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高齢者・障害者配食サービスに援軍 東京のNPOが軽自動車購入 [2008年05月15日(木)]


健康手作りの会を二人三脚で運営する白岩夫妻

「食はすべての原点」と、高齢者や障害者向けに手作りにこだわった配食サービスをしているNPO「健康手作りの会」(東京都江東区、白岩徳子代表)に新たな援軍が加わった。日本財団の支援で購入した軽自動車だ。これまで配達はバイクと自転車でやってきたが、利用者の増加で限界に近付いており、軽自動車は大きな力になりそうだ。(写真:配達用の軽自動車)

代表の白岩徳子さんは、1984年から調理師の夫・久夫さんと二人三脚で、同会を切り盛りしてきた。2人の人柄にひかれてたくさんのボランティアが手伝いにきており、同会は地域でも有名なNPOだ。自宅の駐車場を改造してつくった厨房では、朝の5時から料理の仕込みが始まる。食材は全国からの寄付によるところが大きい。

ある日の献立の天ぷらにはカボチャやナス、ハスのほかに新潟出身の利用者の関係者が送ってきた山菜のタラノメも入っていた。江東区全域を対象にほぼ年中無休で昼夜、合わせて約90カ所に配食サービスを行っており、これまで配達はバイクと自転車に頼ってきた。利用者が次第に増える中で雨の日の配達は大変だっただけに、配備された車への期待は大きい。(写真:ある日の弁当のおかず)

「健康手作りの会」という名称には、徳子さんの思いが詰まっている。現在の元気みなぎる姿からは想像ができないが、徳子さんは病気で寝たきりの生活を送っていた時期があったという。そのころ調理師の久夫さんと出会い、正しい食事の大切さを教わり健康を取り戻した。その喜びが原動力となって高齢者と障害者のために「健康」と「手作り」にこだわった配食サービスを始めた。(写真:弁当を車に積み込む久夫さん)

以来、24年。1食300円−500円のぎりぎりの価格で栄養価もあり、変化に富む弁当を届けてきた。この活動が評価され2人は昨年、社会貢献支援財団の「社会貢献者」に選ばれた。徳子さんは会の活動について「いろいろな人に支えられてここまでやることができた。そういう人たちを裏切ることはできない」と話し、安くておいしい弁当を久夫さんとともに届け続けることを約束してくれた。(写真:これまで配達に使っていたバイク)
(沢渡)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:23 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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