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なじみの土地でケアを受け、自分らしく生きる〜複合型サービス「上村座」が開所 [2013年04月19日(Fri)]

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オープンした上村座

「通い」「泊り」「訪問看護・介護」を組み合わせた複合型サービス『上村座(かんむらざ)』が4月2日、福岡県久留米市上津1丁目にオープンした。NPO法人「たんがく」日本財団の支援を受けて旧家を改造したもので、医療的ケアを必要とされる人が、なじみの地域で、なじみの人たちとともに、その人らしく生きる…「1人1人がお互いの存在価値を認め合う集まり」(樋口千恵子・たんがく理事長)を目指している。
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日本庭園と、それを窓越しに見られるひのき風呂

木造平屋建て、敷地面積約850平方メートル。宿泊室、食堂、地域交流室、日本庭園、庭園を眺められるひのき風呂などが整備された。また梁などは旧家のものを残し、床暖房に加えて消音効果のある塗り壁などが設計されている。看護師やヘルパーらスタッフ32人と往診の医師らが24時間ケアにあたるシステム。「たんがく」は2009年の設立。2011年1月にホームホスピス「たんがくの家」(上津町)の運営を始めたが、入所希望者が多く、これまで事務所に使っていた古い民家の改造を進めていた。

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あいさつする樋口千恵子理事長/美婆会による合唱

「上村座」と名づけたのは、昭和26年に久留米市になるまでこの地が「上津荒木村字上村」と呼ばれており、地元のお年寄りたちで作る「美婆会」がミュージカルなどの発表の場で「上村座」の看板をあげていたことから。「上村の人たちが楽しく集う所」との意味が込められており、この日の開所式でも地元の町内会長や県会議員、前久留米市長らの祝辞に交じって美婆会の人たちが踊りや笛の演奏、合唱などでお祝いした。

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祝辞を述べる尾形武寿理事長

式典では樋口理事長が「上村座は人々が楽しく過ごせるところ、新しい仲間として迎え入れてほしい」とあいさつ。来賓の日本財団の尾形武寿理事長が「高齢者や障害者の施設が郊外に出ていき、町には健常者しかいなくなった。障害者とは何なのか、今の子どもたちには分からない。日本にはお年寄りらをみんなで守り、看取っていく文化があった。村中で1軒の家を助ける。そういう文化、共同体を再生していくのが日本財団の使命」と話し、新しい施設の誕生にエールを送った。(平尾隆夫)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:02 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(1)
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コメント
地域密着サービスを目指していますが、〜複合型サービス
とても良い発想ですね。これぞって思います。
切れ間なくサービス提供するためには、一体型が、望ましい。
Posted by: らいぶりぃ  at 2013年04月23日(Tue) 13:57