古切手のアート作品集を刊行 切手博物館が初制作 [2007年01月11日(木)]
|
使用済みの古切手を使って、はり絵を作る「切手はり絵」の普及活動をしているのが「切手の博物館」(東京都豊島区、本山芳尚館長)だ。毎年夏休みにはこのアートのコンテストを開催しており、これらの優秀作品をまとめて日本財団の支援で今回初めて「切手はり絵コンテスト作品集」(A4判、56ページカラー、一部1000円)として刊行した。
切手はり絵は、切手をはさみで切ったり、ちぎったりして、のりで紙に張って絵にして行く。切手を切らずにそのまま張ってもよく作品の大きさも自由。コンテストは2003年から毎年夏休み期間中に開催しており、06年で4回目。切手はり絵に関する書籍の問い合わせが多いことから、同博物館は切手はり絵の楽しさを知ってもらうため、作品集として300部を初制作した。 06年のコンテストには、自由部門と課題部門(海・船)合わせて127点(ジュニア64点、一般63点)の応募があり、最優秀賞から努力賞まで20点が選ばれた。作品集には、この20点全部(ジュニア最優秀賞の「夏の海」の神奈川県の小6・小原優人君の作品など)と、03年から05年までの優秀作品16点、審査員の切手はり絵画家・金川博史氏の作品3点も掲載した。付録として世界の帆船切手も紹介されており、夢が広がる作品集だ。 日本の郵便制度が創設されたのは136年前の1871年(明治4年)。同時に日本最初の切手といわれる「竜文切手」も発行され、これまでに3000種以上の切手が出ている。切手はり絵の歴史ははっきりしないが、日本では大正時代初期から始まったといわれる。切手1枚は小さくとも、そこから広がる大きな世界を感じさせる切手はり絵。このアートは手軽であり、今後、愛好者がますます増えることを期待したい。 切手はり絵コンテスト作品集の問い合わせは、東京都豊島区目白1-4-23財団法人 切手の博物館(電話03-5951-3331) |







