7回目のグローバル・アピール発表 ハンセン差別撤廃に向けブラジルで [2012年02月01日(Wed)]
アピールを読み上げるエルケさん(中央) ハンセン病患者・回復者に対する偏見・差別の撤廃を訴えるグローバル・アピールが1月30日、ブラジル・サンパウロで発表された。同アピールはWHO(世界保健機関)のハンセン病制圧特別大使を務める笹川陽平・日本財団会長の呼び掛けで2006年以来、世界の宗教界や経済界、人権擁護団体の代表者や大学が賛同人となって発表されており、7回目となる今回は世界医師会(本部・フランス)や世界50カ国の医師会が賛同人となっている。関連して「ハンセン病と人権」に関する国際シンポジウムもリオデジャネイロで2月1日に開催される。 |