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姉妹校で育つ国際交流の芽 3・11大震災で応援と感謝のメッセージ [2013年04月17日(Wed)]

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日本から届いたまごいとベトナムノフートュ―B小学校の子どもたち

アジアの山岳少数民族地帯で学校建設を進めているアジア教育友好協会(AEFA)は、本年度もベトナムの中部高原を中心にした辺地で日本財団の支援により小学校12校の建設を進める。日本の小中学校との姉妹校(フレンドシップ校)提携の国際交流も拡大する計画だ。2011年3月の東日本大震災の際はアジアの子どもたちから応援のメッセージが寄せられ、これに対する日本の子どもたちの感謝の思いも発信され、姉妹校提携を通じて国際交流の芽が大きく育っている。
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安倍首相が寄せ書きをする写真を見せられるベトナムの子どもたち 

AEFAの事業は、ベトナム、ラオスなど途上国での(1)学校建設(2)学校運営に住民参加(3)日本の学校との国際交流―の3点で、建設した学校と日本の学校がフレンドシップ協定を結ぶ国際交流は、日本の学校延べ95校が参加、現在は42校が交流を続けている。3・11の大震災の後の5月、原発事故で全村が計画避難区域になり、村を離れた福島県飯舘村の3つの小学校の子どもたちに対し、ラオス、ベトナムの子どもたちから応援のメッセージを寄せ書きした「鯉のぼり」(ひごい)が届けられた。

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珍しいこいのぼりにみんな興味津々

寄せ書きには「日本が早く復興しますように」「僕たちは友だち」などという応援の言葉が書かれ、飯舘の子どもたちを元気づけた。この鯉のぼりはさらに福島県内の小学校を回り、子どもたちは感謝の気持ちを別の鯉のぼり(まごい)に寄せ書きし、それがことし1月、ベトナムを訪問した安倍首相からベトナムノフートュ―B小学校の子どもたちに届けられた。

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海外から贈られた鯉のぼりと飯舘の子どもたち/こちらも大きさに感心しきり

その寄せ書きには「私たちは原発で避難しているけど、みなさんのおうえんメッセージでがんばれる気がします」「みなさんの思いが僕たちにとって大きな力になりました。ありがとう。これからもがんばりたいです」という感謝の言葉や「私の夢は消防隊員になって災害を受けた人々に幸せを配ってあげることです」「放射線をなくす科学者になりたいです」「地域のことや世界のことを勉強して世界の人の役に立てるような仕事をしたい」など、子どもたちの夢も書かれていた。

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お礼の寄せ書きする日本の子どもたち

このほか、2012年から東日本大震災で被災した福島県いわき市の全中学校が参加した「ワンコインスクールプロジェクト」もスタート、タイの山岳地域にあるファイコン中学校の建設支援が進められている。これまでに39校から約165万円が寄せられており、本年中には新しい学校が完成する予定だ。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:12 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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