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新商品の売り上げは被災児童の支援に〜宮城県大崎市の酒造会社「一ノ蔵」 [2012年04月06日(Fri)]

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ビン詰めされる「3.11未来へつなぐバトン」(一ノ蔵提供)

「3.11未来へつなぐバトン」。これ、れっきとした清酒の商品名。ササニシキ発祥の地として知られる宮城県大崎市で、原料のコメづくりから手がける酒蔵「一ノ蔵」が開発した。3月26日に1升びん6本入りと4合びん12本入りの計400ケースを初出荷。「震災に遭い、全国の多くの人たちから支援を受けた。1年を経てやっと恩返しできるようになり、被災した子どもたちの役に立ちたいと思った」と松本善文社長。売上金は全額、日本財団が被災児童をサポートするために立ち上げた『ハタチ基金』に寄付される。
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新商品を手にする永井靖二さん

「一ノ蔵」は2万本近い商品が割れるなどの被害を受けた。復旧に向かう全社員174人を元気づけたのは、全国の一ノ蔵ファンからの励まし。「1日も早い再開を待っています」などの寄せ書きにまじって「熱海にある別荘を社員や家族の避難所に使って」という見ず知らずの人からの申し出もあった。昨年12月、社内に報恩のためのプロジェクトチームが作られた。「感謝の気持ちを業務で伝えよう」「デザインは明るい未来につながるようカラフルに」「受けたご恩をバトンに見立て、子どもたちへ、その次の世代へと引き継がれるネーミングを」…。社員らのアイデアが新商品像を具現化していく。

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トラックに積み込まれる新商品

新商品には手間ヒマがかけられている。使用米のササニシキは有機栽培。丈が高く台風に弱いことから最近では「ひとめぼれ」に押されがちだが、モチッとした歯応え、甘味もあることから、敢えてササニシキに決めた。今年2月から酒造りを行い、ビン詰めの作業…。2〜3月の寒さが酒造りに適して「口当たりがやさしく、スッキリしたキレもある。生酒なので少し冷やした方が良く、一口含むと蔵人たちの気持ちが伝わってくる」(マーケティング室の永井靖二さん)出来栄えだ。宮城県内の酒屋やデパート、日本名門酒会加盟店などに4月下旬まで出荷される予定だ。

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「一ノ蔵」の本社

小売価格は1・8L3100円、720mL1550円。もうけなしの「飲んでいただく」ことを優先した“通常値段”という。売上金の寄付先は「何にどう使われたか、はっきりしている」ということで『ハタチ基金』が選ばれた。同社顧問の石島正敏さん(石巻市在住)は「仙台などにぎわいを見せているが、少し車を走らせると仮設住宅が連なるなど復興はまだまだ途中です。弊社の感謝の気持ちを伝えるためには中途半端なモノは出せないと社員一同で知恵をしぼったが、出荷に際してなど派手な行事は控え、粛々とご恩返しに努めたい。それが社長以下みんなの意思です」と話した。(平尾隆夫)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:06 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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