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宮崎県の橘太鼓「響座」ジュニアが優勝 日本太鼓ジュニアコンクール [2008年03月27日(Thu)]


優勝した橘太鼓「響座」ジュニアの演奏


(財)日本太鼓連盟主催の「日本太鼓ジュニアコンクール」が3月23日、石川県白山市の松任総合運動公園体育館に32都道府県の43チームが参加して開催され、宮崎県代表の橘太鼓「響座」ジュニアが優勝した。会場は約3000人の観客で盛り上がり、地元出身の森喜朗元首相も来賓として顔を見せ「太鼓を打つことの素晴らしさは、心がひとつになることだ」と激励した。

コンクールは1999年の第1回以来、今回で10回目。地区予選を勝ち抜いた43チームのほか、前年優勝の長崎県代表「おおむら太鼓連くじら太鼓」とブラジル大会で優勝した「イビウナ龍舞太鼓」が特別参加し、日本太鼓連盟の塩見和子理事長は「太鼓の技術だけでなく、礼と節、感謝、忍耐といった日本人の美徳を学んでほしい」と語り掛けた。

次いであいさつに立った森喜朗元首相は「ヤンキース・松井の出身地で有名だった石川県が、最近では太鼓でも全国の拠点になりつつある」とあいさつ、「バチはしっかり、挨拶は短く」と最後を締め、会場の笑いを誘った。谷本正憲知事、角光雄白山市長が続いて祝辞を述べた後、コンクールに移り各チームが力強いバチさばきを競った。(写真:「太鼓の素晴らしさは、心がひとつになること」と語る森元首相)


優勝した橘太鼓「響座」ジュニアは2年前の愛知地球博出演が結成のきっかけ。8人のメンバーは連日、2時間の早朝練習を続け結成2年で優勝に輝いた。メンバーの一人、宮原直樹さん(15)は「今まで頑張ってきて優勝できた。うれしい」と語った。2位と文部科学大臣賞は石川県代表の輪島・和太鼓虎之介が受賞。昨年の京都大会当日に発生した能登半島地震で思うように練習が出来なかったハンデを乗り越えての受賞。輪島に伝わる「鬼面太鼓」を取り入れ、古式ゆかしい伝統的な演奏を披露した。

出場者の平均年齢は13・5歳、最低年齢は7歳。第7回から審査を担当する渡辺貞夫さんは8人の審査員を代表して「回を重ねるごとに、みんな素晴らしく成長しており、本当に差がない」と講評し、年々レベルが向上していることを裏付けた。

日本太鼓連盟は、全国40都道府県に44支部を持ち約800チームが所属、会員は愛好者を含め2万2千人に上る。今回のジュニアコンクールのほか「日本太鼓全国フェスティバル」、障害者が成果を披露する「日本太鼓全国障害者大会」、高齢者の技術向上と健康増進を目指す「日本太鼓シニアコンクール」など多彩な事業を展開している。

また日本財団も、日本太鼓連盟が行う国内及び海外への太鼓の普及を支援する傍ら、ブラジル太鼓協会への日本人講師の派遣や(財)海外日系人協会を通じたスカラーシップ事業を進めている。日本人移住者が最も多いブラジルでは、今年6月21日にブラジル太鼓協会の主催で移民開始100周年記念イベントが開催され、日本とブラジルの太鼓奏者1000人がひとつの曲を合同演奏する予定だ。


*第10回日本太鼓ジュニアコンクールの動画はコチラ(0:55秒)

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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:07 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(1)
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