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今の親に示そう 日本で伝わる子育ての文化の良さ
今の社会にマッチした子育ての在り方 
現状に対応できる子育て支援を みんなで探し出しましょう。
「自分のまんなかを確かめる」講座の案内 [2016年11月26日(Sat)]
第12回 12月3日(土)13:30〜16:30 宇治市
「自分のまんなかを確かめる」
  〜ミニ・ワークショップとつながる話〜
  島田礼子さん 臨床心理士

講師紹介
 臨床心理士として、幼稚園、学校、相談機関などで
 子どもの心と育ちにかかわる仕事をしている。
 自分のまんなかにふれるワークショップを展開する
 「ツナギーズ」としても活動中。
 「宇治に冒険遊び場をつくろう会」代表
 「子どもたちへ宇治の平和を紡ぐ会」所属。
 小学生二人と保育園児3人姉妹の母。
 
講師から
「忙しい日常の中で後回しにされがちな『自分』。
頭で考えることをちょっと一休み。
小さなワークショップを通して
自分の真ん中に少し触れてみませんか。
支援者としての自分をみつめ、
つながりを感じる機会にもなればと思います。」
 
当日はワークショップを行いますので
各自クレヨンをご持参ください。
 
第13回 12月10日(土)13:30〜16:30舞鶴 
 「自分のまんなかを確かめる」
  〜ミニ・ワークショップとつながる話〜
  島田礼子さん 臨床心理士
  
  同じ内容で舞鶴でも開催されます。
 
 単発参加 2千円もOKです。
 お問い合せはinfo@kosodate-bunka.jp まで
 
  12月には、冊子AKAGO@のほうもできている
 予定ですので、 参加いただいた方はおもち帰り
 いただけます。
 
11月6日 15のまなび [2016年11月13日(Sun)]
15のまなび 第10回
11月6日(日)宇治会場
13:30〜16:40

「育児用品の変換から子育てを考えてみよう」
講師:迫きよみさん(NPO法人 子育てを楽しむ会 つどいの広場 りぼん)

今年度も残すところあと5回を切った15のまなび第10回目は「育児用品の変換から子育てを考えてみよう」というテーマで、子育ての文化研究所メンバーである迫きよみさんを講師としてお話を頂きました。ご存知の方も多いかと思いますが、迫さんはおんぶ、抱っこをキーワードに今まで子育てを考えてこられ様々な活動、取り組みをされています。今回、お話をするにあたり、迫さんは東京の立川の図書館に数日通い詰め、昔の育児雑誌、文献からだっことおんぶに関する資料を集めてこられました。またその研究は、この日に発刊された『AKGOA』を編集するにあたり参考にされました。

時代は遡る事1982年。育児雑誌で「ねんねこばんてん」という言葉が載りました。掲載ページも実際見せてもらいましたが、おんぶの位置が高く、且つ、おしゃれな印象でした。しかし、その後すぐにメッシュ記事のおんぶひもや横抱きのだっこ紐が載り、実はこの時代からそのような育児グッズが手に渡っていました。
2年後の1984年には「3点サポート」という機能を表しただっこ紐が登場しました。これは3点で体幹を支えてからカバーを被せるタイプのものです。ここまで横抱きでも3点サポートでも「だっこ紐」と表してきましたが、実はこの時代、「だっこ紐」という言葉ではありませんでした。「前おんぶ」「後ろおんぶ」という言葉が主流でした。「だっこ紐」という言葉は山口百恵がだっこ紐を使いブームになったからだそうです。当時のスナップ写真もいくつか見せて頂きましたが、そこには「前おんぶ」「後ろおんぶ」をするパパが載っており、「イクメン」という言葉もこの時代から使われていました。そして何より、皆さん紐を使わなくてもしっかりした位置と抱き方で「前おんぶ」「後ろおんぶ」をされていました。

時代は少し流れ1994年。首がすわる前からでも使えるだっこ紐が登場。お出かけのサポートや簡易なものが主流となり、「母親として生きる」事を支えるものとしてだっこ紐が使われるようになりました。10年前に使われていただっこ紐とは、目的、概念が変化してきたようです。それでも1997年ぐらいまではだっこ紐を使っても子どもはしっかりパパ、ママの手におしりが包まれ、足もMの字に開いていました。
しかし、1998年から2005年ごろまでをピークにたくさんのメーカーからだっこ紐が大量に登場しました。抱っこベルトやポーチタイプ、多機能多素材など様々な形の抱っこひもは外国人モデルを起用して掲載されました。一見、おしゃれに見えますが実際付けるのは日本人であるためモデルと同じように付けてもぴったりした位置がわからず、“とりあえず付けている”という流れになりました。その流れのまま2009年以降、それまで包まれていた子どものお尻から手が外れた状態が多くなりました。更には長時間使用しても疲れないベルトや「抱っこであやす」という謳い文句の抱っこ紐も登場。この流れに対し迫さんは、子どもを包む手が外れたことへの問題意識、長時間使用することが前提という概念に変わってきたことや、あやし方もわからなくなってきた変化を述べられました。

現代の利便性を求めた抱っこやおんぶですが、もともとの抱っこやおんぶの概念を探るため迫さんは宮古島と新潟に出向き、昔の抱っこやおんぶはどうだったのか、昔の子育てのお話を聞いてこられました。昔は家族全員で農作業をし、子どもも多かったため手が足りず、おんぶは生きていくために必要な手段だったようです。生活=農作業が基本だったためおんぶをするにしても“いかに体を楽にするか”という考えから自然と“上の方におんぶする”(重心を上にする)ようになりました。そうすると、自然と子どもは肩の後ろから親と一緒に同じ物を見る事が出来ます。地域によって紐に使われている素材、巻き方に違いはありました。また、大人は忙しかったため、きょうだい間で抱っこやおんぶをするのが当たり前でした。だからこそ、誰もが抱っこやおんぶを身近に感じ、自然と自分の子どもにも、自分でしてもらった抱っこやおんぶをし、受け継がれてきました。

子育ては受け継がれれば出来ることも、今はそれが途切れているため、出来ない事、知らない事が多いのです。また、伝える方も無意識のうちに身に着けていたため教え方がわからないのです。そのため子育ての伝承を今の子育て家庭、子育て支援者に繋ぐため、15の学びを通して学んだエッセンスを盛り込んだ冊子『AKAGO』を発刊する運びになりました。今回紹介された『KAKGOA』は、抱っことおんぶをメインにして迫さんが代表編集者として作りました。(『KAKGO@』は11月中に発刊予定です。)これを読むことで傷つかないよう言葉一つ一つに配慮し、「私にもできるかな」と思ってもらえるようにしたとのこと。今までの学びと迫さんが研究されたものを合わせ、何が正解かとは書かず、「こんな方法もあるよ」と新しい子育てのポケットをそっとプレゼントできるようにと思いを込められました。今まで明確な回答が無かった「いつからおんぶして良いのか」という質問に、どこかで伝えなければという思いから掲載しています。参加者の皆さんには『AKAGOA』を配布させていただき、内容を確認しました。最後には「おんぶにチャレンジ」というページを参考にみんなで一本紐のおんぶ講座をして締めくくられました。
「育児用品の変遷から子育てを考えてみよう」講座から [2016年11月10日(Thu)]
テーマ:子育て文化研究所開催講座
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」の第10回
11月6日 13:30〜16:30 宇治にて
「育児用品の変遷から子育てを考えてみよう」
講師 迫 きよみさん
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今回は、育児雑誌など雑誌専門を蔵書している立川市の
図書館に5日間通い、膨大な育児雑誌の中から
おんぶ、抱っこだけでなく、いろいろな面からの育児に
関する記事をカラーコピーしてきた資料から抜粋して
紹介していただきました。

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前半は、おもに抱っこやおんぶ用品の変遷を
資料提示しながらのお話し、後半は
完成した冊子AKGOAを見ながら
〜伝えたい、赤ちゃんとの暮らし〜
 これを見ればわかる!
 だっことおんぶの基礎レッスン
一本ひもでのおんぶ体験を、皆さんでしました。

前半の資料からのお話し
1984年頃だと、だっこという言葉もまだなくて
「後ろおんぶ、前おんぶ」と言われてたよう。
 読者アンケートから見ると、
 後ろおんぶと前おんぶの比率は、3:1だとか。 
 海外からスナグリは入ってきたものの、
 まだ普及はしてなかった。
 山口百恵さんが、出産して抱っこひもを使ってる
 写真が雑誌に掲載されたあたりから、
 徐々に抱っこひもも使われてきたらしい。
1994年 抱っこ&おんぶと言われだして、
 これ以降 いろいろな形の抱っこベルトが販売。
 この頃は、ポーチタイプの抱っこひもが流行っていた。
 お出かけ中の親子のスナップ写真を見ても、
 抱っこひもを使わずに素手で抱いていたり、
 親の腰に赤ちゃんが足をからみつけて
 しがみついた状態での抱っこも見られている。
2000年あたりから、
 いろんな形に使える抱っこひもがでてきたり、
 ママが抱っこひもを手作りしたりもでてきて、
 抱っこひも選びのポイント紹介の記事や、
 素手での抱っこのしかたの記事も、だんだん詳しく
 なってきているのだそう。
2005年は 抱っこひも&スリングが特集されてる。
 スリングを使ってるママが増えたものの、
 うまく使えてないママがいるのに気づいて、
 楽しむ会でもスリングの使い方教室を初めて年だとか。 
2009年には、小児科医から
 横抱きのスリングは、股関節脱臼をおこすことが
 あるということで、スリングが下火になった。
2010年にエルゴが入ってきた。このあたりから、
 手を添えて抱っこひもを使用していたのが、
 手を離せる抱っこひもが主流になってきた。
 といったような大まかな流れがあるようです。
 
後半は輪になって、お話し聞きながら実習。

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AKGOの冊子の文章を考えるにあたっては
これが正解という伝え方をしてしまうと、
他の意見や考えが入らなくなるので
こんな方法もあるよという提示に留めたり、
読んだママが傷つかないような表現になるよう
配慮したりという思いを語られました。

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その後は、参加者の方同志で
用意してもらった布とお人形を使って、
冊子のページを見ながら、実地練習。
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おんぶするにあたっては、ちょっとしたコツがいるような。
 
同じ内容で、11月27日13:30〜16:30
舞鶴市西市民プラザ 
最寄駅 JR西舞鶴 駅から徒歩7分 
市営南田辺駐車場などもあります。
単発参加 2000円もOKです。
申し込みは info@kosodate-bunka.jp

こちらでも、AKGOの冊子は配布されます。

「育児用品の変遷から子育てを考えてみよう」講座の案内 [2016年10月25日(Tue)]
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」の第10回は

11月6日(日)13:30〜16:30

「育児用品の変遷から子育てを考えてみよう」
講師 迫きよみさん NPO法人子育てを楽しむ会
会場 宇治のつどいの広場 りぼん

迫きよみさんは、重度知的障害者施設での
生活指導員12年、宇治市での社会福祉協議会での
さまざまな福祉関係の仕事を経験後、
宇治でNPO法人子育てを楽しむ会をたちあげ、
子育てママへの支援活動と共に、
だっこひも、おんぶひもの研究を続け、
パパ、ママ、祖父母、支援者の方との
「だっこ」「おんぶ」をキーワードとした
出会いと交流を重ねています。

今回は、立川市にある図書館まででむき、
過去出版された膨大な育児雑誌を
閲覧した資料の中から、
育児用品の変遷という視点から、子育ての変化を
考えたお話しをしていただきます。

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昨年の講座での様子

子育ての文化研究所では、
今年度は子育て支援の冊子も制作中で、
11月6日には、迫さんがまとめた
だっことおんぶについての冊子が
初お目見えとなる予定です。

今回と同じ内容の講座が、第11回として
11月27日(日)13:30〜16:30
舞鶴会場のほうでも開催されます。

単発参加(2000円)の方もお待ちしております。

「子育て支援のこれからを考える」講師:松田妙子さん [2016年10月25日(Tue)]
「子育て支援のこれからを考える」
講師:松田妙子さん(NPO法人せたがや子育てネット代表)

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10月15日(土)に行われた15のまなびでは、東京からNPO法人せたがや子育てネット代表をされている松田妙子先生をお呼びしました。今回のテーマは「子育て支援のこれからを考える」です。府をまたぎ男女共に、行政関係、助産師、子育てひろばなど幅広い分野の方が20名参加されました。最初は参加者の自己紹介と共に、自分が気になっていること、松田先生に聞きたいことを出し合いました。皆さん、現場も異なれば気になることも異なっており、それだけで交流の場になっているようでした。

松田先生はよくお話の場でワークショップをされるそうです。その一つとして「話を聴いてもらう」というワークショップ「耳カウンセリング」を紹介して下さいました。これは、15分間支援者同士で話を聴き合います。これの意図は、支援者も「聴いてもらう」という体験をする事です。時に支援者は「○○した方が良い」「○○じゃないといけない」という固定概念を持っている時があります。子育て支援の現場において、親子の思いを聴かずに支援者の考えや解決方法を伝えてしまうことがあります。それにより問題は解決したとしても、相談者の思いは未消化になり拒絶する危険もあります。「聴く」という行為は難しいですが、ワークショップを通して実際に「聴いてもらう」という体験をすると利用者側の立場を経験できます。どういう対応や応答が「聴いてもらえた」「わかってもらえた」という感情に近づくのかわかりやすくなります。
また、「共感」という言葉があります。子育てを経験した子育て支援者が子育て相談にのると、「うちもそうだったのよ。」と答える時があります。しかしそれは相談者にとっては支援者の“過ぎたこと”であり、ランクが違うのだと教えて下さいました。つまり、同じような体験でも、そのしんどさ、悩みを言えるのは当事者だけです。
後半には「支援者が素晴らしすぎてもダメ」というお話もありました。例えば、産前産後の訪問で、家も自分も綺麗にし、迎えてくれますが、そうすることで逆に疲れてしまうお母さんもいるとのこと。それでは訪問の意味が無くなってしまいます。「気を遣わないで」と言っても伝わらない場合があるため「着替えてもパジャマで」と言うそうです。パジャマであれば、疲れたら横になっても良い、化粧もしなくて良い、と自然に感じられるからです。そこへ訪問者(支援者)が綺麗な格好で訪問するとせっかくパジャマで気を抜いた母が打ちのめされてしまいます。だからこそ支援者が素晴らしすぎてもダメ、その時々のトーンを合わせる必要性があります。
相談の場面で、例えば「一時預かりをしたいんです」という相談があった場合、「○○という制度がありますよ」と答えるのは『回答』であり、「どうしたの?」と訊くのは『応答』だそうです。必ずしも支援者の出した回答が相談者に合うとは限りません。応答のように一緒に探すのが利用者支援だとお話されました。時には相談者のニーズや欲求がずれていることもありますが、まずは相談者の困っている気持ちに寄り添い「どうしたの?一緒に考えよう」という姿勢を伝えることが大切です。本当に必要な支援か精査をするには利用者との対話が重要になるとお話し下さいました。

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次に、直接支援と間接支援のお話がありました。直接支援は今まで松田先生がされていた子育て支援であり、『私が居ないとダメ』という支援だそうです。これは、直接反応が返ってくるので支援者としては気持ち良く、やりがいにも繋がりやすいです。また、これは企業に上澄みを搾取され、商業化されやすいとのこと。本来であれば親が自分で気づくものを商品化し、お金と時間で簡単に不安を解消してしまいます。それでは親自身の気付きの力が失われてしまいます。
最近、松田先生は間接支援の方へ活動の場をシフトされました。間接支援とは「見守る大切さ」であると言葉にされました。今の子育て支援には、直接関わって(直接支援)、誰かに繋ぐ(間接支援)ような存在が居ないと仰いました。現場に居るだけではわからない事、一歩引いて見守ることでわかる裏方のような存在が必要だそうです。

続いて地域支援のお話です。現代は昔よりも地域の繋がりが希薄と言われます。近所付き合いや、いざという時に繋がれる支援を考えた時、松田先生は世田谷という地域でその難しさを感じられたそうです。そのため、地域が繋がるにはどんな支援があると良いかを聴くことから始められたそうです。それにより町の人と繋がれたり、地域住民同士が繋がろうと思えたりし、社会の基盤になるそうです。
現在の松田先生の活動の基盤は、「個を支援できる地域」を作るための地域支援を行う事です。その目標として『“助けてと言える地域”を支援する』を掲げると、活動の途中でも今自分は何をしているのか、と振り返る事が出来るそうです。また、今までやってきたことを捨てるのではなく、それを伝えること、他の世代に引き継ぐ、という意識の切り替えも出来たそうです。

今回は社会福祉学の視点だけでなく、子育てをする一人の親として、地域に住む住民、そして様々な子育て支援の現場を経験された支援者として、多様な角度からお話し下さいました。人が居てこその支援者であり、親と子が居てこその子育て支援です。目の前の親と子の声を聴くこと、本当のニーズは何か見極める目を養う事は容易ではありません。だからこそたくさんの現場から声を拾い、親と子と共に子育て支援を考えていけたらと思う15のまなびでした。

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「子育て支援のこれからを考える」講座 [2016年10月18日(Tue)]
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」
第9回10月15日 13:30〜16:30

「子育て支援のこれからを考える」
講師 松田妙子さん
    NPO法人せたがや子育てネット代表    

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今回の講座は宇治のみで開催とあって
舞鶴市からも何人か参加いただきました。
それぞれ、どんなことに関心があるかを
参加者紹介がてらお話ししてから、
講師からお話しいただきました。

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いろいろな分野にわたったお話しの中から
私が印象に残ったところをまとめてお伝えします。

子育て支援には、直接支援と
        間接支援とあって、
これからは、支援のしかたを意識して分けることが
必要ではないか?
直接支援の場合、利用者の方から
「ありがとう」と言われ、反応もかえってくるから気持ちいい。
「やってあげたい病」と言っているが、そういう
スタッフの意識をどうきりかえていくか?

だんだんマニュアル化してくると
利用者の方もそうなってきて許可を得ようと
聞いてくることが多い。

実際に行われているひろばの中でのやりとりとして
「どこでおむつを替えたらいいですか?」
それに対してスタッフは
「どういうところで替えたいですか?」
 たとえば一目にふれない場所ならここでとかを伝える。

お昼も食べれるが、食べたいと思う人が
テーブルをだして食べるようにするといった感じ。
(スタッフが準備するわけではない)
元保育士の方で、壁の飾りとかを上手に作れる方には
自分だけで作るのではなく、
利用者の方も一緒に飾り付けを作って飾るといった方向に、
なるようにスタッフの方に話しをしている。

利用者支援として気を付けているのが
回答せずに応答すること。
● 一時預かりがしたい方に、ここにこういう制度が
  あるよと伝えるのは、これは回答。
●「何かあったの?」と利用者の預けたい気持ちを聴いたり
 一緒にどうしたらいいか考えていくのが、応答。

 離乳食を聞かれたら、すぐに答えを言うのではなく
 隣の親子に「どうしてる?」と聞いていくように心がけて
 いるのだそう。

こういったスタッフの取り組みができるよう、
3時までのひろばの後、お茶を飲みながら
今日の参加者の方がどんな人だったかをふりかえり、
語りあう時間を習慣化していく。
日誌に書いたり、月1回のミーティング、
さらには、臨床心理士さんに月2回きてもらい、
1回は、利用者さんむけ
もう1回は、スタッフミーティングに来てもらい
こういうケースの場合の対応はどうしたらいいか
といったことを専門家から聞く機会をつくっている。

行政とのかかわりとしては、
今、子育て支援制度がいろいろ変化してきて
行政側もどうしたらいいのかわからない状態になっている。

どうしてほしいかを伝えるために、
自治体の方と対話する場が必要ということで、
子ども子育て会議の区民版としての会を立ち上げた。
行政側も共催でやりましょうということで
2回め以降は、行政側が場所も準備し、
会場費、参加費無料で開催されることに。
HP(申し込みフォームつき)もあり、
会の日時だけでなく、
その回のまとめなども掲載されるようになっている。
昨年は11回開催され、6:30〜9:00まで
9::00からは飲み会へ移行。
ファシリテーション形式で開催していて、
30人から70人くらいの参加人数があり、
さまざまな活動の方や、立場の方が参加され、
そこから参加者同志がつながったり、
その後のアクションへの場になっていってる。

さらには、地域の実践力を高めるためには
言語化し、可視化する必要もあるということで、
世田谷子育て楽会もたちあげ、
大学の先生をお呼びして、発表の後に
コメントやまとめをもらうといった活動もされている。

お話しの内容がかなり多岐にわたっているので、
参加者の方は、ご自分の活動にとって必要なところを
吸収されたのではと思います。

自分たちの活動にとって必要なことは何か?
それを得るためにはどうしたらよいかを考え、
そういう場や機会を作っていき、地域の方の
巻き込みもされているパワーには圧倒されました。



SANSANフェスタ2016出店のお知らせ [2016年10月12日(Wed)]
10月16日 10:00〜17:00
 SANSANフェスタ2016が開催されます。
 
 梅小路公園 京都駅八条口から歩いて15分
       京都市水族館の前の公園

  講座や、いろんなブースやお店がもりだくさん。

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 今回、こちらのブースに当団体も出店することになりました。
 出店ブースマップの番号でいくと
36、 子育ての文化研究所(子育て相談) 
37、 NPO法人子育てを楽しむ会(抱っこ・おんぶ相談)
 場所としては
 七条通り入り口から入って広場のむこう側あたりになります。
 
 子育ての文化研究所(子育て相談)のブースでは
 子育てかるたで遊んだり(販売したり)も企画中。
   
  子育てかるたをまだごらんになってない方も
  実際に手にとったり、遊べる機会ですので
  ぜひ、お立ちよりくださいね。

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  手島渚さんも来られて、ハグモミ体験(有料)の
  予定もあります。
 
 SANSANフェスタ2016 くわしくはこちらで
 http://sunsunfes.jimdo.com/
「子育て支援のこれからを考える」講座の案内 [2016年10月06日(Thu)]
第9回10月15日(土)13:30〜16:30
         宇治会場のみです。
「子育て支援のこれからを考える」
  講師は、松田妙子さん
      NPO法人せたがや子育てネット代表 

東京生まれ。大学で社会福祉を学んだ後、
国立総合児童センター「こどもの城」に勤務。
結婚後三重に移り、子育て情報誌を作成。
2001年東京で子育て支援グループ「amigo」を立ち上げ、
産前・産後中心の支援を地域で展開。
現在、子育て支援者の養成や地域のネットワーク化に
関わる子育て支援コーディネーターとして活躍。
2男1女の母親。

社会福祉を学び、子ども支援のプロとしての
勤務経験を生かして、次の道を切り開かれた
パイオニア的な方だと思います。
実際にママになった際に、ご自分がいろいろと戸惑われた
その体験の中から、本当に必要な子育て支援は
なにかを探求されてきたことと思います。
子育て支援への新たな視点からの
お話しをお聞きしたいと思っています。

東京からおこし頂きお話しを伺うチャンスですので、
皆様の参加をお待ちしております。
単発参加 2000円です。






「生きる力を育てる遠野のわらべうた」木津陽子さん 講師:木津陽子さん  [2016年09月05日(Mon)]
「生きる力を育てる遠野のわらべうた」
  講師:木津陽子さん

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土曜日の舞鶴会場に続き、9月4日(日)、第8回となる15のまなびは「生きる力を育てる遠野のわらべうた」をテーマに木津先生に、宇治会場でお話を頂きました。わらべうたに興味、関心を持ち、遠くは福島県から来られた方や団体での参加もあり、20名を超える参加者となりました。幅広い世代の参加となり、それぞれの世代から見た「わらべうた」の魅力を感じる事が出来たかと思います。

講師の木津先生は、もともと京都生まれの京都育ちでしたが、ご結婚され東京に引っ越され、周りは誰も知らない中での子育てで不安やお子さんの夜泣きの悩みを抱えている時にわらべうたに出会ったそうです。
もともと、わらべうたの「わらべ」は一般庶民を表し、「わらべうた」は一般庶民の気持ちが込められているそうです。つまり、昔の一般庶民の生き方が込められており、それを赤ちゃんの育ちに伝えていきたいと話して下さいました。先生は「伝承の子育て」と表し@わらべうた、A昔話、Bなぞかけの三つを挙げられました。この三つにはそれぞれ@話す力、A聞く力、B考える力が育まれるとのこと。わらべうたは話し言葉にも繋がるため。昔話は、いくつも聞くのではなく、一つの話を長く骨身に染みるまで聞くのが良いとの事。最初はわからなくても何度も繰り返して聞くうちにわかるようになる。読み手の相槌を感じ取り聞き上手になるとのこと。なぞかけは、一つの事を色んな言葉で色んな角度で表されるため考えられるからだと教えて下さいました。

わらべうたの中には@遊び唄、A呼びかけの歌、Bはやし唄、C子守唄の四つがあります。遊び唄は手遊びなどにも通じますが、目的は赤ちゃんが人を知る事。赤ちゃんに対して色々な表情、言葉、しぐさを遊びの中でやってみる。そうすると、赤ちゃんは人には色んな表情があって、そこから人には色んな感情があると気付くようになるそうです。ここで重要なのが目を見てやること。この遊び唄は後半ワークも兼ねていくつか紹介して頂きました。
呼びかけの歌は、自然への呼びかけの歌であり、自然への感謝、命の大切さを感じ取れるようになるのが目的です。都会には自然が少ないから難しい、と思わず、鉢植えでも良い、空ならどこにでもある、と身近な自然に目を向ける大切さを教えて下さいました。また、寒暖を感じることで五感をひらく役目もあります。寒暖を赤ちゃんに合わせて短い言葉で表現するのが大切との事。はやし唄は言葉の力を知ることが出来ます。子守唄は寝かせ唄とも呼ばれ、土地の歴史や生き方を伝えられます。

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ここで、わらべうたを体験するためいくつかわらべうたの中の遊び唄を教えて頂きました。赤ちゃんは生まれると羊水の中から重力のある世界に出て来るため疲れます。そこに優しく声をかけてあげる赤ちゃんとの初めての会話「うんこ語り」です。おっぱいを飲ませる距離で赤ちゃんと目の焦点を合わせ会話します。「んこー」という短い言葉にいろいろな気持ちを乗せていきます。会話は声を発している間だけでなく言葉と言葉の「間」にも意味があります。その「間」を大切にして赤ちゃんとまなざしを合わせ気持ちを伝えていきます。これは一カ月ほど続ける根気のいるものですが、次第に赤ちゃんから同じように言葉が返ってきます。
次は、赤ちゃんの発達や月齢に合わせて気持ちを育てるわらべうたです。
@ てんこ てんこ てんこ…顔の横まで手を挙げ、手首を返す(まねる、手首の運動)
A にぎ にぎ にぎ…顔の横で手を握ったり開いたりする(ひぎったり開いたり出来る)
B かんぶ かんぶ かんぶ…首を振る(首がちゃんとまわる)
C てうち てうち てうち…手をたたく(腰を強くする)
D ちょつ ちょつ ちょつ…手をおでこに当てる(両手を顔まで挙げられる)
E あた〜ま なり なり なり…自分の頭をなでる(片手で、頭をさする)
F ばんざ〜い…両手を上げる(両手が上がる)

Cは「じょうず じょうず じょうず」にも繋がり人の事を褒める気持ちが育ちます。Dの「ちょつ」は「笑止」から派生した言葉で「恥ずかしい」という気持ちに繋がるとの事。Eは「おいしい」と自然に感謝する気持ちに繋がり、Fは「やったー」という達成感に繋がるとの事。これらは全て3回ずつ繰り返します。そのリズムは赤ちゃんにとって聞きやすく、同じ言葉で繰り返される事で土台が作られます。これらの遊び唄によって赤ちゃんの気持ちの「素」を起してあげる事が育てる上で大きなことだと話して下さいました。
また、オムツを換える時など、臭い時には「臭い」、きれいになったら「気持ち良い」など赤ちゃんの気持ちを代弁して関わると赤ちゃんも快、不快の区別がつくようになります。そうした「声を出す」関わりの大切さもいくつか教えて頂きました。
また、身体をつくる目的でハイハイしている時にうしろから「まて まて まて」と追いかけるのもわらべうたの一つとの事。そうして追いかけられると赤ちゃんは嬉しくて自分からどんどんハイハイをやりたがります。このように、声にならない声に応えてあげると、自分から行動する前向きな気持ちが育つとの事。

休憩後、後半は二人一組になって赤ちゃんの遊びを表す遊び唄をお互いにやり合いっこしました。実際にやってみることで目を合わせる難しさや声の出し方、やってもらう赤ちゃんの気持ちがわかりました。そして、目を見て話す大切さを感じることができました。どの方々も、とても優しい表情で語りかけていました。
赤ちゃんが何かできたら大人も声を掛け、それにまた赤ちゃんが反応します。そうした相乗効果が生まれ、人との関わりが始まると教えて下さいました。

参加された方のお子さんが先生のわらべうたに反応し色々なしぐさをしてくれました。そのたびに周りの参加した大人達は声をあげ、「じょうず じょうず じょうず」と声をかけました。人見知りは全然しませんでしたが、しばらくお母さんから離れ、何かできたり周りで声を掛けられると嬉しそうにお母さんの元に戻っていく姿が見られました。昔の子育てを今の子育てに伝える、まさしく「伝承の子育て」を感じられました。

  今回の内容が分かり易く書かれた本として、
  『「わらべうた」で子育て 入門編 』阿部 ヤヱ (著), 福音館書店発行
  をご紹介頂きました。

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「生きる力を育てる遠野のわらべうた」講座の案内 [2016年08月26日(Fri)]
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」第7、8回の案内です。

第7回 9月3日(土曜)舞鶴にて
第8回 9月4日(日曜)宇治にて
どちらも、時間は13:30〜16:30

「 生きる力を育てる遠野のわらべうた」
  講師 木津 陽子
   遠野のわらべうた、臨床検査技師、保育士 

同じテーマで、2日間開催されます。
どちらかのご都合のつく日に参加も可能です。
単発参加もOKです。(1回2000円)

木津さんは、京都出身の方です。
長男の夜泣きに悩むなかで、
最初はコダーイを勉強され、子育てに役立たされました。
 コダーイとは
 ハンガリーの作曲家、民俗学者、教育学者で
 あったコダーイ・ゾルターン氏の理念に照らした
 音楽教育の実践

その後、遠野のわらべうたに出会あわれ、
遠野のわらべうたの伝承者阿部ヤヱさんの元に、
14年通って指導を仰がれました。 
現在は、関東地域での
子育て支援拠点等からの依頼が多く、
  流山市かやのき保育園、わらしこ保育園での
  わらべうたの日担当など
赤ちゃんとママを対象にした
赤ちゃんと向かい合って触れ合う時間の大切さを
伝えておられます。

今回は、わらべうたを学んでこられた木津さんの思いと、
こちら側のリクエストで、
1歳までのお子さんとの日常の関わりの中で活かしていけるもの、
支援者がその日に身につけ、
現場で活かしていけるようなものを、
いくつか教えていただけるようにお願いしています。

残った時間で質疑応答の予定です。
(どのくらいの時間になるかは当日の様子で決まります。)

皆様のご参加をお待ちしております。

 9月3日 舞鶴市西市民プラザ JR西舞鶴駅から7分
 9月4日 つどいの広場りぼん 近鉄大久保駅から5分、
                JR新田駅から3分
 
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