«中国の医師30人が来日 21年目笹川医学奨学金制度で歓迎式典 | Main | 世界初、魚の最深生態撮影に成功 学説、大きく翻す»
Google
ブログマガジン WWW
最新記事
リンク集
カテゴリアーカイブ
最新コメント
日本財団広報→吉岡様
明日を担う奨学生ら一堂に ヤンゴンで懇談会 (01/23)
日本財団広報→小林様
2012年 新年のご挨拶 (01/10)
小林 仁一
2012年 新年のご挨拶 (01/09)
プロフィール


2008年10月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
http://blog.canpan.info/koho/index1_0.rdf
子どもたちに演劇の楽しさを! 前橋から「ブナの木」が発信 [2008年10月10日(金)]


「劇団ブナの木」の公演前日通し稽古(左が大野さん)

「すべての子供たちに芸術・文化にふれる機会を」と、群馬県の前橋市を拠点に学校公演を続けている「劇団ブナの木」の活動が、設立18年目に入った。関東甲信越の小学校を中心にこれまでに訪問した学校は「正確に数えてはいませんが、延べ3000校ほどになるのではないでしょうか」という。団員たちは今日もキャラバンを組み、山間地の小規模校へと出かけて行く。

「劇団ブナの木」は地域・子供・学校を対象にするプロの演劇集団だ。団員は21歳から73歳までの11人。創作民話や中国民話、それに宮沢賢治の現代劇など、目下の中心出し物は6作品だ。1回90分の作品を、年間200ステージほど上演する。(写真下:団員は「子どもに観せる」ことに徹するプロだ)

舞台はほとんどが小学校だから、春と秋、それに卒業生を送るころに公演依頼が集中する。そろそろ秋の公演シーズンが始まろうという日、赤城山が雄大な裾野を広げる前橋市東郊の稽古場を訪ねた。翌日の新潟県柏崎公演を前に、創作民話劇『べっかんこ鬼』の通し稽古が行われていた。

舞台スペースを確保するのが精いっぱいといった狭い稽古場で、汗をにじませた熱演が展開する。正面で見つめる演技指導の大野茂子さんから鋭い注文が飛び、舞台に緊張が走る。主役も脇役も、二役の早変わりをこなすのは当たり前で、舞台を引っ込むと照明や効果担当を分担する忙しさだ。(写真下:小所帯ならではの舞台裏。何役も分担する)

団員の出身地は全国に散らばっている。俳優を養成している余裕がないから、ほかの演劇グループから「これは!」といった人材をスカウトしてきたからだ。子供向けという、演劇界ではマイナーな世界で、しかし子供たちにこそ演劇という総合芸術の持つ可能性を伝えたい、と考えるメンバーが集まった。

小規模な組織だから、劇団事務や公演の営業活動も、すべての団員が手分けして当たる。設立10年を機に「NPOブナの木」を設立、演劇活動の社会還元により力を集中させることにした。理事長の大野茂子さんは「プロの劇団としてぎりぎりやって行けている状況ですが、子供たちのストレートでクリアな反応を舞台で味わえることが何よりです」と語っている。(写真左:田園の中の集落に建つ「ブナの木」の稽古場)


時には在校生が16人という地方の学校からのオファーも引き受け、とうてい採算が取れない公演もある。それでも日本財団の助成金などを活用し、山の中まで出かけて行く。この日も通し稽古を終えるや、鬼や里娘を演じていた役者さんたちは大道具を積み込んだ車に分乗、夕暮れの上州から柏崎を目指し、出発して行った。(写真:ダイナミックな演技で子どもたちを魅了する(劇団のパンフレットより))
このエントリーをはてなブックマークに追加
Posted by 日本財団 広報チーム at 08:44 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
コメントする
名前:
Email:
URL:
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにコメントした時点で本規約を承諾したものとみなします。
コメント