東日本大震災支援に全力 日本財団の2012年度事業計画 [2012年04月11日(Wed)]
![]() 東日本大震災支援を語る笹川会長 記者会見で発表した事業計画によると、収支予算は、モーターボートレース売上からの受取交付金(約272億7500万円)を含む経常収益は約309億3800万円(前期比31億8200万円減)で、事業費は約297億7900万円(同31億9200万円減)。 大震災に関しては、国内外からの東日本大震災支援基金に約49億円(3月29日現在)の寄付があり、犠牲者への弔慰金・見舞金(一人につき5万円)の支給、NPO・ボランティア団体への100万円助成、被災小型船舶の修理事業、被災地での聴覚障害者支援事業―の4つを柱とした支援活動を実施した。新年度も引き続き、支援を継続する。 ![]() エールFOR日本への協力を呼び掛ける青木JOC常務理事(真ん中) 主な関連事業は次の通り。 1、原発事故に伴う放射線汚染問題に関し、4月21、22の両日福島県庁、飯舘村などで世界の放射線専門家と県庁職員、役場関係者、警察、消防、自衛隊、医師会、病院関係者らとの対話集会を開催する。 2、大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の30神社を対象に「鎮守の森復活プロジェクト」をスタートさせる。第1弾として、6月下旬に宮城県亘理郡山元町の八重垣神社で地元民や学生ら500人が参加して椎など約3500本の苗木を植樹する予定。 3、被災地支援のためドイツの自動車メーカーダイムラーAGから特殊車両50台の提供と200万ユーロの寄付があり、これを基に被災地での人材育成のため2012年4月から3年間限定で学校法人グロービス経営大学院仙台校に特別講座を開設。講座で学ぶ学生に奨学金を支給するほか、優れた新規事業(15〜20事業)を始めるための資金を助成し、新たな雇用創出を目指す「イノベーティブ基金」の創設。 ![]() 春の交流会で活動内容を話す笹川会長/2年ぶりに開催した交流会の会場 記者発表では、日本財団と公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が進めている被災地と第30回夏季オリンピック(ロンドン)日本代表を応援する「エールFOR日本」プロジェクトについて、JOCの青木剛常務理事が協力を呼び掛けた。春の交流会でも、趣旨に賛同した参加者から多くの寄付が寄せられた。(石井克則) |













