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NPOと伊万里海上保安署が強力タッグ 海難防止に青バイ隊が活躍 [2008年05月22日(木)]


「伊万里青バイ隊」出動式

佐賀県の伊万里海上保安署の巡視船基地(伊万里市)で、昨年に続き2度目となるNPO「伊万里湾小型船安全協会(伊万里小安協)」主催の「伊万里青バイ隊」出動式が行われた。式典には、海上保安庁の巡視船「ゆみかぜ」「いなさ」が駆け付け、6台の水上バイクによる青バイ隊がマリンスポーツを楽しむ人たちにライフジャケットの着用を呼び掛けた。

海上保安庁と地元NPOが海の安全について協力体制を組むのは全国でも珍しいケース。伊万里海上保安署が「唐津海上保安部伊万里分室」だった当時から、緊急時に海上保安官が出動する際、伊万里小安協の協力で船を出してもらっていた経緯がある。その緊密な関係が継続し、2005年以降は、ボランティアで組織する「伊万里青バイ隊」(隊員13人)の水上パトロールの活動を伊万里海上保安署が支援しているという。(写真:青バイ隊が風をきって走る)

「青バイ隊」は、海の安全と海難防止のために水上バイクでパトロールしている。水上バイクは海上保安庁の救援船が近寄れない浅瀬を走ることが可能で、機動力も優れており、緊急時の活躍が期待される。一方で、海水浴場など人の近くで水しぶきを上げて駆け抜けるような一部の利用者の無謀な行為が原因で、利用が規制されつつある。これに危機感を募らせた佐賀市の会社員・柳龍太郎さん(53)は、「伊万里湾内の事故防止に貢献し、自分たちの遊ぶ場所を守りたい」と青バイ隊を編成、隊長として活動に励んでいる。(写真:ライフジャケット着用の指導を行う青バイ隊)

最近では、伊万里青バイ隊に、海上警備ボランティアの依頼が増えてきたという。しかし、現場に向かうための燃料費やその途中に水上バイクが故障した場合の修理代も所有者であるボランティア自身が負っている。こうした状況下、ことしは日本財団の助成で初めて伊万里湾小安協所有のバイク1台を購入できた。この関連経費は個人負担とならないため、出動依頼にも応じやすいと関係者の喜びは大きい。(写真:青バイ隊隊長 柳龍太郎さん)

この25日には、伊万里青バイ隊は実際の活動を見てもらうため長崎で現地のボランティアとともに「青バイ隊」のデモンストレーションを行う。今後、長崎地区ではメンバーを公募し「青バイ隊」を正式に発足する予定で、海を守る活動が次第に広がりを見せている。(森 啓子)


日本財団の助成により購入した青バイとメンバ−


動画はコチラ↓
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Posted by 日本財団 広報チーム at 14:03 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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