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自然と人、人と地域をつなぐ〜北海道・黒松内ぶなの森自然学校 [2013年06月28日(Fri)]

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カヌー練習に励む、前から坂口、佐藤、浦西の3人

ブナの北限地・北海道黒松内町を流れる朱太(しゅぶと)川は、アイヌ語で「アシの生える沢」の意味。渡島半島をゆるやかに横断する流れの中でカヌーを練習する3人の女性に会った。6月8日の暑い午後。子どもの自然体験活動を行っている「黒松内ぶなの森自然学校」のスタッフで、夏のキャンプシーズンを前にパドルの扱いを習得しているところだという。3人とも都会暮らしを捨てて自然教育の場に飛び込んだ“ワイルド・ウーマン”。
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廃校を再利用した「ぶなの森自然学校」

「そばに青サギの巣があり間近で見られます。モズクガ二もいて、ここは子どもの遊び場に事欠きません」と4年目を迎えたチーフの佐藤ふたみさん(27)。浦西茉耶さん(30)はツキノワグマの研究家を目指していたが、「学問だけでは地域の人に還元できない、自然と人をつなぐ仕事がしたい」とこの春仲間に加わった。坂口まりさん(28)は「自然教育のフォーラムに参加して、自然の中では子どもの成長が早い」と興味を覚え、会社を辞めた。3人は14年目を迎えて4週間8コースに内容を充実させた7月からのキャンプを担当する。

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高木さんを中央にして、廃屋解体を打ち合わせるボランティアたち

「ぶなの森自然学校」運営委員長の高木晴光さんは、子どもの自然体験キャンプに加えて指導者育成、地域と連携したプログラムの開発にも取り組んでいる。カヌー練習場から車で約10分の、小学校の廃校を利用した自然学校に戻ると、高木さんはボランティアらと打ち合わせ中だった。廃屋となった近くの建物を解体するという。「東北支援でがれきをいっぱい見てきたが、黒松内に帰っても廃屋になった梁や柱のがれきの山。住人がいなくなり、身内も高齢者が多くて手がつけられない。この地域の課題を、若い人の体験で埋めてもらおうと思って。それに材木はキャンプの薪にも使えますし」と高木さんは話した。

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食事の後片付けをする陳偉軒さん

ボランティアは北海道の道南地域を中心とした学生、社会人ら4人。この中の1人、陳偉軒(チン・イケン)さん(23)は台湾・花蓮市の出身で、来日は2度目、現在札幌で日本語の勉強中という。「自然の大切さを楽しさの中で覚えるキャンプ教育、このノウハウを身につけて、都市化の進む台湾にも導入したいのです」と参加の理由を話した。「自然学校」の国際交流は活発で、ロシアや韓国、イタリアなどからもスタッフとしての参加希望が寄せられている。

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待望のウエットスーツを掲げて佐藤さんはニッコリ/廃屋の材木を片付けるボランティアたち

「自然と人、人と地域のつながりを大切にする。そのための活動計画をいろいろ考えています」。高木さんはこう話し、廃屋現場に向かった。同行しようとすると、学校の一室からカヌー掃除を終えた佐藤チーフが飛び出してきて「日本財団の支援でいただいた児童用のウエットスーツ約60着が届きました」「夏でも冷たくて川に入るのを嫌がる子どもがいますが、これでもう大丈夫です」と。夏を思わせる、まぶしい笑顔だった。(平尾隆夫)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:26 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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