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世界の仲間とともに社会貢献を モンゴルでSYLFF15周年記念式典 [2007年08月27日(月)]


式典で奨学生、OB達と


将来の指導者の育成を目指すヤングリーダー奨学基金(SYLFF)が1993年、モンゴルでスタートして15年、その記念式典が8月22日、基金の設置大学であるモンゴル経営アカデミーで開催された。

SYLFFプログラムは複雑・多様化する世界の中で、国家や民族、宗教などの違いを乗り越えて諸問題に取り組む人材を育成するのが目的。日本財団が各国の大学に各100万ドルの基金を設置し、基金の運用益で奨学制度を進めている。1987年の米・タフツ大学を皮切りに現在、世界45カ国69大学に基金が設置されており、この20年間で9千人を超す学生が奨学金を受け博士号や修士号を取得。モンゴルでも15年間に約300人が奨学金を受け、多くが行政官として国政の中枢を担っている。

式典が行われたモンゴル経営アカデミーはモンゴルの首都・ウランバートルの中心部にあり、学部生、大学院生を合わせ約1800人が学ぶ。この日は10月から新たに奨学金を受ける修士、博士課程の11人が日本財団やプログラム全体の運営を担当する東京財団の一行を出迎え、笹川陽平・日本財団会長が「モンゴルの国際的地位、発言力は向上しており、皆さんの活躍の場は増える。5年、10年後に世界のいろんなところで皆さんと顔を合わせるのではないかと楽しみにしている」と激励。11人を代表してバビッシュ・ドゥナイさんが「素晴らしい機会を作っていただき感謝する」と謝辞を述べた。

この後の式典には奨学生OBら約70人が出席、アカデミーでのSYLFF15年をスライドで振り返り、ハグヴァ・トゴーチ学長は「日本財団の協力、先人の努力があってここまで来た。さらに発展させるため全力で努力する」と挨拶。笹川会長は「SYLFFの奨学金を受けた世界の仲間がビジネスや政治を越えた交流を進めてくれるよう希望している。各国の仲間と英知を共有し、人々が誇りを持って暮らせる社会の実現に寄与してほしい」と述べた。(写真:新奨学生を激励)

大学関係者によると、モンゴルの若者の日本に対する関心は米国、ロシアと並んで高く、最近は大相撲でのモンゴル出身力士の活躍もあって、日本への親近感が一層高まっているという。

21,22両日には北東アジアの安全保障などを話し合う第2回目の「ウランバートルフォーラム」がモンゴル国会議事堂で開かれ、日本、中国、韓国、ロシア、米国など8カ国が参加。笹川会長はフォーラム閉会式で講演し「北東アジアには第2次世界大戦と冷戦の残滓が現在も厳然と存在している。多国間の枠組みによる具体的な地域協力メカニズムを創設することが重要で、モンゴルがその役割を果たすことが期待されている」と強調した。
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Posted by 日本財団 広報チーム at 10:22 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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