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「生きるあかし 鈴木時治 油彩展」開催 [2006年11月22日(Wed)]

ハンセン病回復者で画家としても知られる故鈴木時治氏の遺作を集めた「生きるあかし 鈴木時治 油彩展」が11月22日から東京都墨田区の「ギャラリーアビアント」で始まった。「遺作展実行委員会」が日本財団の助成を受け企画、27日からは中央区の「アート・紀元」でも開催される。

鈴木氏は、15歳の時に父親とともに国立ハンセン病療養所栗生楽泉園(群馬県)に入所。厳しい環境の中で父親の栄養失調死、二度にわたる自殺未遂も経験したが、30歳すぎにユダヤ人女性画家の言葉に触発され、2003年、77歳で死去するまで絵を描き続けた。

作品は正規の美術教育を受けていない人が自発的に生み出す「アール・ブリュット」(生の芸術)に分類され、型にはまらない自由な画風が高く評価された。初の応募作が二科展に入選したほか、群馬県展への入選も計22回に上っている。

今年10月初め、日本財団関係者がインド・タミルナドゥ州のハンセン病コロニーに併設された芸術学校を訪問した際、同様の境遇にあるハンセン病回復者たちに鈴木氏の画集が贈られ、回復者たちは「絵を描くことで希望が湧き、生きがいになる」と感想を語った。

遺作展の会場は次の通り。両会場とも12月4日まで。
▼ ギャラリーアビアント:墨田区吾妻橋1-23-30-101(電話03-3621-0278)
▼ アート・紀元:中央区京橋2-8-5 トキワビル2 (同03-5850-1870)



鈴木時治作「少女たち」
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 16:15 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(1)