トルコ拠点の中央アジア留学生支援 07年度奨学生決まる [2007年11月26日(月)]
![]() 奨学生と共に。手前がヴルボスキさん。 将来を担う中央アジアの留学生を対象にした「日本・トルコ・中央アジア友好協会」(JATCAFA、本部・イスタンブール)の2007年度奨学生200人が決まり、12月1,2の両日、アンカラとイスタンブールで授与式が行われる。対象者はいずれも中央アジア各国からトルコに留学している学生で、10月から1年間、毎月80ユーロ(約1万3000円)の奨学金が支給される。 この事業は、もともとトルコ政府が中央アジアの学生を国費で招き奨学金を支給してきたものだ。しかしインフレに伴うトルコリラの目減りなどで学生の生活が困窮化したこともあり、2003年度から日本財団が奨学事業を進めるトルコ環境財団(EFT)を支援、06年度からはJATCAFAがEFTから事業を引き継いでいた。奨学生にはトルコ政府からも月80ドル前後の奨学金が支給される。 07年度の奨学生は約500人の応募者から新たに選ばれた76人と06年度に続き引き続き支給が決まった124人。76人の内訳はアゼルバイジャン20人、キルギス19人、トルクメニスタン17人、カザフスタン、タジキスタン各10人でトルコの14大学に留学中だ。授与式では日本財団の尾形武寿理事長が奨学金を支給する旨の証書を各学生に直接、手渡す予定だ。 奨学生決定に先立つ10月中旬、日本財団関係者がトルコを訪問した際、集まってくれた奨学生に感想を聞くと「遠く離れた日本がこのような事業をするのは素晴らしい」「われわれの国は貧しく、国の将来のためにも発達した日本に行って学びたい」などの声が聞かれた。 事業は中央アジアと日本を結ぶ人材ネットワークの構築が狙い。JATCAFA代表のヴルボスキ京子さんは「日本文化や経済などに関する講座などを強化し、学生の日本理解を少しでも深めたい」と意欲を語っている。 (英文記事はコチラ) |





