『稲むらの火』が伝える、生命の尊さ〜和歌山の子どもらが津波防災学習 [2013年04月01日(Mon)]
津波防災学習に集まった児童ら/午後からは海岸のゴミを利用した工作教室 1854年の安政南海地震の際、積み重ねた大切な稲の束(稲むら)に火を放って村人を津波から救った『稲むらの火』。和歌山県広川町であった実話で、昭和の初期に小学校の教科書に登場し、最近になって再び小学校教科書で紹介されている。この故事に倣って命の大切さを学ぼうという津波防災学習が3月、週末を利用して和歌山市内の子どもたちを対象に行われた。近畿地方も南海や東南海の巨大地震が心配されているだけに、小さな心にも災害から身を守る「避難」の大切さが刻まれたようだ。 |