事例が多く、参加された支援者もそれぞれの立場や現場を思い出しながら時には同調したり、時には驚いたりする姿が見られました。

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午後からは竹本さんも交え参加者で机を囲み、午前中の講演から派生しご自身の活動や体験をそれぞれがざっくばらんに話し合いました。今回はなかなか知ることのできない産前産後の現場を知れただけでなく、多くの情報交換ができたと思います。色々な現場で色々な子育て中の方が居られ、そのたびに支援者は悩んだり困ったりすることもあるかと思いますが、だからこそ、この15のまなびのように話を持ちよって支援者のための勉強の場、「支援者の井戸端会議」のような場が必要になってくるのだと感じた第6回でした。

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「産前産後の子育ての現状と展望」講座の案内  [2015年08月04日(Tue)]
第6回 8月9日(日)
    10:15〜12:15 講座
    12:30〜14:00
  (食事をともにしながら、講師を囲んでの語り合い)

竹本久美子先生
  足立病院子育て支援事業部 部長

「産前産後の子育ての現状と展望」について
 お話していただきます。

2005年、足立病院のマミスク開設時に
子育て支援事業部の統括主任(センター長)
2014年同事業部長に就任にされました。

妊婦さん、産後のママむけの講座などで、
たくさんの子育ての実際を見てこられての
内容になると思います。

保育士資格、幼稚園教諭免許だけでなく、
子育ての文化研究所の活動にも参加され、
骨盤調整ヨガインストラクター、
抱っこマイスター、ハグモミさん、
COSPファシリテーターなどの資格もとられ、
さまざまな観点から、子育て支援を深めて
こられています。

みなさまのご参加をお待ちしています。
15のまなび 高橋由紀さん「赤ちゃんの発達に合わせたセルフケア:幼児期編」 [2015年08月02日(Sun)]
「遊ぼう!赤ちゃんの発達に合わせたセルフケア:幼児期編」
   10:15〜12:30 講座・ワークショップ
   13:10〜14:20 講座・質疑応答
講師:高橋由紀さん(ベビーヨガアソシエイト 代表)

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今回は6月21日に行われた講座の幼児期編ということでベビーヨガアソシエイトの高橋さんに再度来ていただきお話をお聞きしました。前回の反響からか、とても多くの方達が参加して下さいました。幼児期編ということでしたが、幼児期に留まらず学童期、大人に通ずる内容でした。今回も参加型ワークショップが豊富で皆さんいかに常日頃自分の体にゆがみや不調を溜めているか感じられたかと思います。

先生は、ご自身が椎間板ヘルニアで悩まれていた経験からボディーワークを学ばれていました。子どもと遊ぶボランティアをされていた時に子どもの動きが気になったそうです。遊びの中で子どもの動きのサポートをしていたら児童館の先生に講座を開いてみんなに広めて欲しいと言われたことが今の活動に繋がっているそうです。
当時は赤ちゃんの体はそれほど気にならず、成長するにつれて精神面などの影響からからだにゆがみが生じやすくなるためキッズヨガを広められていました。それは子どもに伝えるだけではなく、その親にも伝える必要があります。しかし大きい問題を抱えている親子ほど伝えるのが難しく親自体、子どもがどう感じるのか知らない、わからないという親が多いことに気付いたそうです。そのため先生は「どうやったら子ども達が気持ちよく感じられるか」且つ「そのことを親も獲得しやすいか」ということを意識して講座をするようになり、今日の講座も、大人にも子どもにも通じる内容となりました。

まず、前回の振り返りから始まりました。(詳しくは第二回の記事をご参照ください)。人は誰しも重力を感じるため、首が据わる時には首を支える必要があるから首が詰まります。しかし、その事を知らずにその時に不調をその時にケアせず次の発達に進むとゆがみの原因になります。つまり、その時の不調をその時にケアすると発達が「促される」そうです。先生は講座をする時に「促す」という言葉をあえて使うそうですが、実際は適切なケアをすることで発達を「損ねない」「阻害しない」ということになるそうですが、そのままの言葉を使うと場合によってはしんどい思いをされることもあるので多くの方達にベビーヨガの大切さを知ってもらうためにも「促す」という言葉を選んでいるそうです。そういった細やかな心配りからも先生の活動に対する熱い思いが感じられました。
誰しもが適切な時期に適切なケアを出来ればいいのでしょうが、それは難しいです。しかし、適切な時期を逃したからと言って取り返しがつかないわけではなく、乳幼児期に得られなかった事を、成長してからより丁寧にケアをすること、また、完璧なケアの方法、時期を考えるのではなく、その子がその子らしく生きられるケアをすることが大切だとお話し下さいました。

幼児期に移行するための導入体験としてうつ伏せや仰向け、パンサーウォーカーと言われる四つん這い歩行をみなさん体験されました。パンサーウォーカーはつま先でハイハイをし、膝は床から少し浮かせて進む歩行です。みなさん実際行ってみるといろいろな歩行がありました。手を外に向かせて歩く方、手を握って歩く方、手足をどのように出して良いか困る方。しかしそれは先生に指摘されるまで自分では気付かない事でした。この体験から四足歩行を経て二足歩行になった時、使う筋肉の違いを感じることが出来ました。四足歩行は脚の後ろの筋肉を使いますが、この筋肉が十分に養えていないと二足歩行になったとき、前に進む力に繋がりません。ハイハイ、つかまり立ち、二足歩行、と何気なく子どもは発達しているようですが、何もせずスムーズに歩けるようになるわけではないと指摘して下さいました。
よく、ハイハイの時期が長い方が良いなど耳にすることがありますが、注目するところは期間の長さではありません。見て欲しいのは一日の内にどれだけハイハイをする時間があるかというところです。いくらハイハイの期間が長くても一日の内にハイハイをする時間が短ければ話は別になってしまいます。その子がその時にどういう風に過ごしてきたが大切であり、そこに至るまでの運動を十分に楽しめたか、その時に必要な動きを十分にするのが良いと教えて下さいました。それを知るだけでもどれくらい自分の子どものことを見ているか、ということを考えさせられました。

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次に背中の緊張をほぐしたり足の付け根を刺激したりする体験をしました。足の付け根を刺激する事は腰を悪くせず、軸がありしなやかになるために大切なことです。軸は乳幼児期に獲得すると仰っていました。軸、体がしっかりしていると言う事は体幹がしっかりしているという事であり、その後の枝葉もしっかり伸びやすくなります。また、ただ単純に悪いところをケアすれば良いと言うわけではなく、悪くなった原因を考え根本的にケアをしなければ意味がありません。それには子どもがどこに不調を感じているのかよく見る必要があります。抱っこをするときは首の後ろとおしりの下を支えることが大切です。それはその部分を支えられると安心すると言う他に、人に触れられることで癒されることも含まれています。そうでないとロボットに育てられていることと一緒です。人間の子育ては触れて声を掛けてぬくもりを感じるもの、心に働きかけるものです。だからこそ触れて、自分も体験して、子どもがどう感じているのか、また、触れている方の感性も育まれると仰っていました。
ここで、声を掛けながら、という話が出ましたがマッサージに限らず日常生活でも「歌」、特に「童謡」は子どもにも親にも良いリズムを与えてくれるものだとお話し下さいました。日々忙しくしているペースは子どもにとっては適切ではないからです。歌を歌う事は会話よりもコミュニケーションになり、先生のご自宅ではミュージカルのような世界だとお話されていました。ただ単純に子どもを急がせる時に、眉間にしわを寄せて「急いで」と声を荒げるよりもすぐに動きたくなるような歌を歌うなど動きや遊びの中にその時の調子に合わせた歌を取り入れているそうです。子どもは好きな音楽に耳をすませるところから言葉を獲得します。そして子どもはお母さんの声が好きです。お母さんの声、歌に耳をすませることでコミュニケーションや言葉の発達が促されるそうです。

午前中の最後のワークとしておしり歩きと、体幹を強くするためのマッサージを行いました。骨盤やおしり、背中を緩めるのですが振動が伝わりにくい方も多く、緊張がつもっているせいだと教えて下さいました。また、大切なのはゆるめてあげる、気持ちよくさせてあげる、という気持ちを相手に伝えることだと仰いました。

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午後は先生を囲んで体のゆがみの原因についてお話をお聞きしました。体のゆがみの原因は固定姿勢であり同じ姿勢を続けることで緊張がつもりゆがみになるそうです。赤ちゃんをずっと同じ姿勢で寝かせておくことも一緒です。子ども達の姿勢について親が気にするようになる、それを家庭で出来るよう支援者として伝えられるようになることが必要になってきます。そして、支援者だけが意識するのではなく支援者が伝えていくことで子どもの体を見た時にみんなが気にするようになることが子どもの発達をより多く促すことに繋がります。
また、固定姿勢をほぐすことは体に良いだけでなく、適切な刺激を受け取れるので脳の発達にも良いそうです。ほぐす側もほぐす前と後では何が変わったのかわかるように見て、ほぐして、変わったかどうかの確認をする・・・その繰り返しが子育ててであり細かいケアは親だけが出来ることだとお話されました。

操体法の医師 橋本敬三は「正体に病なし」という言葉を残しています。これは「整った体は病気にならない」という意味だそうですが、ゆがみや病気は自分が作っているという事だそうです。もしゆがみや病気がある時、その原因は自分でいつ作ったのか振り返る必要があります。もちろん原因は体、精神的な物様々です。しかし、原因を作ったから、見逃してしまったから失敗、で終わりではありません。失敗することは悪いことではなく大切なのはそこから原因を探り適切なケアをするか、その繰り返しだと教えて下さいました。そして、親の諦めない姿勢、私達支援者のサポートで子どもの可能性が広がると伝えて下さいました。
(Aoyagi)
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