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中島の漂着物からお話づくり 夏休みに子どもたちが挑戦 [2009年08月04日(Tue)]


動画:漂着物からお話づくり 松山市中島で子どもたちが挑戦(1:33秒)


愛媛県の中島(松山市)は、瀬戸内海国立公園にある忽那(くつな)諸島最大の島だ。トライアスロンで知られる山と海の自然が美しい島を舞台に、子どもたちが海岸の漂着物を観察し、それを題材にして短い物語をつくり、表現力、想像力を磨き、海の大事さを知ってもらおうという夏休みのイベントが7月25、26の両日開かれた。国内外の映画や映像撮影の誘致を支援する活動をしているNPOアジア・フィルム・ネットワーク日本財団の支援で実施したもので、松山市内の17人の小学生(小3以上、女子14人、男子3人)が参加、お話作りに挑戦した。完成したお話は発想豊かな作品が多く、発表会では大きな拍手が送られた。
同ネットーワークは、映画・映像の撮影支援を通じて地域の魅力再発見と物語性豊かな地域づくりを目指して活動している。これまで子どもたちに映画作りを体験してもらう「映画塾」や地域を舞台にした物語を映像化するワークショップの「ドラマ塾」などを実施しており、ことしは海の漂着物を初めて対象にした。子どもたちは、姫ケ浜海岸近くの集会場で泉谷昇事務局長から「起承転結に注意して、監督、脚本家、カメラマン、キャストの4役を全員でやってください。デジタルカメラで撮影した写真で使えるのは4枚」という説明を受け、サンプルとしてスタッフが作ったお話を聞いた。さらに環境カウンセラーの小池あゆみさんが「研ぎ澄まされた五感を使い、いままでと違った見方で物語になる材料を拾ってください」と話し、スタッフのボランティアたちと5つのグループに分かれてデジカメとビニール袋を持って海岸に向かった。(写真:子どもたち話しかける小池あゆみさん)

  
こんな大きな漂着物もあるよ/集めた漂着物をみんなで観察

同海岸は、海水浴場になっており、漂着物もそう多くはない。しかし、約1時間の海岸探索で子どもたちが集めた漂着物はさまざまで、ペットボトルやビン、かんきつ類の青い実などが集会場の前に広げられた。小池さんはこれらの漂着物のうち、プラスチック類が海の生き物にとっていかに危険であるかを説明し「放っておくと瀬戸内海はゴミ捨て場になってしまう、どうしたら海の環境を守っていくか考えてほしい」と話した。

この後、子どもたちは物語作りに取り組んだ。約2時間をかけてそれぞれのグループの物語が完成、物語の発表に使う写真は代表理事の福岡晋也さんがパソコンに取り込んだ。子どもたちの作品は「中島3兄弟」「自然の大切さを知った2人」「大きな足あと」「いかくんの旅」「2人」という5つの短い物語で、泉谷さんは「午前中はこんな物語は存在していなかったのに、すごい。オチがあり、海の話や男と女の話とみんな面白かった」と講評した。あるグループの女子は「4人とも自己主張が強く、不安でしたが、うまくまとまったと思います」と、顔を紅潮させながら、創作の喜びを話した。この催しは8月28、29両日も引き続き開催される。(写真:どきどきの物語発表)(石井克則)

姫ヶ浜で漂着物を探す子どもたち
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:04 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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