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女川の多機能水産加工施設が完成 カタール基金で漁業の再生を [2012年10月18日(Thu)]

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完成した多機能水産加工施設

中東の産油国、カタールが東日本大震災復興支援のために設けた「カタール フレンド基金(総額80億円)による第一弾として、宮城県・女川町石浜に建設を進めていた多機能水産加工施設がこのほど完成、サンマ漁が最盛期を迎えた10月13日、カタールや同町・水産関係者ら100人が出席して記念式典が施設内で開催され、復興のシンボルともいえる巨大施設「MASAKAR」(マスカー、アラビア語で伝統的漁法という意味)の完成を祝った。
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2階の大型冷凍室

この施設は、フレンド基金の中から約20億円の資金の助成を受けて建設。延べ床面積が約6800平米、地上3階建てで、1階は小型冷凍施設と柱だけのピロティ形式、2階には貯蔵能力6000トンの大型冷凍室があり、3階は震災時の避難場所として活用される。大津波対策も施されており、670人の直接雇用と130億円の経済波及効果が見込まれるという。

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式典に参加した関係者たち

式典では、カタールから来日したアブドゥラ・ビン・ハナド・アルアティーヤ行政監督庁長官が「心ばかりの貢献が被災者の夢と希望の実現に変化をもたらすことできれば幸いだ。ことしはカタールと日本の国交樹立40周年にあたり、両国間の友情が深まることを願っている」とあいさつ。同基金からの寄付を受け、この施設の建造を支援した日本財団の尾形武寿理事長は「この施設は次の世代まで恩恵を受け、海の未来を守るモデルケース的建物になるだろう。日本財団はこれからも被災者に寄り添い、復興の力になりたい」と語った。この後、須田善明・女川町長と施設の運営に当たる女川魚市場買受人協同組合の高橋孝信理事長がそれぞれ挨拶、支援への感謝を述べ、町の水産業の復興を誓った。

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挨拶するアルアティーヤ行政監督庁長官/尾形武寿・日本財団理事長

女川町は震災前までは日本有数のサンマの漁獲量で知られ、ホヤなど水産物の水揚げも多く、町の半数が水産業に関係していた。しかし、大津波のため沿岸部が大きな被害を受け595人が死亡、279人が行方不明(9月30日現在、宮城県調べ)になった。7割以上の水産加工施設も壊滅、復興のために多機能水産加工施設の再整備が水産関係者の悲願ともいえ、式典に出た関係者からは「ようやくここまで来たかというのが実感」という声が出ていた。既にサンマの受け入れも始めており、女川町の水産業再生の核になることは確実だ。

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大型冷凍室を見学する人たち/中心部に残された横倒しになった建物

総額で80億円の同基金は、今年月から2014年12月までの3年間にわたって、「教育」「医療」「水産業」の3つの分野を支援するもので、このほかにも福島、宮城、岩手の被災地で5つのプロジェクトに助成する計画という。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:00 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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