森を再生し、河畔を元の姿に〜函館郊外のNPO法人の奮闘記 [2012年08月14日(Tue)]
写真左:種と苗を植樹できるまで育てるのに3年かかる 写真右:植苗後も成長をチェックする影山さん(左)と桜庭さん 元は沢などの湿った場所を好むサワグルミ(クルミ科)の群生地だった。JR函館本線桔梗駅から車で約30分の蒜沢川(にんにくざわがわ)上流。ところが氾濫防止の護岸工事が始まり、木々が伐採され、河畔はコンクリート塊に。「生えていた植物の種を拾い育て、元の森の姿を取り戻そう」。地元のNPO法人が日本財団の支援を受けて取り組む『森再生』活動は、種の育成から8年、植苗から5年を経て今ようやく成果が見え始めた。 |