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人と人のつながりを大事に コミュニティカフェの全国連絡会発足 [2009年11月19日(木)]


全国連絡会共同代表の坂倉さん(マイクの人)と河田さん(その隣)

定年退職者や一人暮らしの高齢者などが交流する場として、NPOや市民団体が運営する「コミュニティカフェ」(喫茶室や食堂)のネットワークとして全国連絡会が発足、12日、東京の日本財団ビルで設立総会が開かれた。急速に進行する高齢化社会に対応する「地域の居場所」として注目を集めている中で、活動継続のためのさまざまな課題にどう取り組むかなどの情報交換を行い、全国に活動の輪を広げていくのが狙いだ。
設立総会呼び掛け人代表の田中尚輝・長寿社会文化協会常務理事によると、コミュニティカフェは、新潟県で始まったといわれ、同県だけでも現在2000団体以上が活動している。この活動が全国に広がっているが、新潟以外では横の連絡がないのが実情という。そのため、情報共有の場をつくろうと、緩やかなネットワークとして全国連絡会を設立することになった。(写真2、呼び掛け人の田中氏のあいさつ)

設立総会で決まった事業計画では、イ、年1回の全国連絡会の開催、ロ、研究会・研修会の開催、ハ、インターネットによる情報の発信―の3つが柱だ。総会では全国委員も選出され、委員らが活動状況を報告した。共同代表に選ばれた河田珪子さんは新潟市で昭和40年代に建てられた一軒家を使って1999年から「地域の茶の間『うちの実家』」(任意団体)を運営。400人の会員がいる。80代の一人暮らしの男性が「ここにはうちにないものがある。人に会えること、人と話ができること、人と一緒に食事ができ笑いがある」と話したことがパンフの表紙にある。河田さんは「いろいろな課題を連絡会の場で解決できたらうれしい」と語った。もう一人の共同代表、坂倉杏介さんは慶応大学教養研究センター講師で、慶大と連携して運営するコミュニティ喫茶「芝の家」(東京都港区)を主宰している。(写真:全国からの参加者で埋まった会場)


全国委員の紹介

副代表の桑原三郎さんは群馬県太田市の「NPOよろずや余之助」会長で、シニア層を対象に映画喫茶やフォーク喫茶、歌声喫茶などのほか、裁判員制度の勉強会を開くなどユニークな活動をしている。委員の一人、中川建彦「NPOライフステーションあいち」副代表は「どんな形であれ、それぞれの地域の持ち味を生かしたカフェをつくってほしい」と述べ、コミュニティカフェの広がりに期待感を示した。設立総会後、作家の落合恵子さんが「いのちをつなげる」と題して記念講演をした。(石井克則)
ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:11 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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