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バイリンガルろう教育の普及に期待 札幌の親たちの願い [2013年06月07日(Fri)]

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日本手話が第一言語と訴えるHBEDのメンバーたち

「バイリンガルろう教育」という言葉が日本でも普及しつつある。聴覚障害の子どものために日本手話を第一言語に、日本語の読み書き(書記日本語)を第二言語として教えるものだ。日本では2008年4月に開校した私立の「明晴学園」(東京都品川区八潮)がこの教育を実践していることで知られる。北海道では札幌市のNPO「北海道バイリンガルろう教育を推進する会」(HBED・田村節子会長)の活動で、公立の北海道札幌聾学校に日本手話クラスが設けられている。同会のメンバーは「日本手話がろう者にとって第一言語であることを理解してほしい」と語り、バイリンガルろう教育の普及に期待を寄せている。
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写真上:2012年12月のシンポジウム会場
写真下:シンポで講演する明晴学園の赤堀仁美さん

同会は北海道札幌聾学校に子どもが通う保護者たちが2008年4月に設立、2009年10月にNPOになった。日本財団も同会の活動を支援している。事務局を担当する並木英子さんによると、会員は現在18人。会員の中には2人の子どもとともに、札幌市内にアパートを借り、週末だけ北海道内の自宅に帰るという生活を長期間続けている人もいる。1人は同聾学校に日本手話が導入された結果、勉強に意欲的になり、将来教師になると、この春福祉関係の大学に進学し、一人暮らしをしているという。同会のろうのメンバーが同聾学校に講師として派遣され、子どもに手話で絵本を読んでやるほか親向けの講座も担当している。このほか、ろうの乳児を持つ親を対象に「乳児相談」も聾学校で開催し、受講者が多い。

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札幌聾学校での乳児相談の光景

手話クラスに所属した子どもたちに変化があったのだろうか。会員たちの見方は一致し「情報が多くなったため目がキラキラ輝き、いろんなものに興味を持つようになった」というのが会員たちの圧倒的意見だ。しかし、北海道では日本手話ができる教師は少なくいのが現状で「日本手話で学ぶ環境は保障されているが、日本手話を学ぶ本当のバイリンガルろう教育ではない」(田村会長)ため、同会のメンバーは「いろんな立場があるだろうが、ろうの子どもにはろうに見合った日本手話が必要なのです」と訴えている。

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会員の交流は手話でも行われる

同会ではバイリンガルろう教育普及のため日本財団の支援でさまざまな活動をしており、シンポジウムも毎年開催、6回目のことしは11月3日に計画している。さらに月1回の会員の勉強会のほか教員向けの日本手話講座も開くなど、教育関係者がバイリンガルろう教育に目を向ける取り組みにも力を入れている。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:07 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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