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精神障害者の心の叫び 全国から1000人集まる [2008年10月03日(金)]


全国から1000人近く集まった会場

「働くこと、生きること、結婚すること」。心に病を持ちながらも人間らしく生きたいと願う気持ちは変わらない。現在、100万人以上とされる精神障害者の多くは一人で悩みを抱えて苦しんでいるのが現状だ。そのような人々が「こころの叫び」を分かち合うための全国大会が9月12、13の両日、さいたま市で開かれた。NPO法人・全国精神障害者団体連合会=ぜんせいれん(山口光雄理事長)が主催した大会には、全国から精神障害者とその家族、ケアに携わる職員ら1000人近くが参加した。日本財団は2003年からこの大会を支援しており、今年で第10回目となる。「恋愛と結婚」や「働くこと」、「家族とのかかわり方」などテーマ別の分科会や、参加者が壇上で自らの想いを訴えるスピークアウトなどが行われた。(写真:大会のテーマは「わかちあおう、こころの叫びを」)

開会式では社団法人「やどかりの里」で精神障害者を長年支えてきた増田一世・常務理事が講演。「働き始めた当時は『目の前のメンバー(精神障害のある人)がお師匠さん』という先輩の言葉に支えられた。今では(この仕事を)やってきてもうけものをしたと感じる」と述べた。「やどかりの里」がスタートした当時は精神病院一辺倒の時代だったが「私たちも町の中で暮らしたい」という願いに応えられるよう、住む場所、働く場所、憩いの場所を探してきたという。その中で、共感した当事者たちの言葉として「働いた、生きた、喜びを感じた」という声を紹介した。(写真:増田一世常務理事)

分科会で「恋愛と結婚」について話し合ったグループでは、お互いが統合失調症を患った酒井洋さん(56)と香代さん(50)夫妻が司会を務めた。二人は、自分たちの出会いから紹介しながら、「結婚後、胎児への影響を考えて薬をやめることも相談したが、やめると体調が悪くなってしまうため、結局子どもを産むことができなかった」と話した。しかし「薬を飲みながら子どもを産んでいる人もたくさんいる」と当事者たちを励ました。

参加者からは「出会いの場がない」、「病気や生活のことがあるので結婚まで進むことができない」「生活保護を受けているので結婚できない」などの悩みとともに、「いろいろな問題を共有することができるこういった場に参加できてよかった」という感想が出ていた。(本山勝寛
ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 08:45 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(2)
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コメント
宮城県社会福祉協議会より支援を受けることになったのだが暴言や支援放棄、幹部からは嘘までつかれ虐待を受け病気が支援を受ける前よりひどくなりました。
Posted by: 精神障害者  at 2010年01月25日(月) 20:50

横レス失礼します。
私は身内に長年、うつ病を患っている人がいるものですから、精神科医療に深い関心を持っています。
その立場から、知り合いの精神科医が、1970年代前後の精神科医療の実態を書いた本を出しましたので、この本をぜひ、みなさまにお読みになっていただきたくご紹介したいと思います。
『凍てつく閉鎖病棟―青年精神科医の見たその現実』(定塚 甫著・社会批評社発行・1600円)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm
という本ですが、ここでは、電気ショックばかりか、看護師による暴力も日常的に行われていて、まさに「閉鎖病棟」であったようです。しかし、この本でも書かれていますが、こういう内容は、すでに過去のものになったとはいえないということでしょう。
精神障害者の人権は、現在の日本の中で本当に守られているのでしょうか。この本は、こういう問題を改めて問い直しているのではないか、と思います。
Posted by: 堀口舞  at 2009年05月03日(日) 16:09