«海底資源開発に向けて 東大海洋アライアンス | Main | 高齢者・障害者向けの新しい「足」を模索 夕張で研修会»
Google
ブログマガジン WWW
最新記事
プロフィール


リンク集
カテゴリアーカイブ
最新コメント
日本財団・山下→吉田さま
地域おこしに郷土検定 全国の団体が加古川でセミナー (07/10)
すっきゃ加古川 吉田実盛
地域おこしに郷土検定 全国の団体が加古川でセミナー (07/07)
日本財団・本山→神戸の税理士さん
夏祭り日本一の伝統を守って 青森の郷土芸能ねぶた囃子保存会 (05/27)
最新トラックバック
海のPKO? (06/12)
2008年07月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
月別アーカイブ
http://blog.canpan.info/koho/index1_0.rdf
流氷は地球の温度計 紋別の科学センターが新展示 [2008年07月23日(水)]


マイナス20度の厳寒体験室。本物の流氷が展示してある

北海道紋別市の「北海道立オホーツク流氷科学センター(GIZA)」で19日、企画展「オホーツクの海と流氷の世界」が開幕した。これまでの常設展示をベースに、流氷のメカニズムとオホーツク海の特色をより分かりやすく、立体的に解説している。地球環境を考える上で重要な役割を果たしている流氷への理解を深めようと、今年度いっぱい継続されるイベントだ。(写真:社会科見学で企画展を訪れた地域の小学生たち(GIZA提供))

オホーツク海沿岸のほぼ中央に位置する紋別市は、北海道大学の流氷研究施設が置かれるなど、流氷研究の拠点となって来た。また、市の新しいシンボルエリアである港南地区の「ガリアゾーン」には、流氷砕氷船「ガリンコ号」の基地や氷海観測展望施設「オホーツクタワー」などの施設が整備され、流氷観光の中心となっている。GIZAはガリアゾーンの一角にあって、「凍る海」の南限であるオホーツク海の謎を解き明かしている。

GIZAの呼び物はマイナス20度の厳寒体験室や円形ドームの映像施設。従来のパネルによる説明に加え、立体的・視覚的な解説にチャレンジしているのが今回の企画展だ。例えば流氷のメカニズムを映像で分析したり、流氷の海の生態系がいかに豊かであるかをジオラマによって体験できるよう工夫されている。それらの多くは、洞爺湖サミットの会場でも参考展示されたものだ。

オホーツクの流氷は、ロシアのアムール川からオホーツク海に大量に流入する真水が、塩分の薄い表層水を形成、発生する。オホーツク海が浅く、半島や島々に囲まれていることも重要な要素だ。しかしこの流氷が近年、急速に衰退している。沿岸を埋める流氷の量は、この110年間で40%も減少している。網走地方気象台の統計では、この間に平均気温は0.6度上昇しており、流氷はその変遷グラフを裏返したような急減ぶりなのである。(写真:「凍る海」の世界の南限であるオホーツク海)

今回の企画展示を機会に、GIZAは建物前庭を使って流氷と気温の関係を立体グラフ化してみた。気温の赤い杭が年々長くなって行くのに対し、流氷を表す青い杭はどんどん短くなり、やがて消えると推測させられる。所長の青田昌秋北海道大学名誉教授は「オホーツク海は、かろうじて凍る海なのです。温暖化が進めば流氷は消えてしまう。地球環境全体がきわどいところにあるのだということを、今回の展示で理解していただきたい」と語っている。(写真:流氷の減少を気温上昇と対比させて警告する青山所長)

GIZAはオープン以来、19年間で72万人の入場者が訪れている。今回の企画展は、管理運営に当たる財団法人・オホーツク生活文化振興財団の担当者らが知恵を出し合い、日本財団の助成を受け実現した。(写真:地球温暖化と流氷の関係を、柵のようにグラフ化したGIZA)
ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:10 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.canpan.info/koho/tb_ping/479

コメントする
名前:
Email:
URL:
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにコメントした時点で本規約を承諾したものとみなします。
コメント