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干物づくりと洋裁指導に活躍 スリランカで日本人3人 [2007年02月07日(Wed)]

 内戦と大津波で苦しい経済状況が続くスリランカで、3人の日本人シニアボランティアが活躍している。技能ボランティア海外派遣協会(NISVA)から昨年派遣された横浜市の村上清一郎さん(70)、岡山県浅口市の西脇譲さん(70)埼玉県所沢市の中城茂登子さん(77)だ。女性たちへの技術指導が経済的自立につながればと懸命な活動を続ける3人に会い、話を聞いた。

 村上さんと西脇さんは高校時代の同級生。2人は昨年9月からスリランカ南部のタンゴール地区で主婦たち100人に魚の干物づくりを指導している。村上さんは船舶通信士時代に乗った漁船で干物づくりを覚え、貨物船の船長だった西脇さんを誘い現地に入った。役割は干物製造の指導が村上さん、西脇さんは講座や受講生の管理である。

 中城さんは、昨年8月から南部のゴール地区で17人の女性に洋裁の指導をしている。外資系の企業に勤める娘さんもボランティア休暇制度を使って、2ヵ月間中城さんを手伝った。スリランカに2年連続して派遣された中城さんは、それまでも他のボランティア団体から派遣され、フィリピン、ミャンマー、ベトナムといったアジア各国で10数年洋裁指導をしてきたシニアボランティアの草分け的存在だ。

 3人は元気そのもので、これまでの思いを語ってくれた。
「津波で両親を亡くした23歳の女性が教え子にいた。明るくてけなげだった。きっといい干物をつくっていると思う」(村上さん)
「スリランカの経済発展に協力するという壮大な夢の実現のために村上さんとの友情で一緒にやってきた。村上さんをアシストしているが、毎日が充実している」(西脇さん)
「健康でだれかに必要とされるのが一番幸せ。これからもボランティア活動を続けたい」(中城さん)

 中城さんは今月、村上さんと西脇さんは3月に任期を終えて帰国する。(I、T)



笹川会長と(左から)西脇さん、中城さん、村上さん
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Posted by 日本財団 広報チーム at 11:22 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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