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草原に定着する置き薬制度 伝統薬を積極活用 [2007年08月30日(木)]


大草原の中に一本の道が通る


伝統医療国際会議出席のためモンゴルを訪問中の日本財団一行は8月24日、首都ウランバートルから東へ約300キロのヘンティー県ウムヌデルゲル郡を訪問、伝統医療普及事業の現場を視察した。住民からは伝統医薬品の配備を歓迎する声が出され、郡の医療関係者も伝統医療を積極的に活用していく考えを示した。

ヘンティー県は英雄チンギス・ハーンの出生地として知られ人口7万1千人。豊かな草原に覆われ、羊、山羊を中心に190万頭の家畜が飼われている。丘陵を一直線に貫く舗装道路を走ると、青い空の下、黄緑色のなだらかな草原が視界いっぱいに広がる。途中の道路わきでは昨年のモンゴル建国800年祭に間に合わせる予定だったチンギス・ハーンの巨大な像の建設が現在も続いていた。周辺には観光客用の移動式の住居、ゲルも整備する予定という。 (写真:巨大な像が広大な草原にそびえ立つ)

ウムヌデルゲル郡は同県の北西部、ロシアとの国境に位置し人口5200人。2004年から伝統医療事業が始まり、現在、郡全体1165世帯のうち500世帯に伝統医薬品のキットが配備されている。使用分の代金回収率は100パーセントに近く、キットの配備後、住民の急病連絡で医師が駆け付けるハウスコールも10パーセント以上減少、伝統医薬品の配備が日常的な予防や初期治療にも役立っていることを裏付けている。
                                   
草原のゲルにチメドツェレンさん(72)一家を訪ねると、10人を超す子や孫が一行を盛大に出迎え。妻のエレグゼドマーさん(59)は「薬の効能や使い方を分かりやすく説明した手引書も配られ、重宝している。風邪薬などは本当に良く効く」と笑顔で語った。 (写真:住民がキットを見せてくれた)
(詳細はコチラ)

(英文記事はこちら
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:28 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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