うなぎの不思議 船の科学館が企画展 [2007年08月01日(水)]
![]() レプトセファルス(うなぎの幼体) 土用の丑(うし)の日に食べると暑気に当たらないともいわれ、暑い季節には欠かせないうなぎ。昔からうなぎは日本人と縁が深いが、その生態はなぞも多く、東京・お台場の船の科学館は8月4日(土)から9月30日(日)までの日程で「うなぎの不思議」と題した企画展を開催することになった。同館は、海に関する企画展を1974年以来これまでに83回開催しており今回で84回目。前回は「南極観測いま・むかし物語」を開催し、好評を得た。 今回の企画展は同館3階のマリタイムサルーンが会場で、まず <1>うなぎの歴史と文化(日本人とうなぎの関係) <2>うなぎの食と栄養(日本人とうなぎの親密度) <3>うなぎの不思議と大発見(うなぎの不思議と現在の研究成果)―のコーナーに分けて、資料を展示する。 この中で、最古のうなぎの出土記録や世界のうなぎ料理、東京23区のうまいうなぎマップ、2005年のうなぎの産卵場特定といった大発見−などが紹介されており、うなぎ好きにはたまらない企画展といえよう。 このほか塚本勝巳・東大海洋研究所教授による「うなぎ研究の状況、今後の課題・展望」として「産卵シーンをとらえることができるか」や「完全養殖は可能になるか」などといった興味深い内容のうなぎ研究が紹介される。同館ではこの期間中に珍しいレプトセファルス(うなぎの幼体)や青うなぎの実物の展示、うなぎに関する6回の講演会も行う。講演予定は次の通り。8月5日(日)上林武人氏(うなぎ百撰会発行人)「うなぎ四方山話」。12日(日)大島敏明氏(東京海洋大学教授)「夏バテとうなぎ」。26日(日)塚本勝巳氏(東大教授)「うなぎ研究最前線」。9月2日(日)亀井哲夫氏(追手門学院大手前中・高等学校校長)「鰻談・アオウナギを喰らう」。24日(月・祝)阿井渉介氏(作家)「うなぎと推理」。30日(日)青山潤氏(東大海洋研究所助手)「世界のうなぎ」。 (写真:企画展ポスター) |








このほか塚本勝巳・東大海洋研究所教授による「うなぎ研究の状況、今後の課題・展望」として「産卵シーンをとらえることができるか」や「完全養殖は可能になるか」などといった興味深い内容のうなぎ研究が紹介される。同館ではこの期間中に珍しいレプトセファルス(うなぎの幼体)や青うなぎの実物の展示、うなぎに関する6回の講演会も行う。