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若い職場、豊かな発想で未来を作って! 日本財団に出向の鈴木さん [2008年09月10日(Wed)]


やまと競艇学校に体験入学した鈴木さんと日本財団の新入職員

「ここは若い職場だ。こんなことをやってみたいという豊かな発想があれば、未来をつくっていくことができる」。東京都教育委員会から派遣され、日本財団で長期研修を続けている鈴木薫さん(41)=葛飾区立奥戸中社会科教諭=は、財団の若々しい雰囲気に好感を持ったという。4月から1年間の予定で日本財団に出向、海洋の教育関係業務に取り組んでいる鈴木さんに、教師生活や財団での活動について振り返ってもらった。

鈴木さんが教師を目指したのは、恩師の急死がきっかけだ。中学時代何かと目をかけてくれた社会科の先生がいた。高校生の時にその先生が脳内出血で亡くなり「いまの自分があるのはあの人のお蔭だ」と考えた鈴木さんは恩師と同じ道を選ぶことを決心した。1990年に大学を卒業し、都内の私立の女子高や附属中学で社会科や世界史を教えた。30歳になった1998年に東京都の教諭となり、大田区の中学校で社会科を担当した。(写真:研修について振り返る鈴木さん)

当時の校長からは「これから4年が勝負ですよ」といわれ、いろいろなことをやるように指示され、勉強になったという。中学校時代にブラスバンドでホルンを担当した経験を生かし、部活ではブラスバンドの顧問を引き受けた。奥戸中へ異動後、副校長へ登用される管理職候補者選考試験に合格した。06年4月から東京都財務局の庁舎管理課に1年間出向し、45階にある飲食店などの指導監督を担当した。

日本財団には継続しての出向で、海洋グループ海洋教育チームを中心に関係団体への助成事業の仕事をしている。その業務には造船所の進水式の一般公開や横浜港での中学生を対象にした職場体験などがあり、現場に出かけることも多い。日本財団では新人職員と一緒に研修を受け、同期意識が芽生えた。8月には新入職員とともに、福岡県柳川市のやまと競艇学校に1週間体験入学をした。「厳しい生活の中で目的をはっきり持った若者たちに新鮮さを感じた」という。(写真:鈴木さんが担当する造船所の進水式)

出向を言い渡された当時、日本財団についてはどんな組織か全く知識がなかった。実際に中に入ってみて驚いたのは若い人が多く、活気があることだ。「いろいろなところに行かせてもらっている。こういう経験は少なく、学校ではできないことをやらせてもらっている」と話す鈴木さん。若い財団職員に対しては「いろんなことにもっと興味を持って取り組んでほしい。それをやらせてくれる職場だと思う」と、アドバイスしている。

日本財団は、06年度から1年間のスケジュールで横浜市の中堅教諭の出向を受け入れ、06、07年度に続き08年度も1人が研修中だ。東京都からは鈴木さんが初めて。横浜市からの出向者は後日紹介する。(石井克則)
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:24 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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