CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«助成受ける立場と同じ目線で 財団で研修の横浜市教諭報告 | Main | ママさんたちが初の定期演奏会 神戸のマミーズブラス»
New_facebook_blogmagazine.jpg 8f0j6k00000eugbl.jpg   ボランティア奮闘記.jpg   BLOGOSブロガー見た.jpg
Google
ブログマガジン WWW
最新記事
リンク集
カテゴリアーカイブ
最新コメント
プロフィール

日本財団広報担当さんの画像
<< 2013年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
http://blog.canpan.info/koho/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/koho/index2_0.xml
心と心の通じ合いが大事 ホスピスナース研修会 [2008年03月18日(Tue)]


ホスピスナース研修会の会場

医療分野で大きな位置を占めつつあるホスピス緩和ケアを支える看護師や在宅患者を担当する訪問看護師94人が参加して、3月6、7の両日、東京都港区の日本財団ビルで「第7回日本財団ホスピスナース研修会」が開かれた。1日目の6日には東京・山谷地区で在宅型のホスピス「きぼうのいえ」を運営する山谷・すみだリバーサイド支援機構の山本雅基代表理事がこれまでの取り組みについて講演をした。

きぼうのいえは、マザー・テレサがインドで運営した「死を待つ人の家」日本版として、身寄りがない末期がん、白血病、HIV(エイズ)患者らに残された時間を有意義に過ごしてもらおうと2002年10月にオープンした。入所者の多くが路上生活(ホームレス)経験者で、入所者の生活保護費と寄付金で運営している。山本さんが講演の中で示した「看取りの16例」では、病院からここに移って2日で亡くなった人が2人おり、最長の人は551日を過ごした。平均では半年で亡くなっているという。(写真:きぼうのいえ)

入所者の中には、バブル期6000万円の月収があり、ベンツ3台を乗り回し、クルーザー2隻を持っていたのに、バブルの崩壊ですべてを失ったうえ脳梗塞を発症、よだれを流し続ける状態の男性もいる。この人はリハビリから帰ってきて、職員に「よく帰ってきたね」と声を掛けられると、うれし涙を流すという。山本さんはこのようなケースから、「ここでは言葉のケアによって、入所者の存在そのものを肯定し、心と心の通じ合いが大事なのだ」と話した。

入所者は飲酒、喫煙ができ、外出も自由。夏には施設の前で花火大会も催す。終末期には専門家がボランティアとして訪れ、患者の枕元でハープの生演奏をするという。施設内にはカトリックの礼拝堂があるが、山本さんはどんな宗教でもいのちを前にして目指すところは一つとして、「宗教的多様性がきぼうのいえの特徴だ」と語っている。さらに近くに機動力のある訪問看護ステーションがあり、「ドクターが看取りについてよく知識を持っていれば、在宅ホスピスは運営がやりやすい」と語った。
(写真:講演するきぼうのいえの山本さん)

山本さんは施設のこれまでの体験を通じて「ホスピスは死を避けるのではなく、ともに死を見つめることを通して豊かな生の在り方を体感する場になるはず」と、指摘している。

研修会は山本さんの講演のほか、1日目はグループワーク「私、ホスピス緩和ケア、人生」が、2日目は癌研究会有明病院緩和ケア科部長の向山雄人医師の「癌緩和ケア最前線」と題する講演と参加者のディスカッション「ホスピス緩和ケアと看護」が行われた。(I)
このエントリーをはてなブックマークに追加
Posted by 日本財団 広報チーム at 09:53 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
コメントする
コメント