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自閉症講演会 [2007年07月13日(金)]


300人が会場を埋めた「自閉症講演会」


愛知県瀬戸市の瀬戸旭看護専門学校で7日、地元グループの「スウィートスマイル」が主催する「自閉症講演会」が開かれた。参加者は300人に上り、会場の体育館はメモを取りながら熱心に聴く人たちで席が埋まった。わずか5組の親たちが始めた自閉症への理解啓蒙活動は、多くの保育士、教師、福祉関係者らをひきつける運動に育ちつつある。

自閉症は先天性の脳機能障害といわれるが、一見、障害が無いかのような「外から見えにくい」という特性があり、それだけに周囲の理解を得ることが難しいとされる。障害の範囲のとらえ方によっては、かなりの比率にのぼるというが、専門的な対応が整っていない地域が多い。


熱心に聴く保育士さんら


「スウィートスマイル」は5年前、自閉症の子どもを持つ親たちが情報交換のために集まった勉強会から始まったグループで、瀬戸市を拠点にボランティアの支援も受けながら任意団体として活動している。代表の伊藤早雪(さゆき)さん、事務局長の功さんは、16歳の自閉症の息子を育てているご夫婦だ。夫婦は自らが子育てのために専門家を訪ね歩き学んだことが、他の親たちの参考になって喜んでもらえたことから「スウィートスマイル」を立ち上げ、勉強会や情報交換会を連続開催する子育て支援を始めた。

挨拶する「スウィートスマイル」の伊藤代表

今回の講師は大阪府発達障害者支援センター「アクトおおさか」の谷岡とし子副センター長。自閉症の特性を解説した後、「自閉症の人の情報処理方法に合わせた対応の必要性」を訴えた。講演後の意見交換では、「学校はどうしても規制が多くなる」と教師から問題提起があり、学校での対応方法などが話し合われた。

瀬戸市は市内の保育士たちに参加を呼びかけるなどの協力をしており、市の稲垣信夫健康福祉部長は「親の会のおかげで正しい理解が広がることを喜んでいます」と語っている。日本財団も講演会や勉強会など、グループの年間活動を支援している。「スウィートスマイル」への問い合わせはE-mail:sayuki@fa2.so-net.ne.jpかFAX:0561-85-2412で。
ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:30 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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