大人と子どもが心通わせ学校に 苫小牧のウォーキングバス [2009年05月12日(Tue)]
ウォーキングバスの札を持って先頭を歩く少年 「ウォーキングバス」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。運転手役と車掌役の大人が登校時に子どもたちの前後になって、一緒に歩くという英国から始まった運動だ。それを実践しているのが北海道苫小牧市のNPOエクスプローラ北海道(佐藤一美代表理事)だ。この運動を広げるため、2009年度は日本財団の支援でウォーキングバスシステムのマニュアルを作成するという。「安全で安心な街づくり」を目指すこの活動は、地域住民の絆を結びつける効果が大きく、多くの地域から問い合わせが寄せられている。 |