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5千の大台を突破 歯の妖精 広がる協力 [2013年03月05日(Tue)]

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全国から寄せられた歯科撤去金属

日本歯科医師会の協力で日本財団が進める「歯の妖精」(Tooth Fairy)プロジェクトに参加する歯科医院が2月15日、5000を突破した。2009年6月のスタート以来3年9ヶ月での大台達成。関連ホームページにはプロジェクトを通じた社会貢献の意義や、さらなるネットワーク強化の必要性を語る参加医師の声も寄せられ、協力の輪が着実に広がりつつある。
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ミャンマー・シャン州に完成した学校と子どもたち

2月末現在の参加歯科医院数は5011。北海道から沖縄まで全国に広がり、地域別では関東の1348医院をトップに中部1018医院、近畿985医院などとなっている。プロジェクトでは、不要になった歯科撤去金属が日本財団に寄せられ、定期的にリサイクル業者に引き渡して金、プラチナ、パラジウム、銀の含有量を調べた上、換金している。

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神戸市にオープンするチャイルド・ケモ・ハウス

これまでに得られた資金は4億4000万円。ミャンマーでの学校建設に2500万円、神戸市・ポートアイランドに今春オープン予定の日本初の小児がん専門治療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」の建設に3億円を支援したほか、筋ジストロフィーや脳性マヒなどに苦しむ子供と家族が自然環境の中で数日間、疲れを癒す小児ホスピス「海のみえる森」=神奈川県・大礒町=の建設にも1億1千万円が支援される予定だ。

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「海のみえる森」予定地で関係者が記念撮影

こうした実績を踏まえ参加した関係者の声も積極的。歯の妖精プロジェクトのホームページに掲載された「参加歯科医院インタビュー」のコーナーには「ホームページで存在を知り“こんないいプロジェクトが”という感じですぐ登録した」、「これはすごい活動だと急いで参加した」といった感想から、「歯科医師として社会に貢献していきたい」、「歯の妖精の話をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」、「歯医者さんにはボランティア精神があるがネットワークがない。プロジェクトに参加している先生方とつながれたらうれしい」といった前向きの声が寄せられている。

プロジェクトの担当チームが次に目指すのは、国内の歯科医院6万5000の10%、6500医院の参加。担当者は「プロジェクトの輪を広げることで、ホスピスなど内外の子供の支援をさらに拡充させたい」と語っている。(宮崎正)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:08 | 寄付 | この記事のURL | コメント(0)
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