今月中旬、宮城県石巻市、亘理町を訪ねました。
見ていて嬉しくなった言葉を各地で発見。思わずカメラのシャッターを切りました。

東日本大震災の復興支援に向け設けられた「カタール　フレンド基金」（総額1億米ドル）の半分に当たる5000万米ドル（約40億円）が被災地の水産業復興に充てられることになり、4月18日、東京都内のホテルで発表会が行われた。日本財団が復興事業のパートナーに選ばれ、第一弾の大型プロジェクトとして20億円で宮城県・女川町の水産加工施設の整備事業に着手するほか、残る20億円分に関しても同様の施設を建設する方向で候補地選定を急ぐ。

アジアの途上国に様々な職種のシニアボランティアを派遣している技能ボランティア海外派遣協会（ＮＩＳＶＡ）がこの７月で発足してから９年目に入る。これまでに派遣されたシニアボランティアは延べ１８０人（２０１２年１月現在）人を超える。特にフィリピンへの派遣者が多いことから、フィリピン事情に詳しい二子石章さん（７５）がＮＩＳＶＡフィリピン代表としてボランティアの世話をしていた。二子石さんは高齢のため昨年夏帰国し、新しく奥村信司さん（４４）が事務局長に就任、パンガシナン州ダグーパン市を拠点に活動を続けている。国際協力畑でこれまで働いてきた奥村さんは、シニアボランティアたちを支えながら、フィリピンの現地の人たちと草の根の交流を続ける毎日を送っている。