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大村湾にも「青バイ隊」が発足 海の事故防止呼び掛ける [2008年08月08日(金)]


大村湾を駆け抜ける「青バイ隊」


長崎県大村湾周辺の海のパトロールを目的にした「大村湾青バイ隊」(松尾智晃隊長)が結成され、7月27日関係者約30人が出席して設立出動式が行われた。同隊は、マリンレジャーの一つである水上バイクの愛好者からなるボランティア団体で、松尾隊長は出動式で「美しい大村湾が秩序ある海として県民に愛され、利用されるよう隊員一同協力し合い、活動することを誓います」と宣誓した。(写真:大村湾と伊万里の青バイ隊が出動式に参加)

水上バイクは手軽なマリンレジャーとして人気が高いが、年間100件を超える事故やマナー違反の航行が目立ち、その利用が規制されつつある。一方で水上バイクは水深60a程の浅瀬を航行することが可能で機動力も優れているため、海水浴場のライフセーバーが海難救助機器として活用している例もある。(写真:水上パトロールの様子)

2005年には水上バイク利用者のマナー向上と海難事故防止を目的に佐賀県伊万里市で地元水上バイク愛好者が「伊万里湾青バイ隊」(隊員14人)を結成、日本財団の支援で積極的に海上パトロールを行っている。この活動を普及、発展させるため、08年度からは大村湾の水上バイク愛好者と合同訓練を実施し、その活動が「大村湾青バイ隊」の設立につながった。

出動式には、関係者約30人が出席。この後「大村湾青バイ隊」と「伊万里湾青バイ隊」が合同で大村湾時津港海域をパトロールし、プレジャーボートや水上バイク利用者に対して海難事故に気をつけるよう注意を呼び掛けた。今後「大村湾青バイ隊」は定期的に海上パトロールを行い、地元で開催される海上イベントの際にも出動して事故防止に協力する。同隊の隊員は現在6人だが、今後積極的に増やしていくという。伊万里湾と大村の2つの青バイ隊は海上保安庁を中心とした関係機関とも協力し、海上パトロール活動を唐津や佐世保といった他の海域にも広げていきたいとしている。(写真:大村湾青バイ隊の設立出動式)

長崎県のHPなどによると、大村湾は同県のほぼ中央に位置し、南北約26`、東西約11`で面積は琵琶湖の約半分。四方を陸に囲まれた湖のような閉鎖性の強い湾で、2ヵ所の細い水路を通して外洋に通じている。水深は平均約15bと浅い。スナメリやカブトガニなどの貴重な生物と豊富な魚介類が生息し、湾内には日本初の海上空港・長崎空港がある。(和田 真)


大村湾青バイ隊メンバーら
ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 10:08 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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