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注目を浴びるネレウス・プログラム [2012年04月26日(Thu)]

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ネレウス・フェローと連携校の研究者の面々

限りある海の恵みを枯渇させず、人類が恩恵を受け続ける術を探る「ネレウス・プログラム」が、いま脚光をあびている。2月17日にカナダで開かれた国際会議では、20年後の海には大きな魚がいなくなるという未来図がCG映像で紹介された。翌日には『サイエンス』誌の発行者でもあるアメリカ科学振興協会(AAAS)の年次大会でも、公式に記者会見のテーマとして取り上げられた。こうした一連の警鐘は各国の新聞に取り上げられ、世界的な広がりを見せている。
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ブリティッシュ・コロンビア大学の全景

ネレウス・プログラムは、2011年9月に本格的に始動した日本財団ブリティッシュ・コロンビア大学の共同事業。世界の名だたる6研究機関(ブリティシュ・コロンビア大学、プリンストン大学、デューク大学、ストックホルム大学、ケンブリッジ大学及び世界自然保全モニタリングセンター)と連携して、海の分野の人材育成を主眼としている。運営に当たっては、参加研究機関の指導陣が活発に議論をする科学会議が開かれ、日本財団海洋グループ担当常務の海野光行も毎回参加している。

現在、計10人の若手研究者が人材育成の対象として選ばれ、参加研究機関の奨学生となって学んでいる。彼らの研究目的は「将来の海の姿」を科学的、総合的に明らかにすること。そのために、文系や理系といった枠を超えて協力。最終的には魚の乱獲や環境汚染から海を守ることの大切さを研究成果としてまとめ、国際機関や各国政府への呼びかけを通して実践したい考えだ。

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アメリカ科学振興協会(AAAS)での記者会見の様子

カナダの国際会議を傍聴し、奨学生たちと交流した。20代にして権威ある『ネイチャー』誌に論文が掲載された若者がいた。別の1人は、海をめぐる複雑な諸問題について「今動かないと世界の海は救えない」と危機意識を話した。共通の問題意識のもと、他の参加機関に積極的に連携を取っていくという。他の奨学生も、マニアック、暗いなどといった研究者につきまといがちなイメージからは程遠い、社交的でバランスのとれた若者ばかりだった。重要な科学的発見、政策等への反映といった大きな成果が出てくるにはまだ時間が必要だろうが、世界の海を守るための熱意は十分にみなぎっていた。

ちなみにネレウスはギリシャ神話の海神。「海の老人」と呼ばれ、聡明で穏和な神であったとされている。(桑田由紀子)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:09 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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