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ノーベル平和賞受賞者ボーローグ博士 笹川アフリカ協会会長を勇退 [2008年11月12日(水)]


94歳のボーローグ博士

アフリカから飢餓を失くすことを目的として1986年に設立された笹川アフリカ協会の理事会が11月4日、米・ダラス市で開かれ、設立以来22年間、会長を務めてきた農業科学者ノーマン・ボーローグ博士の勇退を了承した。現在94歳。1960年代に「緑の革命」と呼ばれる農業技術で東南アジア地域での大幅な穀物増産に成功するなど大きな成果を上げ、1970年にはノーベル平和賞も受賞している。後任は後日、理事会で決定される。
理事会にはボーローグ博士のほか、協会の理事を務めるアフリカ・ベニン王国のソグロ元大統領、ウガンダのセキトレコ元農業大臣ら10人が出席。ボーローグ博士が指導してきたアフリカ諸国での農業改革プロジェクト「SG2000」プログラムをどのように継承していくか、などについて意見を交換。アフリカ各国の現場で働くカントリー・ディレクターと呼ばれる現地指導者から1年間の活動報告も行われた。(写真:ボーローグ博士と談笑するソグロ元大統領(中央)とセキトレコ元農業大臣)

自宅療養中のボーローグ博士はこの日、車椅子で出席。後任会長の人選や今後のプロジェクトの進め方について積極的に発言し、アフリカの農業改革に対する変らぬ意欲を示した。オブザーバーとして出席した日本財団笹川陽平会長は「22年間の活動の成果がようやく出てきた。アフリカの指導者にも農業の大切さが浸透し、日本政府もSG2000の活動に注目するようになった」と報告した上、「ボーローグスピリッツを継承して農民に密着した支援を」と要請した。(写真:理事会の様子)

また理事会の後、笹川会長は会場から車で10分ほどの閑静な住宅地にあるボーローグ邸に招かれ懇談した。この中でボーローグ博士は「SG2000プログラムが広まったことによって、アフリカ諸国の政府も国際機関も農業に注目し始めた」と嬉しそうに話し、「たまには立ち止まって考えることも必要だけど、何事もやらないことには始まらない」と20歳以上年下の笹川会長を激励。これに対し笹川会長は「アフリカの貧しい人々の生活向上のため、ボーローグ哲学を一人でも多くの人に広めたい」と語り、力強く手を握り合った。(富永夏子)

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Posted by 日本財団 広報チーム at 05:47 | 国際 | この記事のURL | コメント(2)
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コメント
ご指摘ありがとうございます。
笹川アフリカ協会の会長は記事の通り、ノーマン・ボーローグ博士が長年務められていました。
今回は同協会の理事会でボーローグ博士の同協会会長職勇退を了承したかたちになります。
笹川陽平は笹川アフリカ協会の役職はなく、今回の理事会にオブザーバーとして出席しています。
Posted by: 日本財団広報  at 2008年11月14日(金) 10:18

この記事の意味が不明です。
笹川会長が新たにアフリカ協会長を引き継いだというのでしょうか、辞めたというのでしょうか。
「勇退」の意味が不明です。
「招待」ならわかりますが。
もしかして、これなる老兵の勘違いかも。
その際はご容赦を!
Posted by: 吹浦忠正  at 2008年11月13日(木) 17:03