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船の科学館で南極展 「ジロ」のはく製標本も [2007年01月23日(Tue)]

 日本初の南極観測船「宗谷」が晴海埠頭を出発したのは1956年(昭和31年)11月8日。東京・お台場の「船の科学館」は宗谷出航50周年を記念して2月25日までの日程で企画展「南極観測いま・むかし物語」を開催中だ。昨年11月8日にスタートしたこの催しは、南極観測の歴史を知る上で貴重な資料が展示されており、家族連れや小学生を中心に多くの来館者でにぎわっている。

 展示場には第1次観測隊当時の犬ゾリ、永田武隊長の防寒服、南極で採取した隕石や南極の石、当時の新聞記事や写真など南極観測関係の資料を展示し、日本の南極観測の歩みも紹介している。翌年の第2次観測隊が悪天候のため越冬を断念、第1次越冬隊員をヘリで救出して引き揚げた後、15頭のカラフト犬が南極に取り残され「タロ、ジロ」の2頭だけが奇跡的に生き残った。今回「ジロ」のはく製標本が入り口近くに展示され、入館者の目をひいている。

 第1次観測の記録映画「南極大陸」(50分)も上映され、厳しかった南極観測の様子を再現している。第1次から6次までの観測隊員のうち約20人がボランテイィアとして交代で入館者の説明に当たっていて好評だ。「宗谷」は通算6回の南極観測に航行後、巡視船として北海道に配備され、使命を終えた現在は船の科学館で一般公開されている。

 今回の企画について小堀信幸学芸部長は「宗谷がなければ日本の南極観測は不可能だった。南極展を通じて宗谷についても知ってほしいという思いだ。今後も宗谷を通じて南極の情報を発信したい」と話している。(I)

船の科学館は東京都品川区東八潮3−1
電話03−5500−1110




「ジロ」の剥製標本
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:22 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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