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いのちを考える講義 千葉大で10月スタート [2007年09月25日(Tue)]


講義が始まる千葉大(写真提供:千葉大学)


がんなどの末期患者にターミナルケア(終末期ケア)を行うホスピス・緩和ケアについて学生に理解と関心を深めてもらおうと、千葉大学(千葉市)で、10月から日本財団の寄付講義「いのちを考える」がスタートする。医師、看護師、哲学者、カウンセラーらこの分野の第一線で活躍する15人がさまざまな視点から講義を行う。ホスピス・緩和ケア病棟はこのところ急速に増加しているが、医療に従事する医師・看護師だけでなく、利用する市民側にも理解度は濃淡があるため、講座のスタートは大きな意義があるといえよう。

日本財団はホスピス緩和ケアに携わる看護師の育成を支援し、1700人以上がホスピス看護師として育っている。今後はニーズの高い専門のドクター育成にも力を入れる方向で、千葉大の寄付講義はこの第一のステップ。

「医療の原点をみつめて」というサブタイトルがついた講義は、10月2日のケアタウン小平クリニック院長の山崎章郎医師による「ホスピスはなぜ必要なのか」を皮切りに来年1月末まで15回続く。第3回(10月16日)では住職の高橋卓志さんが「団塊世代のメメントモリ」、第11回(12月11日)では仙台市で在宅ケアの施設を営むNPO法人代表、中山康子さんが「市民活動として取り組む在宅緩和ケア」を、第12回(来年1月8日)では聖路加国際病院理事長の日野原重明医師が「いのちを時間として考える」という講義を予定している。(写真:日野原理事長)

受講対象は1、2年生で、受入人数は450人程度。将来の医療界の担い手となる医学部、薬学部、看護学部のほか、医療系以外の学生にも門戸を開放する。講義は火曜日の3時限目(12時50分−14時20分の90分間)に行い、単位の対象にもなる。この講義をホスピス・緩和ケアについてのテキストとしてまとめ、他の大学の講義に使ってもらう構想があり、千葉大でのこの試みが全国に広がることが期待されている。

上記以外の講師は以下の通り 第2回(10月9日)石垣靖子(看護師・大学教授)、第4回(10月23日)沼野尚美(カウンセラー)、第5回(10月30日)紀伊國献三(笹川記念保健協力財団理事長)、第6回(11月6日)山折哲雄(宗教学者)、第7回(11月13日)アルフォンス・デーケン(大学名誉教授)、第8回(11月20日)内藤いずみ(医師)、第9回(11月27日) 岡部健(医師)、第10回(12月4日)木澤義之(医師・大学院講師)、第13回(1月15日)濱口恵子(看護師)、第14回(1月22日)向山雄人(医師)、第15回(1月29日)眞嶋朋子(千葉大教授)(写真:講義の案内チラシ)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 10:24 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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