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巨大金物も精密機器! プロペラのトップメーカーを視察 [2009年12月14日(Mon)]


玉島工場で完成した巨大プロペラ

船舶でエンジンとともに重要なのは、プロペラだ。スクリューとも呼び、どんなに優れたエンジンがあってもプロペラなしでは、船は動かない。ナカシマプロペラ(本社、岡山市)は日本財団から融資を受け、工場設備拡大を行ってきた性能・品質・年間生産量共に世界一のプロペラ会社だ。このほど同社工場を訪れ、世界の海運業の運航コスト減をもたらすのではないかと期待されている製造技術開発工程を視察した。
岡山工場の鋳型

同社は1926年に創業。競艇用小形プロペラから超大形船舶用プロペラまでオーダーメイドで製造している。プロペラは、車でいえばトランスミッションエンジンの一部とタイヤの働きをしており、プロペラの性能を向上させることが、船舶の燃費の改善だけでなく、CO2(二酸化炭素)の削減につながっていくのだ。

同社は、小中形のプロペラを製造する岡山市の本社工場と大形プロペラを製造する倉敷市の玉島工場に拠点を置いている。本社工場は、岡山港まで車で約30分の内陸に位置しており、5年前に玉島工場ができる前までは、完成した大形のプロペラを夜中にトレーラーで輸送していたという。国際貿易港・水島港の一角にある玉島工場は、世界中の造船所へダイレクトにプロペラを輸送している。製造ラインを流れ作業にした結果、年間約360本の大形プロペラ製造を可能にしている。世界最新・最大の大形プロペラ工場だ。(写真:岡山工場内には時の鐘がある)

製造される大形のプロペラは、まず砂で鋳形を作り、その中に銅合金を流し込む。1週間かけて熱を冷まし鋳型を取り壊すと、プロペラの原型が出来上がる。次に、翼面加工が施され、プロペラの複雑な三次元曲面を設計データ通りに形が整えられる。最後は熟練工の手によってミリ単位の加工調整が施され、商品として完成する。プロペラは、大きな金物であると同時に「精密機器」と呼んでもおかしくないほど、技術力が生かされた商品だ。日本のものづくりの伝統が、同社でも脈々と受け継がれていることを感じ取った。

ナカシマプロペラ関係者ら

現在、同社はプロペラのほかに、プロペラで培った技術を応用して人工関節などの医療機器分野にも進出している。メディカル部門担当で常務取締役の中島義雄さんは、「プロペラ製造の技術を生かし、人工関節も患者のニーズに合ったオーダーメイド制に踏み切ることを考えている」と話している。(松岡直)

ナカシマプロペラを示した独特な模様
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:12 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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