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小学生狂言教室 古典芸能普及のワークショップ [2007年03月06日(Tue)]

日本の古典芸能である能や狂言の実演を見る機会はあまりない。そんな古典芸能の普及活動をしている東京の「杉並で能楽を楽しむ会」はこのほど、杉並区立新泉小学校体育館で、同小5、6年生と同区内の方南小学校の6年生計141人を対象に「狂言教室」を開いた。

写真:山本さん父子が演じる柿山伏を見る小学生たち
「楽しむ会」は、日本財団の支援で杉並区内の小中学校で、能・狂言入門のワークショップ(専門家の助言を得て行なう講習会)を開催しており、子供たちの関心も高い。

この日狂言を演じたのは、「大蔵流山本会」で知られる狂言師の山本則俊さん(国の重要無形文化財)と長男の則重さん、二男の則秀さん、遠藤博義さんら。演目は「柿山伏」(山伏が柿を盗もうとするところを持ち主に見つかり、サルやトビなどのまねをさせられる)と「附子(ぶす=毒)」(主人が毒と称して秘蔵している砂糖を留守中に食べてしまい、主人を怒らせる話)の2つ。

演技の前に狂言の内容についての説明があったため、則俊さんらが話す独特の言い回しのせりふもよく分かり、途中、子供たちの間から何度も笑いが起きた。演技終了後、則俊さんが能と狂言の歴史について「能面をつけ人間の心の葛藤・悲しみを表現している能に対し、狂言は笑いやおかしな仕草を通じて人間のおろかさを示している。この2つが一対となって650年間演じられてきた」と説明した。この後、則俊さんらの指導で狂言の姿勢、歩き方、声の出し方などについて練習をした。

子供たちは「柿を取って食べている山伏の姿が本当のように見えた。さすがプロだと感心した。いろんな人に狂言を知ってほしいと思う」「せりふも理解できたし、面白かった」などと感想を話していた。「楽しむ会」事務局の宮崎穎さんは「超一流の演技者と子供たちの触れ合いに意味がある。新年度も同じ形式で能、狂言を見せたい」と意欲を見せている。


≪お知らせ≫

都内初の市民救急患者搬送セミナー(任意団体「日本NPO救急搬送連合会」主催)が
3月10日(土)、日本財団(東京・港区)で開催。
http://blog.canpan.info/koho1/archive/9

障害者の芸術文化活動を通した社会参加について考える「アクセスアーツ東京フォーラム」(財団法人たんぽぽの家主催)が3月10日(土)、MYPLAZAホール(東京・丸の内)で開催。
http://blog.canpan.info/koho1/archive/10
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Posted by 日本財団 広報チーム at 11:01 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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