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笹川医学奨学生30人が来日 2千人の応募者から選ばれる [2009年09月18日(金)]


日中笹川医学奨学生歓迎式典の動画(3:08秒)

日中医学協会(森亘会長)と笹川記念保健協力財団日野原重明会長)が中国衛生部と協力して進める日中笹川医学奨学金制度の第32期研究者30人が来日、9月9日、東京都内のホテルで歓迎式典が開かれた。いずれも中国の医療現場で働く医師や薬剤師、看護師で、2000人の応募者から選ばれた。来年10月まで1年間、大学や研究機関で日本の先端医療を学ぶ。
来日した30人の研究者

同制度では2007年度まで毎年ほぼ100人、計2038人の研究者を受け入れ、20年の節目を迎えた昨年度からは受け入れ枠を年間30人に絞り、さらに質の高い医療の取得を目指している。大学や医療機関の中枢に昇進した奨学生OBも多く、最も成功した日中民間交流事業の一つとして評価も高い。

一人一人に認定証を授与

式典では会場左側に中国研究者、右側に日本側指導責任者が座り、日中医学協会の森岡恭彦副会長が研究者と指導責任者一人一人を紹介、認定証を手渡し、日野原会長は「専門領域の研究だけでなく、日本と中国の文化がどう違い、どこが似ているか学んでほしい」と述べた。

また在日中国大使館・阮湘平参事官は「歴史の長さ、規模の大きさからいっても(日中間の)屈指の事業」と謝辞を述べた上、「日本の先端医療や文化を学び両国の友好発展に貢献するよう」研究者を激励。指導責任者を代表して近畿大学医学部の星合昊主任教授が「ひとりで悩まず、1年後に“日本に来てよかった”と言えるよう頑張ってほしい」と励ました。

日本財団の笹川陽平会長は「日中両国は一衣帯水の関係というが伝統、文化は大きく異なる。等身大の日本を見てほしい」と注文。一行を代表して北京の中日友好病院の看護師、劉頴さんが「日本の進んだ医療を学び、臨床看護の第一人者となって中国の医療の発展に尽くしたい」と決意を語った。(写真:挨拶する笹川会長)

研究者と受け入れ側の指導責任者はこれまで電子メールなどで接触があるものの、多くはこの日が初の対面。一行の一人、首都医科大付属北京口腔医院の女性医師・仇玲玲さんも会場で、指導に当たる鈴木聖一・東京医科歯科大准教授と初対面の挨拶を交わした。研究テーマはインプラントアンカーを使った歯科矯正治療。中国社会科学院で政治学を研究する夫と“別居生活”となるが、「山東省に住む両親も“若いうちに日本で勉強できるのは幸運”と喜んでくれた」と目を輝かし、鈴木准教授も「中国の医療はすごい勢いで進んでいる」と仇さんの成長に期待を寄せた。=宮崎正=

仇さんと鈴木准教授
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:32 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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